【感想・ネタバレ】そして誰も翻訳しなくなった 高学歴館の悲劇のレビュー

あらすじ

「高学歴のやつは仕事ができない!?」
内心そう思っていても、なかなか口に出せない話
笑えてぞっとする! 知的職場の怪奇現象

これは、ちょっと信じられないけれど、ぜんぶ実話。
一流大学を出たエリートばかりが集まった翻訳部。誰もが「ここにいれば安泰」と思っていた。
でも……1人いなくなり、2人いなくなり、3人いなくなり……最後には、部そのものが跡形もなく消えてしまったのだ。

なぜそんなことが起きたのか?
才能あふれる人たちが集まっていたのに、なぜ誰も残らなかったのか?
著者が若き日に体験した「高学歴館の悲劇」は、奇妙で切なくて、どこか笑ってしまうほど不合理。

読めばきっと、あなたも自分の職場や仲間を思い浮かべるはず。
「あれ、これって自分の会社でも起きるかも?」とゾッとするかもしれない。

笑いながら読めて、でも背筋が寒くなる。
そんなリアル・ドキュメントを、どうぞご堪能ください。

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Posted by ブクログ

2025.11.22
期待したよりも面白かった。これはワタシ自身が1970年生まれの学歴社会で生きてきたからの感想であり、大学が定員割れが相次ぐようになってきた昨今とは大学の意味合いが変わっているため、若いひとには面白くないかもしれないと思う。学歴によって人を評価することのバカバカしさを端的に教えてくれる一冊。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

分類としてはエッセイというか、体験談というか……
タイトルがあからさまにアガサ・クリスティの『そして、誰もいなくなった』なので手に取った。
翻訳というものの難しさ故に多くの人が脱落していったという、そういう翻訳の難しさあるあるかと思ったが……過去に経験したパワハラの告発本で、恨み節満載の本である。筆致がユーモアにあふれているので、割と個人的な悪口陰口満載なのだが、不思議と嫌悪感は薄い。
鳴り物入りで高学歴の人材を集めて事業を始めたが、蓋を開けたら使い物になる人間がいなかったという話に終始しているんだけれども……まあ、あるあるというかさもありなんというか……そもそも優秀な人間で仕事が出来るなら誰も手放さないし、下手に動いたりもしないよなーという……元々企業内で出来る人に翻訳させていて、それだと追いつかなくなったというなら、その今まで翻訳していた人を重用するのが筋だろうに、なんで外部から全部そろえようとしちゃったのか……
著者が退職したら瓦解したというあたりは、まあまあ割り引いて読んだ方がいい気もしている。

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2025年12月07日

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