安堂ホセのレビュー一覧
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難しかった。恋愛リアリティーショーをやるのかと思ったら、その出演者のひとりMr.東京がフィーチャリングされ、彼の素性が彼に睾丸を摘出された知り合いによって語られる部分が大半を占めていた。ショーは、世界各国の男10人が 1人の女に選ばれるというもの。この10人はいわゆる「先進国」の白人ばかり。ショーの舞台フランス領ポリネシアにある島の原住民であるショーの補佐役黒人男性とその女がセックスしたというのも含めて、人種に関して何かを伝えたい話か。終盤の会話の中の、ハーフは両親、両親の国どちらの方も持つためにかわいいこどもになる、というのが印象的だ。
拷問尋問云々は何が言いたいの?Mr.東京の異質さを示す -
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小野講堂の対談に向けて。ページを繰る手が止まらず2時間ぐらいで読んでしまった。自分と他人、愛と憎悪、地上と地下、「仲間」と「恋人」、青と赤…様々な2つの言葉が並べられ、その概念同士の境界はひどく曖昧に描かれる。短い段落が淡々と繋げられながらも、映画的な視覚情報が丁寧に書き起こされた言葉の連なりには、何もかもが不確かな語り手が確かに持つニュアンスが散りばめられてはいる。が、決定的なことは霞がかっている。語り口には浮遊感をかんじることもあれば、水中に深く沈んでいくような感覚を覚えることもある…。繰り返し登場する青色の空間は、バリー・ジェンキンスの『ムーンライト』を想起するし、スリラーとしての見せ方
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Posted by ブクログ
著者の前作「ジャクソンひとり」のときのような読んでいる間の爽快感はないが、世界を知らない自分にとって、新しい世界を垣間見れたような気分。
クルージングスポットで、男たちが互いに品定めし、気に入れば個室でセックスする。
そんな場所があるのだろうか。
それが異性の組み合わせだったら卑猥と思うのに、男同士だとあまり卑猥に思わない私の感性はいかがなものか。
主人公は肌の色が黒く、いぶきも同じく黒い。2人が一緒にいると、目をひくだろうと思う。なぜ日本人の一部の人はブラックという言葉を使うのだろう。彼らの方が目鼻立ちもはっきりしており、手脚も長く、外見的に優れていると思うのだが。
主人公は職場では「N