鈴木まもるのレビュー一覧
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絵がきれいで読みやすいし、こういう本にありがちな、いきなり気持ち悪い(語弊があるけど)虫なども出てこないので虫が怖い人も安心して読める。
(※蜘蛛は出てます)
東屋を作る鳥が芸術家みたいで面白いが、そうする理由の考察がちょっと切ない。
読みながら、本能でこんなに編んだり積み上げたり栽培したりと、多...続きを読むPosted by ブクログ -
100ページ弱の短い小説ながらワクワクドキドキする冒険が鮮やかに描かれており、大満足。サンゴロウの飄々としてワイルドなかっこよさも勿論良かったけれど、ケンの恐怖やワクワクする好奇心の描写も巧みで印象に残った。Posted by ブクログ
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感嘆しながら読んだ。それほどに、生きものが紡ぎあげる家(巣)は素晴らしい。芸術作品のようだった。さまざまな生きものの巣事情を著者本人のイラストを交えて解説している。作った生きものの紹介を「作り手プロフィール」としており、親しみやすく、より生きものの生態を調べたくなる。実際ニワシドリの事を少し調べた。...続きを読むPosted by ブクログ
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小学生の時にシリーズを読みました。当時、自分とはなにか、と悩むサンゴロウを読んで衝撃を受けたことを覚えています。記憶のないサンゴロウのどこか悲しげな雰囲気を思い出します。Posted by ブクログ
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旅先で出会った人間の男の子ケンと、黒ねこのサンゴロウが宝探しをする物語です。ポイントは2人が宝探しをしていく中で、2人の仲もどんどん深まっていくところです。Posted by ブクログ
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サンゴロウのピンチ!?
貝がら島に、ひっそりと住んでいるやまねこ族の、長老の跡継ぎ問題にからまれたサンゴロウ。
クルミを連れ出してしまったり、ナラジロウとクヌギの仲の悪さといったら・・・!
あの後、やまねこ族はうまくいってるでしょうか?Posted by ブクログ