安堂ホセのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ題名だけ見ると、最初「マッチング」を主題とした小説かなとも思ったが、読み初めてみると数ページまでは「女王様とマッチョ系美男子」の逆ハーレム小説かなと思ってしまった。感想が変わったのは、「キース」の幼馴染みである「モモ」が登場してから。ここからの展開でまず感じたことは、まず読み辛さ。書かれている「おまえ」が、たぶん「キース」だろうと思うが、もしかしたら「モモ」かも知れないと思ったり、或いは他の誰かなのかも知れないとも思った。また話している人、行動している人も「キース」視点なのか「モモ」視点なのか、もしかしたら「ファイヤード」かも、或いは「ダイモン」か。比較的分かり安いのは「マルセル」と「ミスユニ
-
Posted by ブクログ
ネタバレ南国での恋愛リアリティーショーの進化版のような話かなと思って読んでいました。
トラッキングシステムとか面白いなと思っていたのですがそれは全然本筋ではありませんでした。
モモの登場あたりから(最初から語りとしては存在していたけれど実際に登場してきてから)
全然違う話になってきて、人種の話やらLGBTQ的な話、思春期的な苦悩の話が
入り混じってどんどんゴチャゴチャしてきて頭の中はパニックになり
脱線のはずが脱線したまま全然戻ってこずに最終盤まで行ってしまうという何とも不思議な小説でした。
文章中で印象に残ったフレーズ。
「あらゆる芸術の中で最もキャンセルしづらいのは青春時代に聴いた音楽かもしれな -
Posted by ブクログ
ボラボラ島 デートピア 10人の男とミスユニバース1人 恋愛サバイバル
使用人マルセル 黒人 密会が見つかり暴行される
Mr.東京 が選ばれる
人種多様化の池袋
身体だけ時間を止めたい
モモ(鈴木百之介)中学生 の左睾丸摘出 キース(井矢汽水くん)=おまえ
土沢の店 水晶の中に冷凍睾丸 10万円 富豪が購入
大野ファイヤード純 転売ヤー 抽象図形のアニメーション アッシュソープ
ダイモン おまえを監督する オリンピア原宿 スタジオ
ファイヤード スタジオでダイモンからキースを紹介 キーフレーム投薬
虐殺投資家への尋問 世話係と実行係がおまえ 電気ショック 窃盗をし抜け出す
暗黒人種= -
Posted by ブクログ
小野講堂の対談に向けて。ページを繰る手が止まらず2時間ぐらいで読んでしまった。自分と他人、愛と憎悪、地上と地下、「仲間」と「恋人」、青と赤…様々な2つの言葉が並べられ、その概念同士の境界はひどく曖昧に描かれる。短い段落が淡々と繋げられながらも、映画的な視覚情報が丁寧に書き起こされた言葉の連なりには、何もかもが不確かな語り手が確かに持つニュアンスが散りばめられてはいる。が、決定的なことは霞がかっている。語り口には浮遊感をかんじることもあれば、水中に深く沈んでいくような感覚を覚えることもある…。繰り返し登場する青色の空間は、バリー・ジェンキンスの『ムーンライト』を想起するし、スリラーとしての見せ方
-
Posted by ブクログ
著者の前作「ジャクソンひとり」のときのような読んでいる間の爽快感はないが、世界を知らない自分にとって、新しい世界を垣間見れたような気分。
クルージングスポットで、男たちが互いに品定めし、気に入れば個室でセックスする。
そんな場所があるのだろうか。
それが異性の組み合わせだったら卑猥と思うのに、男同士だとあまり卑猥に思わない私の感性はいかがなものか。
主人公は肌の色が黒く、いぶきも同じく黒い。2人が一緒にいると、目をひくだろうと思う。なぜ日本人の一部の人はブラックという言葉を使うのだろう。彼らの方が目鼻立ちもはっきりしており、手脚も長く、外見的に優れていると思うのだが。
主人公は職場では「N