リコピンのレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済みエドワードとシンシアの恋物語のような始まりですが、主人公はエドワードの妻であるイリーゼです。
シンシアにちょっかいかけてたロベルトは、端から見れば、低評価のろくでなしが幼馴染みに言い寄って振られた感じです。実際は、生まれ持った容姿(髪色)と環境のせいでひねくれたロベルトが、エドワードへの対抗意識で、好きでもない女に冷やかし半分で声をかけただけ。シンシアのあまりにもヒロイン的な言動に、まるでロベルトとエドワードがシンシアを取り合って争っているかのようですが。
エドワードとシンシアの都合で理不尽な婚姻無効を強いられたイリーゼは、ロベルトと結婚して元夫達に復讐することにします。(断罪ざまぁではありま -
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ネタバレ 購入済み
面白い
原作を読んだことがある気もするけど、それを抜きにしても世界観や物語が丁寧に描かれていて、わかりやすいし面白い。
転生、辛い現状、イケメンが見守ってくれるなかでひどい故郷の国ごと(そのうち)ざまあが好きな展開なので、ドンピシャで買ってよかった。
5巻でようやくタイトルを遂行できたけど、我慢強く優しい主人公がイキイキできる生活にこれからなっていくのが楽しみ。
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ネタバレ 購入済み
形振り構わず抗い、決して諦めなかったヒロイン。
強くてカッコいい姿ばかりではなく、打算的なところも良い。泣いたり照れたり落ち込んだりする姿もすべて魅力的だった。貴族令嬢らしくない努力の方向性も、前世もちという背景があるからこそすんなり受け入れられた気がする。
さて、お待ちかねのざまぁに関してはほぼ自爆という痛快さ。悪役令嬢としての役目を全うしたクリスティーナの大勝利。
「その後」も充実。面白かったー。もう一度じっくり読もう。
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ネタバレ 購入済み
公爵令嬢としての矜持。女性としての矜持。
たとえ悪役令嬢として婚約破棄を突き付けられたとしても、歯を食いしばりたった一人で立ち上がる美しさ。敵だらけの中、背筋を伸ばし真っ直ぐ突き進む強さ。
自分の力で道を切り拓くその姿に目を留めたヒーローの存在にどれだけ救われたか。
風向きは変わった。
続巻が楽しみでしかたない。
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ネタバレ 購入済み
誇り高くて聡明で、行動に伴う結果に責任を持つ覚悟があって、尚且つ努力家のクリスティーナがちゃんと評価されて良かったー!
苦境が続いたクリスティーナに、フリード様が寄り添ってくれているのがホント嬉しい。
早い段階でクリスティーナを認めてたらしいのが、婚約破棄した王太子殿下より組織的に上位の宰相閣下だったり実父だったり陛下だったりなのが、
さらに痛快です。
そして個人的にツボだったのが、ソフィアに失恋した(本人はそのつもり、に見える)クリスティーナの実兄ユリウス様。
政略結婚相手の ’性根の腐った’ テレーゼ様を素で振り回していて、無意識最強のクズ男か?いっそ清々しいな!? と目が離せません。 -
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購入済み
ヒロインが、頑張って、頑張って、掴んだ幸せ。
そして、国を護る公爵令嬢としての矜持と誇り。
愛だけでは、何もできない。
愛しているからこそ、愛されているからこそ、努力しなければならない。
王太子とソフィアは、それに気づけるのだろうか?
特に、ソフィアは! -
購入済み
本当の幸せをゲットして
ざまぁを回避したいヒロイン・ソフィアの思惑で断罪の場が変わった。その時物語の流れを思い出した悪役令嬢ことクリスティーナ。二人の転生者の記憶に基づく穏便に幸せになるための行動で、物語の流れが変わっていく。
クリスティーナは本当の悪役令嬢とは言えない。ヒロインを害していたものを止めなかった、その行いは公爵令嬢としての矜持。そのプライドを捨てたかのような行動は、彼女自身の矜持。頭を下げることすら自身を護るためのもの。上っ面なペラペラなものではない。
彼女自身を見て、きちんと本質を見極めた人たちがいる。大丈夫、本当の幸せを手に入れられるはずだから。 -
購入済み
クリスティーナ、素敵!カッコいい!
自分を見つめ直し、コツコツと努力していくなんて、中々できないのに。
しかも、誰一人味方もいないのに。
幸せになって欲しい。 -