和ヶ原聡司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前の三巻を受けた内容になっています。三巻のレビューに、これがターニングポイントになるのでは、と書きましたが、この四巻で、さらにはっきり打ち出されているように思います。
読んで思ったことは…。
魔王は魔王だった。人間はただ征服されるだけの存在ではない(かもしれない)。ルシフェルはやっぱりどっちに転ぶか分からない。
ルシフェルは天使と悪魔、両方の要素を持っています。「どっち側にも転べる」キャラクターを出したことで、広がりが出ているように思います。そしてこれからの展開においても、ルシフェルは鍵になるはず!(たぶん)
次の巻が待ち遠しいです!! -
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Posted by ブクログ
人間界に飛ばされてきた魔王とその部下、および勇者をめぐる物語の続編。一巻で刺客に襲われた魔王たちのもとへ新たな刺客が登場。魔王は人間を巻き込まないよう常に配慮していますが刺客たちにそれは期待できず(最初の頃の勇者にもその配慮は欠けていた)、魔王がはたらくファーストフード店の後輩(人間、女子高生)も巻き込むことになってしまいます。
バトルシーンも迫力ありますが、日常の描写が秀逸です。何より魔王が魔王と分かっても好意を寄せつづける後輩、ちーちゃんの存在が活きています。
リア充の魔王と非モテ(?)の勇者。二巻では魔王の部下ルシフェルのダメ男ぶりが際立ちました。一巻で刺客として登場したルシフェル、 -
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Posted by ブクログ
恋する女の子は可愛い、千穂ちゃんは恋する女の子可愛い…あれ、前もこんなこと書いたような。
ともあれ魔王さま子育てするの巻。
周囲で「子育て」という状況が発生したことのない私としては、思いがけず勉強になる事柄が多々ありました(ただ、作中の描写が必ずしも正解ではないとあとがきで釘を刺されてますが)。作者もとても入念に取材されているようで、子育ての大変さが伝わってきます。
どうやら今後も続くようですね。魔王と勇者がいた世界の核心に触れる話題も少しずつですが出てきてますし、今後の展開に期待です。
それと個人的には鈴木さんと芦屋の今後の進展も期待です。 -
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Posted by ブクログ
超庶民派ファンタジー2巻。時間帯責任者になった真奥に試練が降りかかる。
隣人とライバル店が新たに登場。隣人は、ちょっと露骨過ぎないか?いや、これあえて狙ってるのかな。ライバル店との争いとかもう現実社会すぎて泣ける。
相変わらずバイト命な魔王。もはや本当にこれでいいのだろうかと心配になるレベルじゃ収まらなくなりつつある。戦い<バイトなシーンは吹いたw
恵美がなんだかヒロインらしくなってきた気がする・・・「勇者」からは遠ざかりまくりだが。
千穂は相変わらず可愛い。本当に保護すべき、うん。真奥に一途なのに実りそうにないのは悲しすぎる。
漆原が何気に超素敵キャラだと思ったのは私だけか。たまにだけ -
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