和ヶ原聡司のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本編初の連続ストーリーとなった8巻ラストから首を長くして待ち望んだ9巻。一気に読み切りましたが、楽しみながらもさらに10巻へと続く罪作りな構成にはヤキモキさせられます。
9巻では遂にエンテ・イスラを舞台に物語が進むわけですが、それでも本作の売りである「ファンタジー世界」と「現代日本」のギャップコメディは健在。しかもそのギャップを本来異世界の住人であるはずのエミリアや魔王が「日本人」的立場で語るというところが面白い。おまえら日本に馴染みすぎたんや…。
人間関係的にも見せ場は多く、8巻で遂にデレをみせたエミリアは、下手するとヤンデレになりそうな勢いで陥落中だったり、鈴乃と魔王の距離が一気に近づ -
Posted by ブクログ
ネタバレさらわれた芦屋&ノルドおよび、異世界「エンテ・イスラ」に行ったまま帰ってこない恵美を助けるため、魔王様が鈴乃とアシエスとともに東大陸エフハサーンの皇都「蒼天蓋城」に向かうお話。
なんていうか、相変わらずクオリティが下がりませんねー。
前回の終盤でとうとう真奥や芦屋の正体に気付いてしまった梨香や、今回ばかりは異世界に行けず、ただ待つことしかできない千穂のいじらしさと逞しさとか、細かい部分が丁寧に描かれているので本当に面白かった。
いままで謎だらけだった「イェソドの欠片」についてとか「天使たちの行動・目的」とか、いろいろなことが少しずつ明らかになっていく様はワクワクするし、中でも今回特に -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った新刊。アニメも絶好調で、ファンとしては幸せすぎる今日この頃だけど、この巻もなかなかに凄かったなぁ。
つーか「エミリアが帰省する」という時点で壮大なフラグなんだけど、まさか何の前触れもなくいきなりパパンが現れたり、ヨウジョの妹が現れたり、挙げ句の果てには魔王様が試験に落ちたりと、とにかくてんこ盛りというか、読んでてワクワクさせられる面白さでした。
唯一難癖をつけるなら「いつものお話し」とはだいぶ趣が異なること、かな?
仕事に関連する話や絡みはほとんどなし。もっぱら「イェソドの欠片」をまつわる諸々の騒動と、帰ってこないエミリアに関する話で終わっちゃいましたね。
そういう意味では