あらすじ
「英語なんて子どもの頃から始めなきゃムリ」「ドイツ語、フランス語、中国語……使えたらいいけど、何度も挫折してもう諦めてしまった」という人は、いませんか?著者は50歳のとき、ゼロから外国語学習を始めました。そこから現在まで12年間、1日も休まず学習を続け、今では英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・中国語・韓国語の7言語の原書で小説を読むのが趣味。さらにロシア語も勉強中です。なぜそこまで熱中でき、かつ継続できるのか? 日々どんなことを考え、どう時間をやりくりし、言語を身につけてきたのか? そもそも「外国語ができる」とはどういうことか?超人的な学習を続ける著者が、そのコツを明かしながら、外国語学習がいかに人生を豊かにするかをさまざまな観点から解説。何度も挫折したけれどまたチャレンジしたい!という読者に向けて「外国語学習のモチベーション」を与える一冊です。
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Posted by ブクログ
英語と中国語を学びたいと思っているので、タイトルに惹かれて読み始めた。
翻訳家の方なので、もともと外国語を習得するテクニックをおもちの方なのだろう。自分には参考になることはないだろうなとあまり期待せずに読んだが、語学を学ぶ意義や利点について知るうちに、語学学習のモチベーションがあがってきた。
著者はかなりストイックに学習されている印象だけど、それを楽しんでいる様子がとてもすてき。語学検定の結果は気にしないというふりきった考え方は目からウロコだった。自分軸があるなぁ。
具体的な学習方法については、私には腹落ちしなかったので参考程度に。
そうだった。知らないことを学ぶということは楽しいことなんだよと思い出すことができた。
ありがとうございました!
20250630
Posted by ブクログ
とにかく毎日続けることですなぁ。楽しみながら、習得しようとする言語に触れて、毎日毎日を積み重ねることが苦にならなければ、身につけることができるようだ。興味のある国の情報を得たかったらその国の言語が読めた方が一次情報に触れることができる。好奇心が語学学習の力にもなります。
また、学び始めるのに遅すぎるなんてことはない。多少時間がかかるかもしれないけど身につけることはできるので、思い立ったその日から始めてみましょう。
Posted by ブクログ
外国語の上達は、長く続ける、がすべて。楽しいから、だけでは乗り越えられない。内発的動機付けと外発的動機づけの組み合わせが必要。
スクールも動機づけに使える。マンツーマンで、講師が変わる学校がいい。
発音練習は場所が難しい。散歩とリスニングと発音練習を合体させる。YOUTUBEにリスニング+発音練習、の動画がたくさんある。
単語だけは理屈抜きに覚えるしかない。一生努力を続けるしかない。ネイティブ並みの読解力を身につけるにはそれしかない。英検一級に受かったくらいでやめてはいけない。
KOKUYO単語カード中を一箱30束買う。覚える単語は膨大に増える。覚える、忘れる、覚え直す、を繰り返す。
なかなか覚えられない単語は、ノートに書きながら声を出して覚える。
初級ではカテゴリー別に覚える。カテゴリー別の単語集を買う。
外国語を聴くときは脳に負担がかかって脳血流量が増える。外国語学校はもっと疲労する。脳トレ担っていると思うと、疲労感は楽しい。
脳のワーキングメモリーが増える。
Posted by ブクログ
今までも英語を話せるようになりたいと英文法から取り組むも途中で挫折を何度も繰り返してきた。でも、最近になってもう一度頑張ってみようかなと思っていた時に、「50歳からでも〜」というタイトルが気になって読んだ。
やはり、はっきりとした目標を持って取り組むというのが、英語に限ったことではないが、上達するためには大前提。確かに、私が挫折してしまうのもこの目標が弱いからということもわかってはいるけど、…
今までにも、こういった勉強法の本をいくつも読んできたが、今回よかったと思った内容は、外国語を学ぶことで、私たちの思考に良い効果が期待できるという点だ。理由は、新しく脳の神経回路ができる。そうすると、一方方向からだけの考え方が、別の視点から見ることができるようになるなど、脳の機能活性が期待できるということ。さらに、それは一つの外国語だけより、多言語を学ぶメリットはそこにある。つまり、今まで知らなかった世界が広がり、人生がさらに豊かなものになる。もう一度、頑張ってみようかな
Posted by ブクログ
どうもこういう本が出ると
とにかく一度読んでみたくなるのです。
近道はないと知りながら
いったいどうやって勉強したのだろうという
興味が勝ると言いますか。
この著者の場合は
モチベーションを保つために
各国語の検定試験を受けたりしているのですね!
あと原書読破のおすすめ本や
学習に役立つ対訳を
各国語別にリストアップしてくれているのも
おもしろかったです。