ダン・サリヴァンのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
単純,退屈な考えにこそ本質あり
単純,退屈な考えにこそ本質あり
アイデアは,「重要で得意な部分に一点集中し,リソースを集中することで成長を加速する。」という基本的であたりまえなものである。しかし,基本的であたりまえであるからこそ強いし,広く応用できる。
多くのプロジェクトにはパレートの経験則がみられる。これは 2 割の部分が 8 割の結果を生んでいるというものである。では,もしその 2 割に集中して,8 割を手放す,あるいは移譲するなどができたらどうだろうか? 単純に長く働くなどであれば,2 倍までは長く働くことはできるかもしれないが普通,10 倍は不可能である。
この 8 割りを捨て,2 割に集中するを繰り返す。繰り -
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ベンジャミン・ハーディ氏の本にハズレなし。。「どうやるか」より、「誰とやるか」これは盲点すぎた概念。
個人的に何でも1人でやりたい、あるいは自分がどんなことをやるかを全て自分自身で決めたい、と言う気持ちが強すぎて、誰かと何かをやる、と言うこと自体に苦手意識があったし(今もある)、さらにチームを作るということにも苦手意識があった。だからこそ、人とうまく何かやろう的な、そういったチームビルディング的な本なのかなと思って読んでなかったけれども、全然違った角度から大きな刺激をくれる本だった。1人で何かをやり遂げたい、と思ってる人にこそ読んで欲しい1冊。
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先延ばしは賢 -
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たきさん推薦
主張はエッセンシャル思考と似ているかな、と。
足枷になっている80%と成果の大半をもたらす20%を明白にする。
そして、20%にコミットメントすることで10倍成長につながるという話。
その上で、80%のものを手放すことが大切。
10倍成長は難しそうだが、実は2倍成長より簡単
というのが本書の内容
読んでいると
自分にとっての10倍は何か?
何にコミットメントすべきか?
と考えるようになる。
定期的に読み返したい
1最も欲するものについて、自分や周囲に対し、これまでにも増して正直になる。
2自分が何になり、何をして何を得られるかについて、ビジョンや思考を -
Posted by ブクログ
良本!めちゃくちゃ面白い。メモが止まらない。そして、内省が止まらない。。
私は2倍を目指す努力をしてしまっていた。
10倍を目指そう。根底から考え方が変わる。パラダイムシフトを起こしてくれた
メモ
10倍は質と変容を伴う、頂点を目指す道だ。 2倍は量と競争を伴う、底辺を目指す道だ。
自分が必要だと思うもの、または周囲が必要だと思って忠言するものを追いかけるのではなく、【自分が本当に欲するものだけを受け入れ】、ダンは10倍のプロセスを繰り返してきた。企業家に1対1でコーチングする新しい仕事を始めて軌道に乗せ、いまでは何万人をも訓練する世界規模の企業を運営している。 「欲する(やりたい) -
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Posted by ブクログ
1.時間の自由
2.お金の自由
3.人間関係の自由
4.目的の自由
・1人でできることの限界を超えるために必要な、視点やリソース、能力を与えてくれる「誰か」がいるだろうか?
・努力ではなく、結果が全てだ。結果を出すことに全力投球していなかったり、「プロセス」や「ハードワーク」に気を取られてしまうことがあまりに多い。
・私がこれを達成するのを助けてくれるのは誰か?
・「WHO」は結果を生み、「HOW」は問題を生じさせる
・高いレベルでのチームワークを活用するつもりであれば、物事のやり方をコントロールすることは諦めなければならない
・「真に素晴らしく感動的なものは、自由に働ける個人によって作 -
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Posted by ブクログ
どうやるか、をつい自分で考えてしまいがちだが、適任者に任せることが大事
適任者に任せた方が、よりよい価値を発揮できる
自己拡張の方法は、親密な人間関係を構築すること
→物質的・社会的リソースが増え、視点やアイデンティティが高まる
誰かに任せる上でのやりたいことのイメージや重要性を占めるためのフレームワーク
プロジェクトは一言で何か?
・目標(何を達成したいか?)
・重要性(これが違いをもたらす場合、最も大きな違いは何か?)
・理想的な成果(完了したプロジェクトのイメージは?)
・最良の結果(自分が行動を起こしたら、何が可能になるか?)
・最悪の結果(自分が行動を起こさなかったら、何がリスク -
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Posted by ブクログ
・リーダーとはまず何をとなぜを説明し、次に誰かにどうやるかを実行させる人のこと。
・誰かがいれば今の自分では手に入らない知識やインサイト、リソース、能力が手の届く所にたちまち現れる。
・まず自分が何を望んでいるかを明確にすること。適切な人間関係を生み出そうと思ったら、まずそれを明確にする。さらに他の人に明確に伝える。
・自分がしなければならない仕事を心からやりたいと、思っている有能な人々が世の中には大勢いる。
・欲しいのは最終結果。それなのに特定の方法で仕事をしろと強いるのは過ち。どのような状態になれば成功なのかを明確にしたら、方法を知りたがったり、気にしたりしないようにしなければなら -
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Posted by ブクログ
「2倍目標の達成は、いまの活動をただより多くやるだけでよい。しかし、10倍目標の達成には、そこから抜け出す必要がある。10倍達成には、2倍目標に伴うストレスや煩わしさを素通りして、まったく違う手法を用いなければならない。」
言いたいことは分かるが、本書は学術的に立論する中身ではなく「なんとなく、おおよそ」そう思うみたいな話であり、その後押しによってモチベーションを高める自己啓発の類でもある。
思い出したのは、ヘンリー・フォードの話。馬車が移動手段だった時代に「顧客に対して何が欲しいと聞いても、もっと早い馬が欲しいというだけだろう」と自動車事業を成功させた。
ルーチン業務を改善していくより -
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
内容は面白いのに、海外のビジネス本にありがちな冗長な事例が続くので、ムダに長く感じた。
要は、2倍思考とは既存の生活の80%を維持、過去の実績が基本。今やっていることをより多くやる。(量的)
10倍思考とは、現在の生活で力を注いでいることの80%を手放し、意味がある20%に注力する。(質的)
それは世界が変わって見える程のインパクトだろう。80%を手放すには「何をやるかより誰とやるかが重要」というように、80%が得意な人間を雇うのが良いとのこと。大抵の80%は事務処理など代替が効く単純作業なので、現代ではあればそれはAIが代替してくれるのではないだろうか。ということは、バ -
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