ぼくらは回収しない

ぼくらは回収しない

1,799円 (税込)

8pt

数十年に一度の日食が起きた日、名門大学の学生寮で女子学生が亡くなった。密室状態の現場から自殺と考えられたが、小説家としても活躍し、才気溢れた彼女が死を選ぶだろうか? 三年間をともに過ごしながら、孤高の存在だった彼女と理解し合えないまま二度と会えなくなったことに思い至った寮生たちは、独自に事件を調べ始める――。第十九回ミステリーズ!新人賞受賞作「ルナティック・レトリーバー」を含む五編を収録。大胆なトリックと繊細な心理描写で注目を集め、新人賞二冠を達成した新鋭による、鮮烈な独立作品集。/【目次】街頭インタビュー/カエル殺し/追想の家/速水士郎を追いかけて/ルナティック・レトリーバー

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ぼくらは回収しない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読みやすく、ミステリー要素もあって楽しい。
    話ごとにメッセージが込められており、それらがとても共感できて自分には刺さった。

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

     推理小説だから、逃さないぞと気合を入れて読んだのに、まさかの伏線を回収しないとは、、、綺麗にやられた感じにむしろ清々しくなる。タイトルを意識していればよかった。新しいタイプで、面白い。

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    おおー!これ面白い。ざっくり言えば青春ミステリーにカテゴライズされる短編集だが、なかなか凝っている。トリックや謎解き部分も悪くないけれどそれ以外の部分が冴えわたる。トピックスをうまくストーリーにしているところが良いし、何よりどこか風刺が効いた作風がある意味どんでん返し的驚きをもたらしてくれた。お気に

    0
    2024年08月09日

    Posted by ブクログ

    人が死なない日常の謎から、しっかり殺人事件が起きるものまである5篇のミステリ短編集。おもしろかったー!単にトリックだけに力を入れたものではなくて、人間の心の複雑さ、身勝手さ、人間関係から発する痛みなどが描かれていて面白かった。

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    ほんタメで紹介されていたので。
    ミステリーとしては普通でしたが、物語として良かったです。さらっと読みやすいので寝る前とか電車で読むのに最適。
    1番最初のが好きだったなぁ。

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    ロジックと謎解き後の余韻が冴えわたる青春本格ミステリ短編集。今年はやっぱり、短編集の当たり年だった。

    「街頭インタビュー」
    観察眼に優れた高校生が、SNS被害に遭ったクラスメートの困り事解決に挑むが…。個人的には本作が一番好き。人の内面を推し量る難しさに唸る。

    「カエル殺し」
    祝勝会の最中で起き

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    一気に読みました。最後の短編「ルナティック・レトリーバー」は、秀逸でした。
    お互い推理し合う過程と明かされるトリックが非常に素晴らしくて、圧巻でした。

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    5つの短編集。ミステリー。
    どれもひねりが聞いていておもしろい展開だった。すこしイヤミスっぽい、登場人物に心移せない感ありなのが個人的に★減で、ミステリー読みの人には完成度高いと思います。
    「街頭インタビュー」
    人を観察するのが好きで得意だという評価も得ている僕は、街頭インタビューでSNSに叩かれて

    0
    2024年10月15日

    Posted by ブクログ

    日常の謎から殺人事件まで幅広く扱いながら、どの話もキャラが活かされたテンポで展開されており面白かった。

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    5つの話から成る短編小説。
    『追想の家』と『ルナティック・レトリーバー』がとくに好きだった。
    場面描写とセリフ回しがちょうどよく読みやすかった。

    何もかも鮮やかに繋がり回収される出来事なんていうものはないのかもしれない。けれどもふとしたときに、報われる思いもきっとあるんだろうな。

    0
    2024年10月06日

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