真門浩平のレビュー一覧
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ニュース番組で流れた街頭インタビューをきっかけに、SNSで起こった炎上。そのインタビューを受けていたのはクラスメートの姉だった。身内が理不尽な悪評の的になっている状況を救うために白羽の矢が立ったのは、人間観察眼が優れていることでちょっとした噂になっている伊達桐人だった。伊達はそのインタビュー映像に違和感を覚えるが。――「街頭インタビュー」
結成五年目のお笑いコンビ「井の中のかわズ」。篠原美紀はその片割れであるボケの古井省吾に恋をする。うまくいきそうもない恋だったが、「井の中のかわズ」のお笑いコンテストでの受賞、省吾の気持ちの変化もあり、ふたりは付き合うことに。だけど付き合ったことで、今度 -
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めちゃくちゃ面白い。本格ミステリの構造的な部分を揺さぶってくるのが好みだった。
光文社による本格ミステリ作家の新人発掘プロジェクト〈カッパ・ツー〉第三弾作品。警察官の父親を持つ双子の小学生探偵が事件の謎を解く全6編の連作ミステリ。
特筆すべきは、主人公である双子の対照的なキャラ造形。論理的思考を重視し、時に冷酷とも取れる推理をする兄・圭司と、人間心理や感情に寄り添い、優しさをもって事件に向き合う弟・有人。この二人の対比が、各話の謎解きに厚みを出しており、より物語的な仕掛けにも多角的な視点を与えている。全編を通じて二人の推理対決(のような構造)がそのまま双子の関係性や、成長、探偵としての在り方 -
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ネタバレそれ目的で買い、彼の短編と解説部しか読んでいないため、白井智之の「誰も読めない」だけのレビューです
作品自体は先行して
「もの語る一手」講談社刊 アンソロジー
に掲載済みだが、購入を迷っていたところだったので安価なこちらは有難い
ストーリーは
プロ棋士が対局中に拉致され、ある男に冤罪を証明して欲しいと頼まれる
彼の正体は、弟子を取らないポリシーがかつて一度だけ揺らいだ、将棋イベントで出会ったことのある家庭環境の思わしくない少年だった
現在と過去の対局シーンや駒の動きが本気めで描写されているし、ミステリー要素にもゆるく絡んでくるので将棋が全くわからないという方には読みにくいかも
有名な戦 -
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麻坂家の双子の小学生・圭司と有人は一見そっくりだが、性格は正反対。論理を重んじ傍若無人で辛辣な圭司と、人間の心理を重んじる優しさを持った有人は、それぞれの観点から事件の解決に挑む。なんとも言えない読み心地の連作ミステリです。
小学生が主体のミステリなので、穏やかな日常の謎ミステリだろうな、と思っていました。実際最初の二話はそうなんですよね。日常の謎だし、解決してからもほっこりゆったり。ところが三話の「サンタクロースのいる世界」では、なんと殺人が起こってしまいます。だけどこの解決はある意味優しさを持っていました。「時限爆弾」として真相を残すところがとっても素敵です。
ただ、その後も人死にが続く… -
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双子の小学生のロジカルぶりに驚愕! 二重三重にも展開される濃密ミステリ #バイバイ、サンタクロース
■きっと読みたくなるレビュー
双子の小学生である圭司と有人が中心となり、学校の友人たちと日常の謎や事件を解決していく連作短編集。学園モノのふんわりとしたミステリーと思いきや、ロジックガチガチの超本格モノです。
館、密室、死体消失、ダイイングメッセージ、雪の足跡など、ミステリー好きが泣いて喜ぶ素材もたっぷり。特に双子の主人公の議論のやり取りは、多重推理を思わせるほどの論理展開です。
謎解き以外では、やはりキャラクターが推しどころ。小学生とは全く思えないほどの推理がエグいんですが、性格や特徴が -
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ネタバレ【収録作品】
序 本格ミステリ作家クラブ会長 麻耶雄嵩
「速水士郎を追いかけて」真門浩平(『ぼくらは回収しない』所収)
「概念探偵」潮谷験
「スティームドラゴンの奇走」霞流一
「縄、綱、ロープ」青崎有吾(『有栖川有栖に捧げる七つの謎』所収)
「放送部には滅ぼせない」坪田侑也
「誰も読めない」白井智之(『もの語る一手』所収)
単行本収録の三作は既読。
鉄道物は苦手なので、「スティームドラゴンの…」は面白さがよく分からない。
「概念探偵」はシリーズ化希望。主人公のメンタルの強さが面白い。そして、まだこの手があったかという驚き。
謎解き場面の絵面を想像するとシュール。
「放送部には…」は素直な学園