できない、辛い、と思ったときがスタート地点だと考える。
小さな目標を多く作る。目の前の電柱を目指す。
両足を動かし続ければ、いつかはゴールにたどり着く。
自衛隊の任務がそもそも不条理。
行動制限があると、休日は筋トレとジョギング、マクドナルド、サウナ、漫画、居酒屋などで終わってしまうこともある。
人生が一度しかないなら自衛隊に入る価値はない。
体力検定に合格しないと陸曹にはなれない。
反省という名の腕立て伏せ。30回程度からスタート。
匍匐前進中に頭を上げてしまうと銃弾に当たってしまう。きついけど、死ぬよりはましと思って訓練するとできるようになる。
痛みに強い人と弱い人がいる。気持ちの問題だけではない。痛みはただの電気信号にすぎない、と考えられる人。
内蔵の強さは、生き物としての強さ。生きるためにどんなときでも食べられる人。風邪を引いても食べられるものを食べる。
辛いことも時が解決する。始まったら終わったようなもの。
ほんとうの限界を超えると身体に異変が起こる。我慢強すぎると身体を壊す。
禁欲生活の反動=お酒、ギャンブル、キャバクラ、風俗など。パチンコが数倍面白くなる。
辛いときは3日後を思い浮かべる。将来ではなく3日後。
自衛隊のエースとは、へまばかりやる人。
陸自は、どこでも寝られる訓練をしている。任務に支障がでないように。
疲労はカフェインよりもアミノ酸が効く。
私服の戦闘服は禁止されているが、それ以外は私物が多い。カッパは官品よりゴアテックスの私物。
飯ごうを食器として活用。ポリ袋をかぶせて使うと洗わなくていい。
自衛隊の演習場は虫との戦い。防虫スプレー、ハッカ油、蚊取り線香、虫除けネット、たばこの煙。
帰宅困難者は20キロ以上で多くなる。20キロ以上歩くのはたいへん。オフィスにスニーカーと靴下を用意する。
北海道は陸自の最大勢力。東北は優しいから初任地に向いている。四国は四国魂のようなものがない。九州は自衛官の名産地。戦闘民族。
九州の女性にとって自衛隊は男と対等になれる場でもある。
3日たてば恩を忘れる。
災害救助時、1日目は英雄、2日目は作業員、3日目は不平不満を言われる。
戦車は巨大な鉄のイノシシ。対抗するのは対戦車兵器=無反動砲と誘導弾。ウクライナの誘導弾シャベリンは一発2000万円。無反動砲は直接狙う。くそ度胸が必要。肉薄しないと当たらない。