ぱやぱやくんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者が元自衛官ということで、面白い話が知れるかなと思い、手にしました。食事と睡眠の重要性を強く主張しているのには、意外でした。自衛隊においても、眠りこそが、長期的なストレスに対処できる手段だそうです。良質な睡眠がとれるよう努めたいと、改めて思いました。
【心に残ったこと】
・過去の恥ずかしいことや失敗を思い出して、「うわー!」となったときは、太ももを手で軽く10回ほど叩いてみる。眉間でも可。これを「タッピング」という。脳に意図的に別の刺激を与えることによって複数の刺激を同時に処理させる。すると、相対的に記憶を思い出す処理能力が低下するので、黒歴史から逃れることができる。
・速歩きは抗うつ作用、負荷の高いランニングは不安症に有効と言われている。
・感情はコントロールできないが、呼吸はコントロールできる。
・夜中に未来のことを考えて、不安で眠れなかったり、パニックになりそうなときに有効なのは「呼吸法」。呼吸法はいろいろあるが、気持ちが落ち着かないときは、「4秒吸って、4秒止めて、8秒吐く」のが緊張に有効。
・米軍では気持ちを落ち着かせるために「Box Breathing」という呼吸法を取り入れている。これは、「4秒息を吸う→4秒止める→4秒息を吐く→4秒止める……」をグルグル繰り返す方法。実践での効果が認められている呼吸法なので、日常でストレスや不安を感じたときに試してみるとよい。
・実は災害時で最強の飲み物は、水道水。水道水はとにかく腐らないから。水道水は常温で3日間持つ。そして、何日も水筒に入れっぱなしでもあまり腹をこわさない、傷の手当てにも使えるなどの利点が多い。
・「今日はやる気が出ないなぁ」という日があっても、まずは仕事に手をつけよう。やる気がなくても始めると、「作業興奮」という反応が起き、脳が活性化するのでだんだんとやる気が出てくる。人間は状況が変化するときに抵抗を感じやすいので、そこさえ乗り切ってしまえばなんとかできるようになる。
・人間関係にも「2対6対2の法則」がある。これは、2割=味方になってくれる人、6割=どちらでもない人、2割=何もしていなくても嫌ってくる人、という考え方。
・「他人を攻撃する人は、たいていは自己肯定感が低いことが多い」
自己肯定感が低いので、「認めてくれる人を好きになる」傾向が強く、ヨイショ技が有効。
・「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ」(太宰治『正義と微笑』)
・「自衛隊がなくても米軍が守ってくれるから必要ない」と言う人もいるが、それもまた間違い。米軍には、「自らの血を流さないものは助けない」という鉄の掟がある。「自分たちの権利を守る」という気概はやはり大切。東日本大震災のときに、米軍が本気で日本を助けてくれたのは、自衛隊が震災対応に命をかけたから。「自分の国は自分たちで守る」という姿勢が、各国の援助や支援を呼び込むことも珍しくない。自らの姿勢なしに同盟や信頼はあり得ない。 -
Posted by ブクログ
子供の頃から、「家庭(実家)」からも「学校」からも、呪をかけられた大人…少なくともアラフォー世代(平成元年生まれはもう薄らいでいるか?昭和64年くらいまで)には多かったんじゃないかな…。
常に比較され続けること…。
そうなると、自分の居場所を確保することが優先度高くなったり、常に真面目にしていなければならない…ような気がしていました。
「社会は茶番劇の連続で、テキトーな人で世の中は溢れている」
「例え、自分の生きている社会がつまらない茶番劇だったとしても自分の人生まで茶番劇にする必要はない。だから、周りに意識を合わせて、あえて意識低い系としてふるまってみてもいいのでは。自分自身を守るために。」
「有事の際には生き延びさえすればいいのですが、生きていて当たり前の平時では、生きるための明確な理由を見つけるのは難しい。」
「すべては自分の寿命を全うするために」
このあたりは勇気づけられた。
不真面目な人に腹が立って仕方がないのが少し気持ちが楽になった。自分のことも許せるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
直感で良い!と思って予約したが、後半に行くに従って奥深く、心に染み渡る一冊だった。どんな職業も通ずることってあるよな、と思えた。
・痛みはただの電気信号
→痛みに強い人と弱い人は間違いなく存在する(私は弱い人、母は強い人)。痛みに弱くても自分のあった仕事があるので大丈夫。
・内臓の強さは生き物としての強さ(わたしは弱い、彼は強い、母はものすごく強い)
→目覚めてすぐ、激しい運動の後、二日酔いの朝、真夏の暑い日、厳しく怒られた後は食欲がなくなる
・食べられるようにする工夫は生き延びる工夫
→味変アイテムを持っておけ。味に対するこだわりがないのも強い。
・食欲がない時は、風邪でも食べられるものを食べる
→水分量の多い、飲み込みやすい、甘い食べ物が良い(ようかん、ぷりん、ヨーグルト、ゼリーなど)
→食事を摂ると脳のエネルギーになるし、腸が動いて副交感神経が優位になり、気持ちも少し落ち着く。
・辛い時は3日後をイメージ
・自分で作ったプレッシャーに押しつぶされるな
→ネガティヴ感情を振り切る。心を無にする。3日後をイメージも有効。
・限界に近いサインを見極める
①厳しい状況が楽しくなる
②感情の揺れ幅が激しい
③生活がおろそかになる
④人と話すのが怖くなる
⑤食欲が全く湧かない
他にも、意味もなく涙が出る、夜眠れない、朝起きることができない、手足が痺れる、めまいがする、偏頭痛がする、などの症状が起きることも。休めのサインを見逃さずに。
・疲労を取りたいならカフェインよりもアミノ酸
カフェインは切れた時に強い疲労がやってくる、胃が荒れるなどの副作用が。バリン、ロイシン、イソロイシンなどのアミノ酸(アミノバイタルプロ)がおすすめ。
・靴下には金をかけろ
登山用などが良い
・リュックに直接物を入れない
防水処置
・自分が歩ける距離を測っておく
10キロ以内は全員完歩、10キロ〜は帰宅困難者が発生し、20キロ以上は全員帰宅困難とされている。
歩く時は、広くて大きい道を選ぶ。
・体力を温存して無事に帰宅できる方法
①天候・気候を見極めよう
②同じ道を歩く人を探そう
早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め。
③50分歩いたら10分休憩(寝てはダメ)
④水飲みすぎ注意、塩分補給忘れずに
一回に飲む量は150-250ミリ(コップ一杯程度)多量の水分は吸収できずに汗や尿になってミネラルも多量に失われ低ナトリウム血症になったり、汗を大量にかき体力を奪われるので注意。
空のペットボトルは持っておく(補充・浮きとして活用)
・自宅が被災したら撮影すること
・治安は張り紙でわかる(張り紙=ルールが守れていない証拠)
貴重品を管理しよう、明るく挨拶しよう、は物が盗まれる・挨拶が少ない証拠。
いじめはやめよう、飲酒禁止はやばい。
夜中は小さな声で話しましょう、ドアは静かに閉めましょう、の物件もやばい。
少しでもゴミの多い通りもやめるべき。
・住んでいる地域の現地偵察をしよう
ハザードマップは絶対ではない。ぬかるんでいたり、車輛が通れないなど、目で見ないとわからないことも多い。
・猫でわかる治安のいい地域の見分け方
目が合って、にゃお&近づいてくる→GOOD
・何のために戦うのか
自分の大切なもののために戦おう
人も誰かの大切な人なのだ
・死んでいないから生きている
・どうせ死ぬならやってみよう
・死に場所を決めておく