真鍋昌平のレビュー一覧
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ヤンキーくん
ヤクザとかヤンキーの世界がメインで、前巻よりは闇金感が薄い。ただ闇社会で落ちていく人の心理や行動特性はガッツリ描かれていて、精神的にはキツイ。
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救いがない
九条はいつも飄々としているが、初めて躊躇している様子があったようななかったような。九条が反社会勢力と仕事を続けていることで何かがおかしくなってきているのか、作者のミスリードで実はブレていないのかよく分からない。依頼者まわりは相変わらず社会の闇をこれでもかと見せつけてきて気が滅入る。実際にありそうな話ばかりでそれも救われない。
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循環
やくざは半グレをいたぶり、半グレはチンピラをいたぶる。
ヤクザをいたぶるのは警察?
ヤクザは地下に潜り、賢く犯罪を重ねる。
星一つ減はストーリーに若干無理を感じたため。 -
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単純にわりきれない
介護編に決着。山城も完全な悪でもなく、九条がつるんでる壬生も仁義に悖るのかそれとも何かわけが?という描写。
こういう単純に割り切れない人間関係が魅力なのかも。そして烏丸の設定もまた。 -
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介護施設問題
反社が経営している介護施設問題。二人の師匠が絡んでだんだん役者が増えてくる。絶対に勝ち目のない勝負かと思われたが、意外なところから糸口をつかむ。
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読ませるが気分が重くなる
AV女優の話は前巻から本当にいたたまれなくて、社会のいろいろな問題を集約した感があった。読みごたえはあったが精神的にはキツい。後半の過去の殺人に関する被害者の親の刑事と半グレの話はこれから話が展開していくというところで終わったが、この話も希望は見えずつらい結末になりそう。九条のちょっとしたセリフで多少救われる部分もあるが、全般的にあまり救いのない話が多くて辛くなる。