【感想・ネタバレ】WHO NOT HOW (フーノットハウ) 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」のレビュー

あらすじ

いま、あなたに求められているのは、
「任せる勇気」と「頼られる力」。
1億超PV!学者ブロガーと指導実績2万人超!一流コーチの初共作!
組織と個人のポテンシャルを最大限引き出す、現代型リーダーの思考法


「どうやるか=HOW」ではなく「誰とやるか=WHO」の視点は、現代型リーダーとして成功するための最も基本的で最も大切な思考法である。

確実に目標を達成させたいなら、「どうしたらよいか」を考えるのではなく「人の力を借りること」に焦点を当てよ!

目標を達成したいと考えたとき、条件反射的に「どうしたらよいか」を考えてはいないだろうか? 会社でも学校でも、チームで取り組む場面も多々あるはずなのに、チームであることで何ができたか、よりも個人として何をやったかに気が向きがちな私たちに、本書は視点を変えるための有益な示唆を与えてくれる。

〈こんな人にオススメ〉
・目標を達成しようとするとき、すべて自分ひとりで抱え込んでしまう。
・孤軍奮闘型。効率が良くない。多忙で疲弊する。
・本来自分がやるべきことがおろそかになる。
・確実に目標を達成し、キャリアアップしたい
・起業したい
・成功したい

〈本書を読むと・・・〉
・自分一人で抱え込まず、誰かに頼る、相談する習慣がつく。
・適任者を探し、助けてもらう体制を作れるようになる。
・効率良く、目標達成できる。
・自分が本当にやりたかったことが定まり、それに時間を割けるようになる。
・人間関係が広がる
・成功への近道が分かり、お金も時間も自由になる。

〈目次〉
はじめに
Who Not Howとは?なぜそれが重要なのか?
PART1 時間の自由
1. 「Who」は富や自己展開をもたらす
2. 先延ばしの真実とやめる方法
3. 人生のあらゆる場面において
「Who」を見つけよう
PART2 お金の自由
4. 時が金をつくり出す
5. 具体的な結果にコミットする
6. 問題解決のための資金があれば、問題は無いも同然
PART3 人間関係の自由
7. 周囲の人間にとって良い「Who」になるには
8. どんなに魅力的でも、間違った「Who」は避ける
9. 効果的なコラボレーションを生み出すには
PART4 目標の自由
10. 競うのをやめて協力しよう
11. 「Who」はあなたの未来像や目標をより大きなものにする
おわりに

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Posted by ブクログ

ベンジャミン・ハーディ氏の本にハズレなし。。「どうやるか」より、「誰とやるか」これは盲点すぎた概念。
個人的に何でも1人でやりたい、あるいは自分がどんなことをやるかを全て自分自身で決めたい、と言う気持ちが強すぎて、誰かと何かをやる、と言うこと自体に苦手意識があったし(今もある)、さらにチームを作るということにも苦手意識があった。だからこそ、人とうまく何かやろう的な、そういったチームビルディング的な本なのかなと思って読んでなかったけれども、全然違った角度から大きな刺激をくれる本だった。1人で何かをやり遂げたい、と思ってる人にこそ読んで欲しい1冊。

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先延ばしは賢明さの表れだ─もし「誰か」が必要であることに耳を傾け、受け入れるのであれば。 先延ばしは、「今こそが、自分ではない『誰か』を巻き込む時だ」ということを知らせる非常に強いシグナルである。

あなたは今、行き詰まっている。助けが必要だ。 ここでの質問は、助けを探しに行くか? それとも一人でそこにとどまるか?、だ。 野心が大きいほど、先延ばしをすることが多くなる。自分の能力をはるかに超える大きな目標を持つとは、そういうことだ。

しかし、たいていの場合、先延ばしは結果を生み出さない。むしろ、後悔やフラストレーションを生む。そして、自信を失うと、野心もたちどころに消えてしまう。 先延ばししてしまうときの選択肢は2つだけだ。 1つは、「私はどうすればいいのか(How)?」と自問すること。ただし、この質問は、先延ばしをさらに増長させる。この「どうすれば?」は、目標や希望を抱いたらまずこう尋ねなさいと、学校で教わった質問のしかたである。 もう1つは、質問を「私を助けてくれるのは誰か(Who)?」に変えること。そうするだけで、先延ばしにもやる気のなさにも終止符が打たれ、熱意や自信、創造性が湧き上がる。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

素晴らしいので一言一句読み時間が掛かった。
“人生とは人間関係” “どうやるかへの拘りは不足感とコスト回避” “自ら実行することでコスト発生回避できるが長期的には自身の将来に莫大なコストを要す” “自身への投資は時間・お金・人間関係・目的の自由拡張” “価値を生み人間関係育てをやめてはいけない” “他人の関心を知る” “適切な価値提供には下調べ” “変容を促す態度で人間関係に働き掛ける” “奉仕と成長に対して全力を傾ける”etc.深い…

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2023年02月05日

Posted by ブクログ

1.時間の自由
2.お金の自由
3.人間関係の自由
4.目的の自由


・1人でできることの限界を超えるために必要な、視点やリソース、能力を与えてくれる「誰か」がいるだろうか?
・努力ではなく、結果が全てだ。結果を出すことに全力投球していなかったり、「プロセス」や「ハードワーク」に気を取られてしまうことがあまりに多い。
・私がこれを達成するのを助けてくれるのは誰か?
・「WHO」は結果を生み、「HOW」は問題を生じさせる
・高いレベルでのチームワークを活用するつもりであれば、物事のやり方をコントロールすることは諦めなければならない
・「真に素晴らしく感動的なものは、自由に働ける個人によって作られる」byアインシュタイン

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

あるセミナーの中で紹介された本です。タイトルを見て、なるほど…、と感じました。

ついつい、自分ひとりで何でもやろうと考えてしまいますが、周囲の人に相談したりお願いしたり任せたりすることは、とても大切なことだと認識することができました。

自分ひとりでどうやるかにこだわりすぎると、急ぎじゃないけど、やろうと思うことを、先延ばししてしまう理由が、そこにあると気づきました。

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2025年01月29日

Posted by ブクログ

どうやるか、をつい自分で考えてしまいがちだが、適任者に任せることが大事
適任者に任せた方が、よりよい価値を発揮できる

自己拡張の方法は、親密な人間関係を構築すること
→物質的・社会的リソースが増え、視点やアイデンティティが高まる

誰かに任せる上でのやりたいことのイメージや重要性を占めるためのフレームワーク
プロジェクトは一言で何か?
・目標(何を達成したいか?)
・重要性(これが違いをもたらす場合、最も大きな違いは何か?)
・理想的な成果(完了したプロジェクトのイメージは?)
・最良の結果(自分が行動を起こしたら、何が可能になるか?)
・最悪の結果(自分が行動を起こさなかったら、何がリスクにさらされるのか?)
・成功の基準(終わったときにどうなっていれば、このプロジェクトが成功だと言えるのか?)

身銭を切ることの重要性、注力したい領域に惜しみなく投資すること

誰かと人間関係を築きたいのであれば、彼らにどんなメリットがあるのかを自問すること


〇思ったこと
逆に他人に頼ってもらうためには、自分のhow(何ができるか)を開示することが大事
┗健全な利害関係を生める

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2024年10月11日

Posted by ブクログ

まぁまぁ勉強になった
書いてある事例は、スーパーマンすぎて、
まぁ、その誰かを買うお金はあるよね
という気持ちになった

が、言わんとすることは理解した。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

・リーダーとはまず何をとなぜを説明し、次に誰かにどうやるかを実行させる人のこと。

・誰かがいれば今の自分では手に入らない知識やインサイト、リソース、能力が手の届く所にたちまち現れる。

・まず自分が何を望んでいるかを明確にすること。適切な人間関係を生み出そうと思ったら、まずそれを明確にする。さらに他の人に明確に伝える。

・自分がしなければならない仕事を心からやりたいと、思っている有能な人々が世の中には大勢いる。

・欲しいのは最終結果。それなのに特定の方法で仕事をしろと強いるのは過ち。どのような状態になれば成功なのかを明確にしたら、方法を知りたがったり、気にしたりしないようにしなければならない。

・どうするかじゃなくて誰とするかという問いを定義することで、無駄な時間を使わなくて済む。

・自分の時間を無駄に使ったり、苦痛を感じるような使い方をすることを、許容するのはやめよう。

・ディーンの成功の定義は
毎朝目が覚めると今日はどんなことをしようと思う
特別なことをしなくても入ってくる収入が、自分のライフスタイルに必要な金額よりも多い
世界中どこでも自分が選んだ場所に住むことができる
ワクワクするプロジェクトや、自分が最高の仕事ができるプロジェクトに携わっている
私には時間に関する義務や締め切りがない

・誰かに加わってもらうことで、決断疲れを避けられる
・明確な成功の基準を示すのがリーダーの役割。
・煩雑な仕事や効果の出ない仕事を、自ら進んでやってしまう。たとえそれが自分の専門外だったり情熱を燃やせないようなものであっても。
・何か意味があるものを提供できないのであれば、誰かに近づこうとしてはいけない。

・フィードバックをもらう前に自分でアイデアを完成させようとする時間が長いほど、変化のプロセスは遅くなる。とにかくだれかに加わってもらうこと。自分で全部しようとしないこと。チームワークに頼るのが早いほど、仕事は早く進み、良いものができる。
・最終的には、未完成の仕事を公表したり外に出すことに慣れること。

・自分の気持ちを周りの人にオープンにするタイミングが早いほど物事が前に進み始めるのも早くなる。

・指輪物語とナルニア国物語。今ある目標やビジョンに特定の誰かが関わってもらうことで、そのビジョンは劇的に拡大し、成長する。最終的にそれぞれの人生の目的を変える、広げたのは、彼らの作品からもたらされる影響よりもお互いから受けた励ましや文章だった。

・社員がそこで働く3年から5年の間に、夢を実現できるようなスキルと能力を磨いてくれることを目標とする経営者。

・どうやるかではなく誰とやるかの考え方で、不必要に複雑なことや決断疲れを避けることができる。あなたは解放されて自由になり、もっともワクワクできるもの、あなたを広げてくれるもの、つまりあなただけがもつ他にはない能力に集中できるようになる。自分が輝けるポイントに集中できる。

自分が何を望んでいるのかを明らかにし、その望みにエネルギーを注ぎ込む。そこにかける勇気。

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2023年05月21日

Posted by ブクログ

事業創出に向けてどう動こうか迷っていたが、この本を読んで一つの指針を立てることができた。

自分1人ではできないので、どのように人を巻き込んでいこう、と悩んでいる中、この本に解があるのではと求めて読んだ。残念ながら、この本は、“誰とやる”か、その重要性や必要性を解くことがメインで、“誰とやる”ための具体的なノウハウについては、ストラテジシートの他にはあまり目新しい話はなかった。それでもこの本を読むと、その重要性や効果が理解でき、自分の考え方や行動を変えよう、というきっかけになる。

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2022年07月09日

Posted by ブクログ

何かを達成したいときに、すべて自分でやること前提でどうやるかを考えがちだが、誰を使うかという考え方がある
そのためには、自分が誰かのヒーローになる必要がある。
惹かれる人としか関わらなくていい。
自分が惹かれる人になる必要がある
人との出会いで自分のできることが変わるのはほんとにそうだと思った

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

何か成し遂げたいことができたらどうやるかを考えがちだが
誰とやろうか考えると具体性が増し時間やお金の優位性が大きくなる

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2022年06月26日

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