矢口高雄のレビュー一覧
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事実に基づいた内容で、
ドキドキしながら読みましたが、
羆(ヒグマ)が人間を襲う描写は、
かなり凄惨で、
読み返すのは私には厳しい。
もう一つ話が付いていて、
カモシカと密猟者の話。
この話も面白かったです。
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一条さんオモローオモローオモローオモローオモローオモローオモロー
早く単行本でてええええ!!!
豆苗ーーー!!ーーー!! -
矢口高雄さんが亡くなられる直前にマタギを読みました。この独特の世界観に興味を持ち、あらすじから自分好みのこの作品を購入してみました。発表は70年代ですが、矢口さんの若い頃の時代がモチーフなのですね。あの頃の昭和中期の田舎の喜びと苦しみが感じられ、スピンオフ作品や続編も読みたくなりました。
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読んでみて、日本海での津波被害は歴史的に珍しいだけに、多くの油断があったのだな、と気付かされる。著者が秋田県の内陸部の出身だけに、この「油断」の表現が逆に迫力があるのだ。
これは、全巻読み通さねばなるまい。 -
(01)
残酷さがある.残酷はしかし,動物たちの世界に置かれたとき,とりわけマタギが駆け巡る山の哺乳類たちの生殺の関係に置かれたとき,やや残酷味は薄まる.
殺すのも当然,殺されるのも当然,突然死んでしまう偶然もどこか必然となるような山に向かってマタギは生きている.村人たちの日常をよそに,マタギたちは...続きを読むPosted by ブクログ -
釣りキチ三平は自分が小学校1年生の時の漫画でした。
漫画見て、自分もやりたくてつり竿握った記憶があります。
ただ、魚紳さんの目が釣り針で見えなくなった場面がなんとも幼心にトラウマになって
とうとう針が怖くてやめてしまった記憶が・・・・。
あっ!!!漫画は面白いですよ。懐かしくて・・・。VSっ...続きを読む -
釣り漫画の金字塔、釣りキチ三平もついに最終編です。今までの明るくほんわかしたふいんきと1線をがし、シリアスな内容ですがそこはキャラクターたちの力で湿っぽくなりすぎず、今まで出てきた話を上手く纏めながら読み応えのある内容になっています。
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吉村昭の「羆嵐(くまあらし)」を読んでいたので、同じ事件を扱った矢口高雄の漫画を読んでみた。この漫画の原作は戸川幸夫の「羆風(ひぐまかぜ)」で、「羆嵐」と「羆風」は同じ三毛別羆事件を取り扱っている。紛らわしいですね。
「羆嵐」よりもこちらの方が史実っぽいなあと思ったら、矢口高雄本人がさらに追加取材を...続きを読むPosted by ブクログ -
コミックながらズッシリとくる...!
ただ楽しい、素晴らしい、ではなく残酷で切なかったり、複雑な思いなエピソードもあったりと、読者に色々考える機会を与えてくれる一冊でした。
狩りとは何か、、、。物が溢れスーパーで普通に肉が売られている現代に生きていると、圧倒的人間が優位になる武器「銃器」使っての...続きを読むPosted by ブクログ -
本来、人間は自然の一部である。
自然というフィールドにおいて、人間と他の動物とは対等であるべきなのだ。
大正四年十二月、三毛別羆事件として知られるこの事件は、二日で六名の死者を出す被害となった。
開拓民の村を羆が襲い、女子供を食べては、何度も現れる。
どこから羆が襲ってくるのか、村は恐怖...続きを読むPosted by ブクログ -
20181210 マンガだから成り立つ話。ノンフィクションと思える力作。一編一編がきっちりとまとまってるので読み飛ばしができない。思ったより読み終わるのに時間がかかったのは一編のおもみのせいだとおもう。Posted by ブクログ
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奥羽山脈の山里で、様々な野生動物と対峙するマタギたちの物語。
これまでにアイヌの熊打ちに関する書籍はいくつか読んだことがあるんですけど、東北マタギのツキノワグマ狩りの事はほとんど何も知らなかったので、とても興味深く読みました。
単なる狩猟技術の継承にとどまらず、「流派」や「信仰」の域にまで達してい...続きを読むPosted by ブクログ -
単に「猫可愛い」というペット好きな方にはオススメできないエッセイ。
理由は著者が幼少時に体験したネズミ捕りや祖母の猫にまつわる話が残酷さ。
ただ、当時の東北、しかもドがつくほどの田舎の農村ではそもそもペットという感覚がないのが当たり前なので、決して著者が残忍な訳ではもちろんない。
あえて人間と生き物...続きを読むPosted by ブクログ