小原愼司のレビュー一覧

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN ５

小原愼司

[モスら]

ヒューマンドラマな部分はよかったと思います。
ＳＦな部分は、ちょっと腑に落ちないところが多い気がします。
よく解らないまま、それを利用する人間を書きたかったのか、、
個人的な感想として、雰囲気がある漫画で面白かったです。

青猫について １

小原愼司

おお、スプラッタ。しかし女の子の可愛さはそのままで安心。
博士っぽい方すぐに亡くなってしまって残念です。
カラスの着物にブーツがかわいいなあ。

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 4

小原愼司

異星人襲来。この厄災はあらゆるものを破壊した。建物、人、階級、社会の既成概念のすべてを。異星人の技術を利用し、混沌を好機と捉え、＂平等＂な新世界の盟主に成り上がろうとする豪商グレイヴ。それに追従する人々。変化を受け入れられず、反発する人々。火星人は自滅したのに、人間同士の争いになりそうです。

＂平等＂って胡散臭い言葉ですね。世界がガラガラポンしても、激変した環境に順応できる人とできない人の新たな不平等が作られていくだけ。オリバーが違和感を持つのもわかります。

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 4

小原愼司

地球人VS宇宙人が終焉を向かえ、
地球の病原菌に抗体のない宇宙人が次々と街道に吊るされていく。

レディたちが病に倒れないのはなぜなのか、へそがない、ひたいのマーク、この辺がすごく気になるところ。
元々は地球人だったということも考えられるのかしら。

人間同士の争いに発展しつつあり、なんだか宇宙人との戦いのときよりもずっと薄気味悪い感じになっていっているような……。

オリバーとアリスが抜けると残りメンバーってだいたいろくな事にならない（しない）気がするから不安。
ドキドキ。続き、楽しみに待ってます。

菫画報（１）

小原愼司

基本は学園コメディ。それにSFやら怪奇趣味やらサブカル知識やらを好き放題詰め込んであります。
作者の原点、初期衝動の漫画ですね。作者の全てのものが集約されている感じ。
この作品の一部エピソードやキャラを抽出して物語の幅を広げ、完成度を上げたものが以降の作品なのかな？
でも完成度が高くなり読みやすくなっても、この初期作品の雑多な魅力には敵わないかもしれない…。面白いです。

コジカは正義の味方じゃない 1

小原愼司

超常能力に目覚めた、極貧勤労少女のコジカ。
ヒーローおたくの残念イケメンに付きまとわれ、超人管理の役人に追いまわされ、ご当地ヒーローだか、怪人だかに絡まれ…。それでも強く逞しく、家計を助けるべく金儲けに励む日々ーー。

脱力系ヒーロー＋学園コメディ。
超人なのに役に立たない能力ばかりというのが良いです。
ちょっと性格がアレなサブキャラたちも面白い。空気女の鈴木さん、イカスっ。

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 2

小原愼司

19世紀の大英帝国+少年少女の冒険譚+クラシックSF。
大好きな要素で構成されてます。
魅力的な悪者グレイヴも登場して、ワクワクしてきました。王道のストーリー展開です。
でもクセのある作風が意図的では無い微妙なズレを生んでいて、平凡な作品にはなっていないのですよね。
このレトロな感じが好きです。

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 3

小原愼司

レディたちがだんだん可愛く思えてきた。

絵の感じはいまいち好きではないんだけど、
これは面白い……ね……。

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 1

小原愼司

19世紀の大英帝国。
帝国の繁栄は謎の巨大兵器襲来により突如終わりを遂げた。
恐慌状態で逃げ惑う人々。
そんな絶望の中、少年は少女と出会う。冒険が始まるーー。

ノルスタジックSF。
少年の成長譚でもあります。
無骨な巨大兵器に怪奇な雰囲気が大好きです。
少年オリバーは少女アリスを守り、サバイバルできるのか？
面白くなりそうです。

星のポン子と豆腐屋れい子

小原愼司 / トニーたけざき

「岸和田博士の科学的愛情」のトニーたけざきが作画で，
「菫画報」の小原愼司が原作。
往年のアフタヌーンを支えた二人が，
本当に久しぶりにアフタヌーンに帰ってきた作品（短期だけど）。
詳しいストーリーを書くとネタバレになってしまうが，
とにかく第１話が衝撃。
２話以降も面白いんだけど，１話のインパクトの前ではちょっと霞むかなー，という感じ。
このコンビの作品はまた読みたいなあ。

星のポン子と豆腐屋れい子

小原愼司 / トニーたけざき

アフタヌーンが面白かったころの面白さを構成していた作家がタッグを組んで描きました、と言う作品。
トニーたけざきの代表作、岸和田博士の科学的愛情を読み慣れていると山場のシーンが逆にギャグシーンに見えてしまう不具合が発生します。

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 2

小原愼司

　無事ロンドンにたどり着いた一行。しかし、またそこで待っているのは大人たちの身勝手な動き。

　世界は変わる。突然の侵略者によって変わってしまう世界。その変わっていく世界に上手く乗ろうとする大人たちに連れられて子供たちは船に乗ります。大人が導く世界に子供たちはついていくか、しかしオリバーは思考を大人に頼ることなく自分で考えて動きます。そりゃサムも嫉妬するし、アリスもそれを頼るし、ルーシーも恋焦がれますよ。グレイヴが放つ世界は変わったという言葉に子供たちはどう反応するか。世界は変われども人は変わらない強さを見せて欲しいです。

　宇宙人を解体し、人間モドキを従え三本足を駆るグレイヴ。ただの侵略戦争だけではなくなったところを見るに、これからは面白い三すくみが始まるのか。ここにきて小原流宇宙戦争が始まりそうで楽しみです。あと巻末にある小原先生と対談する人達が面白い。今回は「それ町」の石黒先生だったけど、「それ町」に関する話もでてきて面白かったわ―。

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 2

小原愼司

謎は謎のまま人間通しの争いになってきました、共通の敵が出て来ても結局身内で争ってしまう人間の愚かさが今後強くなっていくのだろうか？
次もなるべく早くだしてほしいです。
巻末の対談も面白いのでそちらも楽しみです

ぼくはおとうと

小原愼司

古本屋を何軒まわっても手に入らなかったので、最終手段のオンデマンド出版にて入手。

中学高校の頃、夢ばかり見ていた。
そんなあの頃をふと思い出すような作品。
ものすごいドラマがある訳じゃないけど、日々暮らす平凡な日常に混ざった非日常に焦点を合わせているような感じがした。

私のお気に入りは、主人公のケンちゃんと黒咲さんと元詩人の巡査。
幼少の黒咲さんに服を見張っとくように言った謎のおっさんが、最近の作者の自画像に似てる気がしたけどどうだろう（笑）

この作品が読めて本当によかったと思う。
作家になりたいと思っていた学生時代の自分に再会できたから。（読んでるうちに昔の自分と主人公を重なってきたのだ。ハハハ）

コジカは正義の味方じゃない 1

小原愼司

相変わらず小原さんらしい、いい意味で地味な作品。設定は凄そうでもどこかぬけてるというか、ゆるいというか

コジカは正義の味方じゃない 1

小原愼司

新作。菫画報以来の学園ものじゃないかな？なんだかこれからが楽しみ。
ヒーロー好きの残念な男前、白鳥くんのネクタイがやたらと短いのが気になる（笑）
作者コメントのところで超人が募集されてるので、なんか考えてみるわ私。

二十面相の娘 1

小原愼司

主人公の千恵子（チコ）が二十面相に自ら捕まってその弟子として働く冒険活劇。アニメ化もされたので知名度は上がっていると思う。
「ここではないどこかへ」行きたいチコに「おじさん」は手を差し伸べる。それを振り払える人なんているだろうか。

二十面相の娘 6

小原愼司

江戸川乱歩の怪奇・探偵小説の世界観を下敷きにしつつ、少女・チコの成長を主軸として構成された冒険活劇。
全八巻。
2008年春よりTVアニメが放映中。

二十面相の娘 5

小原愼司

江戸川乱歩の怪奇・探偵小説の世界観を下敷きにしつつ、少女・チコの成長を主軸として構成された冒険活劇。
全八巻。
2008年春よりTVアニメが放映中。

二十面相の娘 4

小原愼司

江戸川乱歩の怪奇・探偵小説の世界観を下敷きにしつつ、少女・チコの成長を主軸として構成された冒険活劇。
全八巻。
2008年春よりTVアニメが放映中。