宮崎伸治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
英語と中国語を学びたいと思っているので、タイトルに惹かれて読み始めた。
翻訳家の方なので、もともと外国語を習得するテクニックをおもちの方なのだろう。自分には参考になることはないだろうなとあまり期待せずに読んだが、語学を学ぶ意義や利点について知るうちに、語学学習のモチベーションがあがってきた。
著者はかなりストイックに学習されている印象だけど、それを楽しんでいる様子がとてもすてき。語学検定の結果は気にしないというふりきった考え方は目からウロコだった。自分軸があるなぁ。
具体的な学習方法については、私には腹落ちしなかったので参考程度に。
そうだった。知らないことを学ぶということは楽しいことなんだよと思い出すことができた。
ありがとうございました!
20250630 -
Posted by ブクログ
タイトルを言い換えると「好きなことをする時間を増やす方法100選」。
時間を増やすために「思い切ってテレビを捨ててみる」「未婚の選択肢も持っておく」といった極論も含まれているので、出来る(/やりたい)範囲で実行していくと良いんじゃないかな。
空いた時間をいたずらに過ごしてしまう自分にとっては、喝になった部分も多い。本書を片手に、自分に活かせそうな箇所はメモをとるという方式で読書をした。(自己啓発本ならではの読書方法?笑)
英・独・仏・西・伊・中の翻訳家、133種類の資格を保持。
それらのスキルを手に入れるために上手く時間をやりくりしてきたことが一目で分かる著者の経歴。その目的は仕事ではなく、自分が好きなことのためだというのだから余計に凄い。
いくら好きなことでも果たしてここまで根気が続くのだろうかと、もはや疑ってしまう域である。
「4. 成長していると時間はゆっくり進む」では、子供時代と大人になってからの時間の流れ方について触れられていた。
子供時代といえば、毎日が学びと成長の連続。それゆえに子供時代は時間が経つのがゆっくりに感じられる。対して大人になってからは毎日が同じ動作で変化に乏しく、時間が速く進む感じがするという。
そう言われて小学校時代を例に振り返ってみると、体験した出来事の一つひとつが記憶に鮮明に残っている。何十年も前の話なのに、出来なかったことが出来るようになる瞬間まで映像として脳裏に焼き付いているのだ。本当にスロー再生で見ている感じ。
社会人になって以降は、そのような劇的映像など1コマたりとも思い出せない。日々何かを学び打ち込むことで時間がゆっくり流れる(=時間を増やせる)ようになるという著者の理論は、頑張ることを諦めていた自分への起爆剤になりそうな予感がしている。
「22. チャレンジすること自体が”成功”」は、その言葉単体だけで背中を押してくれる^ ^
チャレンジしやすくするための秘訣は、「良い成果を残さないといけない」など自分への要求水準を高くしないこと。
自分の場合チャレンジすることすら遠慮しがちだが、数学者の藤原正彦氏も「当たろうともせず砕けているのは人間の屑だ」と仰っていたっけ…。遠慮している暇があったら、その分ごとチャレンジする時間に充てよう。それだけでも時間が増えたことになるし、チャレンジしている時点で成功へと踏み出しているのだから。
「(好きなことへの)情熱を燃やし続けるには、独立独歩の精神が必要不可欠です」
その精神があってこそ、著者は数多くのスキルを身につける努力を持続できた。努力は根気だけで続くものではない。自分が好きなことをどこまで信じ、連れ立っていけるかにかかっている。
好きなことをする時間とは、好きなことへの努力が続く時間なんだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ時間を増やすためには、時間がゆっくり流れるようにすればいい。そのためには、日々成長すれば、ゆっくり感じられる。
現状の延長線上にはない夢を持つ。それを見つけることがスタート。
「私は○○な人間として記憶されたい」という最終ゴールを決める。それに向かって少しずつでもいいからスタートする。
日本ではどうやっても食べていける。好きなことを仕事にしよう。
コンフォートゾーンを広げる=心地いい環境を広げる訓練=新しいことにチャレンジして、自分にとって当たり前を広げる。
チャレンジしたこと自体が成功=次のチャレンジが見えてくる。
目標を設定したら即行動。適切なノルマを課して、行動をチェック。
理想の姿をイメージし続ける。
朝の1時間は夜の2時間。
隙間時間の活用。あらかじめ隙間に何をするか準備しておく。
重要なことに時間を割く。
もっとも重要なことは石、やったほうがいいことは砂利、銃ではないことは砂、やらなくてもいいことは水。
多くの人は、1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価する。あれもこれも1年でやりたがるが、まとまったことを10年でやろうとはしない。
ヘーゲルは自由には2種類あるといった。他人から拘束されない自由=消極的な自由、他者と関わって目的を達成する自由=積極的な自由。ある程度は消極的な自由はあきらめなければならない。
議論に勝つことは不可能。勝っても負けるのより関係は悪くなる。議論しないことが一番。議論を避ける。
何かをするときは期限を設定する。期限が守れなかったときは、ペナルティーを課す。締め切りの効用。
外国語のマンツーマンレッスンは時をお金で買うことと同じ。
専門家に家庭教師になってもらう。
何をしないかを決める。
プランB,Cを決めておく。
欲望がわかないよう工夫する。次に欲望が沸いてきたら、少し我慢をしてみる。
仮眠をとるとパワーアップする。
デカルトは長い間、思索の時間をとるため、著作を出版しなかった。
「狭き門から入りなさい。滅びに至る門は大きく広いから」マタイによる福音書。今の仕事を頑張る。
返事は即答できない場合、返事ができる時期を即答する。
自分に合わないと思ったら目標は変える。こだわらない。 -
Posted by ブクログ
・英語が使える」と「英語が話せる」は同一ではなく、英語が話せなくても「英語が使える」人もいるのです。
・5歳の日本人の子供をイメージしてみてください。日本語はペラペラですよね。でも、小説や人生論、論文などが読める子はまずいないでしょう。
このことからわかるように、外国語が多少しゃべれるようになっても、語彙力を増強しないかぎり、原書で小説や人生論、論文などが読めるわけではないのです。
・翻訳をする際、日本語に訳しにくい概念があっても、工夫して訳さなければなりません。
とはいえ、ニュアンスまで正確に訳すのは不可能です。白黒映画にたとえれば、赤も緑も青も、どう工夫したところで正確に表現できないのと似ています。
ですから、訳注を入れたりして訳すのです。日本語にない概念は外国語のままのほうがダイレクトに理解しやすいのは言うまでもありません。
・「母語と違う言語でモノを考えるということは、自分の中にもっとにぎやかな、もっと緊張に満ちた思想のドラマを持ち込むことになります」
・私流にたとえれば、洋書を読む魅力とは、白黒だった映画をカラーでも見られるような
もの、見られる映画の数も数十倍に膨れ上がるようなものです。
・しかしそれでも降らなかったのは、「試験には落ち続けてはいるが、実力自体は伸びてふる」という自があったからです
・合否(またはハイスコア取得)を目指して過去問題集に取り組んでいると、結果が気になるものです。しかし、原書で良書を読んだり洋画を楽しんだり…といった自分の究極の目的に合わせた学習を続け、語学検定は実力の伸びを測定するためのものと割り切れば、不合格になってもそれほど気にならなくなります。
・対策問題集に取り組んでばかりいる人には、「対策問題集も重要だけど、易しめの原書を読んでみるのも面白いと思いますよ。難しければ対訳本と対比させながら読む手もありますよ」と言うでしょう。
対策問題集で勉強する重要さは認めるものの、面白味を感じないからです。外国語を学ぶ醍醐味は、原書や外国語動画の楽しみに目覚めてこそ味わえると思うのです。
※ ちなみに私は東京から一歩も出ずロンドン大学の学位を取得しましたし、
※MOOCs(オンラインで受講
できる大学や研究機関の講座)の一つであるコーセラ(Coursera)で学んだ経験があります -
Posted by ブクログ
分類としてはエッセイというか、体験談というか……
タイトルがあからさまにアガサ・クリスティの『そして、誰もいなくなった』なので手に取った。
翻訳というものの難しさ故に多くの人が脱落していったという、そういう翻訳の難しさあるあるかと思ったが……過去に経験したパワハラの告発本で、恨み節満載の本である。筆致がユーモアにあふれているので、割と個人的な悪口陰口満載なのだが、不思議と嫌悪感は薄い。
鳴り物入りで高学歴の人材を集めて事業を始めたが、蓋を開けたら使い物になる人間がいなかったという話に終始しているんだけれども……まあ、あるあるというかさもありなんというか……そもそも優秀な人間で仕事が出来るなら誰も手放さないし、下手に動いたりもしないよなーという……元々企業内で出来る人に翻訳させていて、それだと追いつかなくなったというなら、その今まで翻訳していた人を重用するのが筋だろうに、なんで外部から全部そろえようとしちゃったのか……
著者が退職したら瓦解したというあたりは、まあまあ割り引いて読んだ方がいい気もしている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ外国語の上達は、長く続ける、がすべて。楽しいから、だけでは乗り越えられない。内発的動機付けと外発的動機づけの組み合わせが必要。
スクールも動機づけに使える。マンツーマンで、講師が変わる学校がいい。
発音練習は場所が難しい。散歩とリスニングと発音練習を合体させる。YOUTUBEにリスニング+発音練習、の動画がたくさんある。
単語だけは理屈抜きに覚えるしかない。一生努力を続けるしかない。ネイティブ並みの読解力を身につけるにはそれしかない。英検一級に受かったくらいでやめてはいけない。
KOKUYO単語カード中を一箱30束買う。覚える単語は膨大に増える。覚える、忘れる、覚え直す、を繰り返す。
なかなか覚えられない単語は、ノートに書きながら声を出して覚える。
初級ではカテゴリー別に覚える。カテゴリー別の単語集を買う。
外国語を聴くときは脳に負担がかかって脳血流量が増える。外国語学校はもっと疲労する。脳トレ担っていると思うと、疲労感は楽しい。
脳のワーキングメモリーが増える。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今までも英語を話せるようになりたいと英文法から取り組むも途中で挫折を何度も繰り返してきた。でも、最近になってもう一度頑張ってみようかなと思っていた時に、「50歳からでも〜」というタイトルが気になって読んだ。
やはり、はっきりとした目標を持って取り組むというのが、英語に限ったことではないが、上達するためには大前提。確かに、私が挫折してしまうのもこの目標が弱いからということもわかってはいるけど、…
今までにも、こういった勉強法の本をいくつも読んできたが、今回よかったと思った内容は、外国語を学ぶことで、私たちの思考に良い効果が期待できるという点だ。理由は、新しく脳の神経回路ができる。そうすると、一方方向からだけの考え方が、別の視点から見ることができるようになるなど、脳の機能活性が期待できるということ。さらに、それは一つの外国語だけより、多言語を学ぶメリットはそこにある。つまり、今まで知らなかった世界が広がり、人生がさらに豊かなものになる。もう一度、頑張ってみようかな