オリバー・バークマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は、効率よく時間を使うノウハウとかを紹介するビジネス書ではない。
そもそも「時間」とは何か、「時間を使う」とう発想自身を考えようということが問われていると思う。
簡単に言ってしまえば、「今を生きよう」ということに尽きるでしょう。あまりにも現代人はそれができていないということへの気付きを本書は与えてくれる。
程度問題だとは思うが、現代人は「将来のために今を犠牲にする、我慢する」という思想・イデオロギーに偏りすぎてしまっていることに気づかなければいけないのだと思う。
良く考え直して見るべき。生産性を上げ効率を求め、コスパを求め、資本主義社会を駆動させるのはそもそも何のためなのか。
考え -
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Posted by ブクログ
まず、本書はネガティブ思考礼讃を掲げているものではない
原題のANTIDOTE(解毒剤)が示すように、行き過ぎたポジティブ思考信仰に警鐘を鳴らし、真の幸福に向かう道を「ネガティブ」を排除せず探索する試みがなされたものだ。
ありもしない「確かな」未来を手に入れるためにイマココの不確実性に蓋をするのではなく、不確実性と向き合う。
一度立てた目標を盲信しその達成に躍起になって人生を浪費するのではなく、ここでもイマココをみつめ判断していく。経験主義が息づいた考え方は、たしかに現実と向き合う勇気をもたらし、結果として私達を幸福へと導いてくれそうだ。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者は、ネガティブな思考を持つことで以下のような利点があると主張しています。
問題解決能力の向上:ネガティブな思考を持つことで、問題や障害をより深く考え、その原因を理解することができます。
リスク管理の強化:ネガティブな思考を持つことで、リスクをより正確に評価し、失敗を未然に防ぐことができます。
優れた判断力:ネガティブな思考を持つことで、情報をより正確に評価し、より正確な判断を下すことができます。
クリエイティビティの促進:ネガティブな思考を持つことで、常に改善する方法を模索することができ、創造的な解決策を生み出すことができます。
メンタルタフネスの向上:ネガティブな思考を持つことで、苦難 -
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Posted by ブクログ
いつか夢は叶うはず。
まだまだ私はやれるはず。
もっとやればできるはず。
こんな幻想を抱いて、虚無感に襲われて、SNSや過食に現実逃避してしまっていた自分にピッタリの書籍だった。
理想の自分になって認められたい。それまでは通過点。そして課題をクリアすると不満に感じる。
まさしくわたしの生き方で、そんな自分に辛さを感じていたので
今のわたしを認める、今のわたしで生きることが本番で、今を幸せに感じて良いというのは
足りない自分を肯定されたようで嬉しかった。
計画もガチガチに立てていたけれど
計画は意思表示なだけであって未来は未確定。
不安なままそれでも進んでいく。そんなもんだと。
失う恐 -
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Posted by ブクログ
時間の使い方について、改めて考えることができて良かったです。
「生産性とは、罠なのだ」
冒頭から、早速惹かれました。
効率を上げれば上げるほど、ますます忙しくなる。タスクをすばやく片付ければ片付けるほど、ますます多くのタスクが積み上がる。
まるでベルトコンベアのように。
全体を通して、筆者の意見に概ね同感です。概ねなのは、効率を求めることとは工夫することなので、その中にも楽しみを感じることがあるという点からです。
この本を読み終わった時、僕の頭の中に3つのキーワードが浮かびました。
アドラー心理学の「普通になる勇気」、
岸見一郎さんのエッセイで語っていた「いつも今が本番」
以前読ん -