矢口高雄のレビュー一覧

  • 釣りキチ三平(2)
    この作品を読むと、なるほど、確かに釣りってロマンの塊だなぁと思います。あの釣れた時の快感何にも代えがたいですよね。
  • 釣りキチ三平(3)
    久々にこの時代のマンガを読んだので、なんだかさみしいような、それでいて幸福な気持ちになりました。おすすめです。
  • 釣りキチ三平(1)
    初めて読みましたが、昔釣りをしたときの思い出がよみがえってきて、とても良かったです。続きも読みたい!
  • マタギ(2)

    自然が美しい

    子供のころ読んで、また読みたくなって読んだ。
    古い作品なので、人物の表現方法や、女性の描き方が古臭いところはあるが、とにかく自然の美しい描き方には、相変わらず引き込まれてしまう。
    マタギの話ではあるが、狩られる方の動物の表現も素晴らしく、読み応えのある作品だと思う。
  • 釣りキチ三平(58)
    最近テレビでアカメを見たので、小学生の時に読んだ釣りキチ三平が気になり、購入して読んだけど当時ほどの感動は無かった。でも矢口漫画の景色や描写は今見ても色褪せないですね。
  • ヤマケイ文庫 野性伝説 羆風/飴色角と三本指
    事実に基づいた内容で、
    ドキドキしながら読みましたが、
    羆(ヒグマ)が人間を襲う描写は、
    かなり凄惨で、
    読み返すのは私には厳しい。

    もう一つ話が付いていて、
    カモシカと密猟者の話。
    この話も面白かったです。

  • モーニング 2021年10号 [2021年2月4日発売]

    一条さんおもろー

    一条さんオモローオモローオモローオモローオモローオモローオモロー
    早く単行本でてええええ!!!
    豆苗ーーー!!ーーー!!
  • ヤマケイ文庫 おらが村

    この昭和のかほり

    矢口高雄さんが亡くなられる直前にマタギを読みました。この独特の世界観に興味を持ち、あらすじから自分好みのこの作品を購入してみました。発表は70年代ですが、矢口さんの若い頃の時代がモチーフなのですね。あの頃の昭和中期の田舎の喜びと苦しみが感じられ、スピンオフ作品や続編も読みたくなりました。
  • ヤマケイ文庫 おらが村
    日常の中で見逃してしまうかもしれないこと、一人一人の心の中でしか分からないこと、人生とは幸福とは何かを考え直せるように思う。
  • 激濤(4)

    日本海中部地震…

    …というのが、この作品で描かれている地震の正式名称だが、「秋田県沖地震」でも検索に引っ掛かる。
    東日本大震災の津波被害とリアルタイム映像を見てしまった後では、規模の違いはあるが、心に響くものがある。特に、作者が秋田県内陸部出身で、津波というものに全く予備知識が無かったらしいのが、逆に同様な読者に発表...続きを読む
  • 激濤(1)

    秋田沖地震が題材だが…

    読んでみて、日本海での津波被害は歴史的に珍しいだけに、多くの油断があったのだな、と気付かされる。著者が秋田県の内陸部の出身だけに、この「油断」の表現が逆に迫力があるのだ。
    これは、全巻読み通さねばなるまい。
  • ヤマケイ文庫 マタギ
    (01)
    残酷さがある.残酷はしかし,動物たちの世界に置かれたとき,とりわけマタギが駆け巡る山の哺乳類たちの生殺の関係に置かれたとき,やや残酷味は薄まる.
    殺すのも当然,殺されるのも当然,突然死んでしまう偶然もどこか必然となるような山に向かってマタギは生きている.村人たちの日常をよそに,マタギたちは...続きを読む
  • バーサス魚紳さん!(1)

    なんだか懐かしい。

    釣りキチ三平は自分が小学校1年生の時の漫画でした。
    漫画見て、自分もやりたくてつり竿握った記憶があります。
    ただ、魚紳さんの目が釣り針で見えなくなった場面がなんとも幼心にトラウマになって
    とうとう針が怖くてやめてしまった記憶が・・・・。
    あっ!!!漫画は面白いですよ。懐かしくて・・・。VSっ...続きを読む
  • 釣りキチ三平(64)

    ついに完結

    釣り漫画の金字塔、釣りキチ三平もついに最終編です。今までの明るくほんわかしたふいんきと1線をがし、シリアスな内容ですがそこはキャラクターたちの力で湿っぽくなりすぎず、今まで出てきた話を上手く纏めながら読み応えのある内容になっています。
  • ヤマケイ文庫 野性伝説 羆風/飴色角と三本指
    吉村昭の「羆嵐(くまあらし)」を読んでいたので、同じ事件を扱った矢口高雄の漫画を読んでみた。この漫画の原作は戸川幸夫の「羆風(ひぐまかぜ)」で、「羆嵐」と「羆風」は同じ三毛別羆事件を取り扱っている。紛らわしいですね。
    「羆嵐」よりもこちらの方が史実っぽいなあと思ったら、矢口高雄本人がさらに追加取材を...続きを読む
  • ヤマケイ文庫 マタギ
    コミックながらズッシリとくる...!

    ただ楽しい、素晴らしい、ではなく残酷で切なかったり、複雑な思いなエピソードもあったりと、読者に色々考える機会を与えてくれる一冊でした。

    狩りとは何か、、、。物が溢れスーパーで普通に肉が売られている現代に生きていると、圧倒的人間が優位になる武器「銃器」使っての...続きを読む
  • ヤマケイ文庫 野性伝説 羆風/飴色角と三本指
     本来、人間は自然の一部である。
     自然というフィールドにおいて、人間と他の動物とは対等であるべきなのだ。

     大正四年十二月、三毛別羆事件として知られるこの事件は、二日で六名の死者を出す被害となった。
     開拓民の村を羆が襲い、女子供を食べては、何度も現れる。
     どこから羆が襲ってくるのか、村は恐怖...続きを読む
  • ヤマケイ文庫 マタギ
    20181210 マンガだから成り立つ話。ノンフィクションと思える力作。一編一編がきっちりとまとまってるので読み飛ばしができない。思ったより読み終わるのに時間がかかったのは一編のおもみのせいだとおもう。
  • ヤマケイ文庫 マタギ
    奥羽山脈の山里で、様々な野生動物と対峙するマタギたちの物語。

    これまでにアイヌの熊打ちに関する書籍はいくつか読んだことがあるんですけど、東北マタギのツキノワグマ狩りの事はほとんど何も知らなかったので、とても興味深く読みました。
    単なる狩猟技術の継承にとどまらず、「流派」や「信仰」の域にまで達してい...続きを読む
  • 三毛猫がくれた幸福 ボクを癒してくれた「役立たず」のナッコ
    単に「猫可愛い」というペット好きな方にはオススメできないエッセイ。
    理由は著者が幼少時に体験したネズミ捕りや祖母の猫にまつわる話が残酷さ。
    ただ、当時の東北、しかもドがつくほどの田舎の農村ではそもそもペットという感覚がないのが当たり前なので、決して著者が残忍な訳ではもちろんない。
    あえて人間と生き物...続きを読む