真門浩平のレビュー一覧

  • ぼくらは回収しない

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    いきなりですが、ワタシが昨今の流行りでどうにも苦手なモノが2つありまして。

    1つめが、言語化です。
    流行ってますなー、言語化。しっかし、なんでもかんでも言葉にしてしまう今の風潮…、流石に野暮っていうか、下品くないですか?
    言語化出来る能力は素晴らしいとは思いますが、そこは余白を残して良いのではと多々感じます。すべてを言葉にするのは野暮ってもんです。シンプルに冷めます。

    2つめが、伏線回収です。
    これもよく見かけますなあ、アニメや小説などで伏線をばら撒けるだけばら撒いて、ドヤ顔で回収してる作品を…。
    そら自分で撒いた伏線なんだから回収できるに決まっとるやろ…。阿呆かいな。
    そもそも人生におい

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    2026年06月22日
  • ぼくらは回収しない

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    一本目「街頭インタビュー」、謎解きの外側に少し苦い物語が置かれていて心地よかった。大満足。

    最後の「ルナティック・レトリーバー」で題名「ぼくらは回収しない」が回収されてすっきり。

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    2026年06月11日
  • ぼくらは回収しない

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     ニュース番組で流れた街頭インタビューをきっかけに、SNSで起こった炎上。そのインタビューを受けていたのはクラスメートの姉だった。身内が理不尽な悪評の的になっている状況を救うために白羽の矢が立ったのは、人間観察眼が優れていることでちょっとした噂になっている伊達桐人だった。伊達はそのインタビュー映像に違和感を覚えるが。――「街頭インタビュー」

     結成五年目のお笑いコンビ「井の中のかわズ」。篠原美紀はその片割れであるボケの古井省吾に恋をする。うまくいきそうもない恋だったが、「井の中のかわズ」のお笑いコンテストでの受賞、省吾の気持ちの変化もあり、ふたりは付き合うことに。だけど付き合ったことで、今度

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    2026年05月31日
  • ぼくらは回収しない

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    一話一話が独立した形式のミステリ短編集。

    同級生の姉が炎上したという街頭インタビューに隠された謎に高校生が挑む「街頭インタビュー」や、日食の日に大学の学生寮で起きた密室殺人事件を調査する大学生たちを描いた「ルナティック・レトリーバー」など、全五篇が収録されています。

    個人的に特に推したいのは、「街頭インタビュー」。

    「SNSでの炎上」という現代的なテーマとミステリとしての謎が見事に融合し、互いの魅力を引き立て合っているからです。

    また、事件解決だけでは終わらない意外性のある展開も用意されており、読者自身の日頃の行いについても考えさせられる、ほろ苦さが印象的な一篇です。

    青春ミステリや

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    2026年06月28日
  • 紙魚の手帖Vol.27

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    初めましての文芸誌。
    創元社さんには、いつもミステリでお世話になっています。
    内容は、ミステリが多めではありますが、様々なジャンルが掲載されています。
    しばらく買ってみようと思います。

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    2026年03月20日
  • バイバイ、サンタクロース~麻坂家の双子探偵~

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    めちゃくちゃ面白い。本格ミステリの構造的な部分を揺さぶってくるのが好みだった。

    光文社による本格ミステリ作家の新人発掘プロジェクト〈カッパ・ツー〉第三弾作品。警察官の父親を持つ双子の小学生探偵が事件の謎を解く全6編の連作ミステリ。
    特筆すべきは、主人公である双子の対照的なキャラ造形。論理的思考を重視し、時に冷酷とも取れる推理をする兄・圭司と、人間心理や感情に寄り添い、優しさをもって事件に向き合う弟・有人。この二人の対比が、各話の謎解きに厚みを出しており、より物語的な仕掛けにも多角的な視点を与えている。全編を通じて二人の推理対決(のような構造)がそのまま双子の関係性や、成長、探偵としての在り方

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    2025年11月02日
  • 本格王2025

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    ネタバレ

    それ目的で買い、彼の短編と解説部しか読んでいないため、白井智之の「誰も読めない」だけのレビューです

    作品自体は先行して
    「もの語る一手」講談社刊 アンソロジー
    に掲載済みだが、購入を迷っていたところだったので安価なこちらは有難い

    ストーリーは
    プロ棋士が対局中に拉致され、ある男に冤罪を証明して欲しいと頼まれる
    彼の正体は、弟子を取らないポリシーがかつて一度だけ揺らいだ、将棋イベントで出会ったことのある家庭環境の思わしくない少年だった

    現在と過去の対局シーンや駒の動きが本気めで描写されているし、ミステリー要素にもゆるく絡んでくるので将棋が全くわからないという方には読みにくいかも

    有名な戦

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    2025年06月13日
  • バイバイ、サンタクロース~麻坂家の双子探偵~

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    麻坂家の双子の小学生・圭司と有人は一見そっくりだが、性格は正反対。論理を重んじ傍若無人で辛辣な圭司と、人間の心理を重んじる優しさを持った有人は、それぞれの観点から事件の解決に挑む。なんとも言えない読み心地の連作ミステリです。
    小学生が主体のミステリなので、穏やかな日常の謎ミステリだろうな、と思っていました。実際最初の二話はそうなんですよね。日常の謎だし、解決してからもほっこりゆったり。ところが三話の「サンタクロースのいる世界」では、なんと殺人が起こってしまいます。だけどこの解決はある意味優しさを持っていました。「時限爆弾」として真相を残すところがとっても素敵です。
    ただ、その後も人死にが続く…

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    2024年03月17日
  • バイバイ、サンタクロース~麻坂家の双子探偵~

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    双子の小学生のロジカルぶりに驚愕! 二重三重にも展開される濃密ミステリ #バイバイ、サンタクロース

    ■きっと読みたくなるレビュー
    双子の小学生である圭司と有人が中心となり、学校の友人たちと日常の謎や事件を解決していく連作短編集。学園モノのふんわりとしたミステリーと思いきや、ロジックガチガチの超本格モノです。

    館、密室、死体消失、ダイイングメッセージ、雪の足跡など、ミステリー好きが泣いて喜ぶ素材もたっぷり。特に双子の主人公の議論のやり取りは、多重推理を思わせるほどの論理展開です。

    謎解き以外では、やはりキャラクターが推しどころ。小学生とは全く思えないほどの推理がエグいんですが、性格や特徴が

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    2024年03月02日
  • バイバイ、サンタクロース~麻坂家の双子探偵~

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    小学生の圭司と有人の双子の兄弟。頭が良く、父親は刑事で身近に起こる謎を解決することを楽しんでいる。小学校で起こる出来事に込められた謎から殺人事件まで。勝ち気で誰に対しても遠慮しない圭司と、周りを見て冷静に優しく振る舞う有人。この真逆のコンビがとても面白い。少し強引な展開もないわけではないけれど、謎解きの面白さと事件に対して小学生が受け止めることとかこの作品ならではのような物があるのもいい。ラストの事件は特に興味深く最後まで気を抜けない。この先が楽しみな作家さん。

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    2024年01月30日
  • ぼくらは回収しない

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    短編集だけど、共通するテーマもあって全部の話をひっくるめて1冊って感じ
    最初の話が1番好きだった
    推理することの危険性みたいなのが描かれていた
    最後の話でも同じようなテーマがあって、出来事の全てを事件や推理に組み込むことの危なさとか、回収されないことへの受け止め方とかは大事だと思った
    推理の先にはその話の本当の狙いとか、作者が推理を通して伝えたいことが描かれていたんじゃないかと思う
    推理小説のように全てが上手く説明できる訳じゃないということを伝えていると思った

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    2026年06月25日
  • ぼくらは回収しない

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    文庫化してうれしい。
    サクッと読める。

    最初の街頭インタビューが1番好き。
    面白かったけどかなりライトで物足りず。

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    2026年06月25日
  • ぼくらは回収しない

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    思っていた以上にしっかりとしたトリックでした
    それ以上に動機や人間関係が丁寧に描かれていました

    1番好きな話は街頭インタビューです
    巧みに伏線が張られていました

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    2026年06月21日
  • ぼくらは回収しない

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    ネタバレ

    あまり短編は読まないのですが、なんとなく手に取り読みました。とってもライトに読める。ミステリーのようなミステリーじゃないような…全編通してなんとなく綺麗めな文章だなという印象でした。最後までこれはミステリー小説と思って読まない方がいいなと思っていたら最後はちゃんとミステリーでした。

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    2026年06月17日
  • ぼくらは回収しない

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    扱うテーマに目新しいものが多く、タイトルがおしゃれ。そしてタイトルはちゃんと回収される。
    ミステリーの短編集だからこその、真相が分かるまでの溜めがほとんどない感じでテンポがいい。でもミステリーは長編の方がより入り込めて好きだなあとも思った。
    勝手に連作短編だと勘違いしていて、繋がりを想像しながら楽しんでいたけれどそうじゃなかった。
    最初の短編が1番好きです。

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    2026年06月16日
  • ぼくらは回収しない

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    お初の作家さん 何かでおススメしてたのを見て

    説明に頼りすぎるかな?と思う話もあったが
    各話全体的に面白かった
    今後長編も読んでみたい

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    2026年06月08日
  • 本格王2025

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    白井智之の作品が入っているので購入!
    読んでみると、他の作品もそれぞれ話の切り込み方が違っていて面白かった。
    一部読んだ事のある話が混ざっていた気はするけど、
    個人的には潮谷験の話も読みやすかった。
    潮谷先生の作品は他の本も一度読んでみたい。

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    2025年09月08日
  • 本格王2025

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    ネタバレ

    【収録作品】
    序 本格ミステリ作家クラブ会長 麻耶雄嵩
    「速水士郎を追いかけて」真門浩平(『ぼくらは回収しない』所収)
    「概念探偵」潮谷験
    「スティームドラゴンの奇走」霞流一
    「縄、綱、ロープ」青崎有吾(『有栖川有栖に捧げる七つの謎』所収)
    「放送部には滅ぼせない」坪田侑也
    「誰も読めない」白井智之(『もの語る一手』所収)

    単行本収録の三作は既読。
    鉄道物は苦手なので、「スティームドラゴンの…」は面白さがよく分からない。
    「概念探偵」はシリーズ化希望。主人公のメンタルの強さが面白い。そして、まだこの手があったかという驚き。
    謎解き場面の絵面を想像するとシュール。
    「放送部には…」は素直な学園

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    2025年08月17日
  • バイバイ、サンタクロース~麻坂家の双子探偵~

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    6話の連作短編集です。小学生の双子が主人公で、舞台は学校や彼らの生活圏とくれば、ほんわか日常の謎的なやつを想像していたのですが、普通に人死ぬんだ!という…。個人的には兄の圭司に全く感情移入できなかったし、ラストも好きではない。うーん、期待しすぎたのが良くなかったのかなぁ。次作積読してるけど、しばらく読まないかも。

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    2024年12月29日
  • バイバイ、サンタクロース~麻坂家の双子探偵~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    最後の数千葉
    消えたペガサスの謎
    サンタクロースのいる世界
    黒い密室
    誰が金魚を殺したのか
    ダイイングメッセージ

    双子の小学生探偵ということで、ほのぼの系…… というわけではない。小学校低学年の俺様探偵にはついていけないなと読むのがしんどくなる。内容もだんだん鬱々としていき、どんな事件が起こるかはわからなくても結末が予想できてしまう。
    双子の関係性や圭司の態度、ダークな内容は、麻耶雄嵩を思い起こさせるが、こっちはなぜか読みづらかった。

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    2024年10月25日