長崎尚志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
浦沢直樹という人は、もともと持っている幅が広いというだけでなく、それをみずからどんどんと広げていくことに、飽くなき挑戦を続ける人なのだと思う。彼ほどに「漫画とは何か」ということを常に考えている人はいないのではないかと思う。
「YAWARA!」であれほどに「漫画っぽさ」に忠実に従った描き方をしたかと思えば、「MONSTER」では一転して「漫画っぽさ」を徹底的に否定したリアルな描き方に転換をする。
そして、この「BILLY BAT」という作品もやはり、これまでの漫画にはない、新しい境地を開拓している作品だった。
冒頭の、メタ漫画としての入り方からしてかなり斬新だし、主人公のキャラクターも時代設 -
Posted by ブクログ
タイプとしては20世紀少年やPULUTOを履修するものか。
確かに面白いし良く出来ているけど、なんかこうもうお腹一杯というか…そろそろ長崎臭のしない別のタイプの話が読みたい。
政治を扱うのはいいが思想を主張しすぎる点が難。
この手のスタイルのマンガとしては最高レベルに練られて高レベルな所にあるのは否定しないが、
どんなに高品質でも同じ手だと手の内が見えてしまうというか、読者も飽きるのでは。
さすがにウマイと思ったアイテムは下山事件をもってきたり、白州次郎を持ってきたり、
アメコミや日本の漫画黎明期の漫画家を描いたあたり。
紙芝居作家から漫画家に転身した人は多く、水木しげる先生なんかが有名な -
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狂人病ウイルス
コロナ禍の現在、身につまされる様な人を狂わせる狂人病ウイルスの話である。バイオ・ハザードモノにありがちではあるが、絵柄がひどくグロテスクである。読みすすめる気を減退させてしまう。しかし、持って回った言い方やストーリーが興味をなんとか持続させる。
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オチが知りたい人向け
ストーリーは面白くて、たしかに意外性のあるオチだった。
しかし、作画・コマ割り・登場人物の表情や動きなど漫画としては崩壊していた。デジタルを使い始めた高校生が描いたような絵と、早すぎる展開。映画と小説を視聴済みだったが、それでもかろうじて理解できるほどだった。なにより、人物の表情が下手すぎて感情も覇気も感じられない。
映画版、小説版とは違うオチなので、そのオチが知りたい人だけどうぞ。間違っても漫画に期待はしないほうがいい -
購入済み
雰囲気マンガ
典型的な雰囲気マンガでした。
面白そうな雰囲気「だけ」のマンガです。
読み始めた時は海外ドラマっぽくて面白そうだと期待したんですが、その面白さはどんどん失速していきます。