【感想・ネタバレ】マタギ(2)のレビュー

あらすじ

大自然にはひとつの掟がある。それは生きとし生けるものに共通にある久遠の共栄による「調和」である。生きていくためには、殺戮や侵略もまた調和なのである。生活圏を人間と近くならざるを得なくなった熊も例外ではない…。マタギである三四郎は、村に現われ始めた熊を討つためその機会をじっくりと待っていた。一時期はその熊と遭遇することもあったが、三四郎には確実にしとめられる勝算があったのだ、それはそう、ここ日本海側の山脈は日本有数の豪雪地帯なのだ! 雪が降れば足跡がつく。そして冬眠前となればいくところはひとつ! 歴戦のマタギ・三四郎の勘は見事に的中! はたしてあの熊を討ち取れるのか! 矢口高雄先生がお贈りする大自然の中に生きる人々、そして生命をテーマにした壮大な物語。第五回日本漫画家協会賞大賞受賞作。第2巻(全4巻)!!

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感情タグBEST3

購入済み

大自然の掟、そこには慈しみや優しさがある一方で無情な殺戮や捕食が存在する。
混沌としているようで一つの大きな流れがあり、それを表すには調和という言葉こそふさわしい。
その途方もなさにはただ茫然としてしまうのみだ。

#感動する #エモい #深い

1
2022年06月17日

購入済み

自然が美しい

子供のころ読んで、また読みたくなって読んだ。
古い作品なので、人物の表現方法や、女性の描き方が古臭いところはあるが、とにかく自然の美しい描き方には、相変わらず引き込まれてしまう。
マタギの話ではあるが、狩られる方の動物の表現も素晴らしく、読み応えのある作品だと思う。

#癒やされる #タメになる

2
2022年01月03日

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