【感想・ネタバレ】ヤマケイ文庫 おらが村のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年04月15日

辺境の田舎出身なので、冒頭からしみじみ共感した。心境や境遇がすごくリアルだと思う。絵ももちろん素晴らしい。

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

昭和30年代の東北の山村を舞台、村会議員高山家が直面する厳しい自然と過疎の現実。民俗学的に貴重な一冊。

「釣りキチ三平」の作者の隠れた名作。ヤマケイ文庫で復刊。作者の出身の集落をモデルとした作品。詩情豊かな中にも出稼ぎや過疎、嫁不足などのリアルな田舎の現実が丹念に描かれている。

平成から令和、昭...続きを読む和はますます遠くなるばかり。今やおらが村は限界集落と化したか消滅しているかもしれない。

ヤマケイ文庫は独特のテーマで再版が多いのが実にありがたい。

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Posted by ブクログ 2020年03月13日

1973年から1975年まで週刊漫画誌に連載された作品。高度経済成長期の東北地方の中山間地域が舞台。第一次産業に従事する人たちが大半の農村地域、冬には雪に閉ざされ農作業もできず、東京に出稼ぎに出る男性が多い。上京も夜行列車という時代。春の訪れとともに故郷に戻り、農作業をし、家を支え、長男は家を継ぎ、...続きを読む女系姉妹は婿取りで家を継ぎ、家を守っていく。一方、冬に出稼ぎ、春は失業保険を収入の一部としつつ農業に勤しみ、冬に到来とともに再び都会への出稼ぎという生活。出稼ぎは、他方で失業保険をいう意味も持っていたとは、成る程、初めて気づいた。。。。

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Posted by ブクログ 2019年07月03日

「ディスカバー・ジャパン」とか、今でも余裕で言われていることが昭和中期を描いた作中に出てきて、まったく世の中進歩してないのを思い知った。
俺は田舎が好きだが、基本は東京住まいでホントの田舎の感覚を知らずに生きてきたクチなので、このマンガを読んでいて都会の人(ちょっと批判的に描かれたりする)が出てくる...続きを読むと、「ああ俺こっちの人物だわ」と恥ずかしい気持ちになった。
あと、この人のマンガのおてんばキャラは相変わらず素晴らしいですね。完全にゆりっぺですけどね。

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購入済み

この昭和のかほり

2020年12月31日

矢口高雄さんが亡くなられる直前にマタギを読みました。この独特の世界観に興味を持ち、あらすじから自分好みのこの作品を購入してみました。発表は70年代ですが、矢口さんの若い頃の時代がモチーフなのですね。あの頃の昭和中期の田舎の喜びと苦しみが感じられ、スピンオフ作品や続編も読みたくなりました。

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Posted by ブクログ 2020年10月03日

日常の中で見逃してしまうかもしれないこと、一人一人の心の中でしか分からないこと、人生とは幸福とは何かを考え直せるように思う。

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