オリバー・バークマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ情熱とは、自ら作り出すものであって、見つけるものではない。しっかり取り組めば、どんなものにも情熱は生まれる。
FBIが考え出した革新的な銀行強盗の対処法=銀行強盗に対して笑顔で対応する。強盗は恐怖を感じるはず。人間関係を構築されそうになると感じる。
自分の力量を過大に評価する自信過剰な人ほど生き残れる。
根本的な帰属の誤り=性格の重点を置きすぎて、環境に注意を払わない。自分の比較をするのに、都合の悪い相手(自分よりできる人の集団)で比べてしまう傾向がある。
人は恩恵を受けるよりも恩恵を施すことで相手を好きになる。ベンフランクリン効果。認知的不協和を嫌うから。
2分ルール=2分以内でできると思うことは直ちに実行する。2分なら仕事を忘れない。
やる気は行動の後についてくる。
抵抗心はよい道しるべ=抵抗が芽生えるということは重要なこと、と認識している証拠。
やることリストとやらないことリストをつくる。やることリストは、マスターリストとデイリーリストにわける。デイリーだけ済めばいいようにする。
記録を取る=記録を活用しようとする=食事の記録は健康的になろうとする自分をつくる。
計画の誤謬=計画は必ず伸びる。計画は立てない。動きながら進路を調整すること。
編み物のような仕事を常に持ち歩く=少しの時間でもできて必ず進展があるもの。
優先順位や格付け制度は幻想にたきつけられた考え。仕事の全体量を減らすことを考えたほうがいい。
名前は覚え育位。
毎日1ドルずつ貯金する。
苦労したことが成功の要因であると結び付けているだけ。
自制心を働かせるのは、エネルギーが必要。
習慣ずけのために3週間かかる、というのは神話。習慣は必要性に対する反応だから、必要性がなければ続かない。
37%ルール。選びうる選択肢のうち、最初の37%は無視して、その後それよりいい一つを選ぶ。
凡庸であることのメリット。平均人間になろうとしてもなれない。完璧であろうとしないほうが幸せになれる。
最終結果はいかなる場面でもコントロールできない。
急激な変化を求める態度は、結局は成功しない。 -
Posted by ブクログ
ネガティブな思考を推奨するというより、極端なポジティブ思考に警鐘を鳴らす本。ポジティブな自己啓発本や、その考え方を完全否定するわけでもない。ちょっと本のタイトルがズレている気がする。
自己啓発書を読んだ直後は、興奮状態になって、一時的にやる気が出る。似たような自己啓発本を続けて読んだり、関連するセミナーを受けてみたり。ところが、現実とのギャップを知り、精神を病むことになる。内省的な方であれば、早々にギャップに気づき、苦しむもの。
結論としては、「ポジティブ思考は程々に。自己啓発本に踊らされてはダメ。批判的な目を持って。ネガティブケイパビリティを受け入れられる、ニュートラルな心の状態がちょうどいいよ。」という感じだった。そして、この適度な心のバランスへと導く「ストア哲学」の考え方も興味深い。
私個人はネガティブ思考である。何かに挑戦しても、他人ほど結果は出せない。まあ、それでも良いんだ。周囲と比べて、自分を無理やり明るい人間に変えようと、無理に努力する必要は無い。ひねくれて感じが悪い人にはなりたくないけれど、不完全で不安定な自分を受け入れ、穏やかな笑顔でいたい。 -
Posted by ブクログ
著者はイギリスの新聞社のコラムニスト。
一言でいうと希望を捨てることで自由になれるという。頑張れば成し遂げられるという希望。全てを計画通りにコントロールし苦痛を避けたいという希望。いつか本当の人生が始まるという希望。そのうち自信満々で人生本番を生きられるに違いないという希望。そんな希望は今すぐ捨てたほうがいい、と。
人生の時間は限られていて、そのなかの限られた範囲しか自分ではコントロールできず、その真実を受入れたほうがずっと豊かに生きられるともいう。有限性を受け入れられるための10のツールは
1.「開放」と「固定」のリストをつくる
2.先延ばし状態に耐える
3.失敗すべきことを決める
4.できなかったことではなく、できたことを意識する
5.配慮の対象を絞り込む
6.退屈で、機能の少ないデバイスを使う
7.ありふれたものに新しさを見いだす
8.人間関係に好奇心を取り入れる
9.親切の反射神経を身につける
10.何もしない練習をする
賛否両論ありそうだが、色々な犠牲を顧みず頑張りすぎてる人には良い書籍かもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレわたしは時間が欲しくてたまらない。趣味も仕事も家族との時間も友人との時間も全部大事にしたかったからだ。でもそれはきっと不可能だと心の中でわかっていた。でも答えを出すのを後回しにしていた。緊急っぽい顔をしてやってくる仕事に流されているうちに、大事な家族を失わないかと不安が続いていて、最近は時間の使い方について書く本をたくさん読んでいる。
大事なのは今だけで、やるべきことは先送りにしてはならないというこの本のメッセージは、本当にその通りだと思った。
全部大事にしたかったが、やはりそれは無理なんだと言ってもらえてすっきりしたかもしれない。
次は、優先順位をつけて、自分に守れる範囲のものだけ、抱えられるものだけをピックアップしなければならない。
辛い現実だ。だけど、それが短すぎる人生を生きるということなんだろう。
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Posted by ブクログ
ネタバレ現実を思い通りにコントロールすることが人生を充実させるわけではない。
むしろコントロール不能な不確実性から、発見やときめきが生まれる。思いがけないことが起こることが人生。それを楽しむのが人生。
ほんのわずかな時間でも、心から大切だと思うことをまず今ここでやってみる。
より良い自分になるためにやるのではない。ただ、やりたいことをやる。
生産性など考えなくて良い。やりたいこと、できたことを積み重ねていく。
失われた過去よりも、まだ来ていない未来よりも、今が大事。
未来ではなく、出発点である今を心の安定にする。今、自分のやりたいことを始める。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ正直に言うと、内容は結構難しかった。
「なるほど」と腑に落ちたところもあれば、正直、まだ腑に落ちないところもあった。
でも、読みながらふと思った。
もしかすると、自分を変えるということは、すべてに納得してから行動することではなく、今の自分にはまだ腑に落ちないことも、一度試してみることなのかもしれない。
「時間を有効に使わなければ」
「もっとできることがあるはず」
そんなふうに、いつも時間を追いかけていた自分に気づかされました。
人生の時間には限りがある。
やりたいことをすべてやることも、すべての人に応えることも、すべてを完璧にこなすこともできない。
だからこそ、何をするかだけではなく、何を大切にするのかを選ぶことが大切なんだと思います。
仕事も、人とのつながりも、好きなことも。
「いつか」ではなく、「今」を大切にする。
まだすべてを理解できたわけではないけれど、この本を読んだことで、自分の時間の使い方について考えるきっかけになりました。
そして、腑に落ちなかったことも、これからの自分の中で一度試してみたい。
限りある時間を、どう使っていくのか。
これからも考え続けたいと思います。 -
Posted by ブクログ
生産性という言葉に支配された世の中に警鐘を鳴らす本。
昨今多く出回っている、「効率を上げるための時間管理術」を真っ向から否定。全く新しい前提から出発した論理が展開されている。よくある実用書とは一線を画す内容だったし、終盤までは、なるほど、となる内容も多かった。
終盤までは…。
とにかく終盤の内容が薄っぺらくてびっくり。話を飛躍させて、抽象度もマシマシで、酔っぱらいの話を聞いているのかと思った。
あと、読む前に分かっていたことだけど、翻訳された本だからどうしても原文の言い回しがちらつく文章があり、う〜ん?となることもしばしば。
入口は新しいけど、出口は一般論、みたいな印象を受けた。途中までは本当にタメになる内容ばかりだったので、消化不良は避けられない。
多分超要約すると、「自分の能力や時間は有限だから、本当にやりたいことを今すぐやろうね☆」以上。
限りなく2に近い3。