芝田文乃のレビュー一覧

  • 火星からの来訪者

    Posted by ブクログ

    全作、当時のレムの置かれた背景からか
    戦争の影響を強く感じる
    かつ
    終わり方がどれも詩的、抽象的なので
    面白いからどうかと言われると
    面白くはない
    でも深く読むと、深く読める文章なんだと思う
    そこまで深掘りできなかったけど。
    ソラリスを積読してるので
    読めるかなー、、と少し不安になる
    初期の作品ということで
    レムを知りたい方には
    いいと思う。

    以下は自分の備忘録として。

    火星からの来訪者
    そのものの想像がちょっとつきにきくかった
    人物の特徴もちょっとはっきりしないとこもあり
    面白くない
    けど、最後までどうなるか気になる作品

    ラインハルト作戦
    この作品と、ドクトル・チシニェツキの当直は、

    0
    2024年04月16日
  • 地球の平和

    Posted by ブクログ

    (SF)どうせ自分には読み取れないよくわからないと覚悟しつつも、世界観に浸りたい欲望で手に取り、やっぱり難しかった。というか頭が情報処理をしないんだよな。 でも他の作者の作品に比べると読み側への愛情?気配りは感じられる。

    1
    2024年02月27日
  • 独裁者の料理人:厨房から覗いた政権の舞台裏と食卓

    Posted by ブクログ

    独裁者の身近にあって、その食事を作る人たちの証言をまとめた話。
    独裁者達の孤独、独裁者達に仕えることの緊張感が、どの話にも濃密に漂っていました。

    0
    2024年01月07日
  • 独裁者の料理人:厨房から覗いた政権の舞台裏と食卓

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    独裁者の料理人
    厨房から覗いた政権の舞台裏と食卓

    著者:ヴィトルト・シャブウォフスキ
    訳者:芝田文乃
    白水社
    *著者はポーランド人ジャーナリスト

    サダム・フセインは何万人ものクルド人をガス処刑するよう命じた後、何を食べたのか?200万人近いクメール人が飢え死にしかけていたとき、ポル・ポトは何を食べていたのか?フィデル・カストロは世界を核戦争の瀬戸際に立たせたとき、何を食べていたのか?

    こうした問いに答えを出すため、著者は独裁者に仕えた料理人を探した。4年間で4つの大陸を旅し、フセイン、イディ・アミン(ウガンダ)、シェチェ・パーレ(アルバニア)、カストロ、ポル・ポトの5人に仕えた、6人の料

    0
    2023年09月14日
  • 火星からの来訪者

    Posted by ブクログ

    WW2という時代背景の不条理さが非SFを含めてレムらしさを堪能

    日本人は勇敢な人々だが、ただそれだけなので尚のことだ。「桜の花に包まれた鉄の拳。」この世の物事よりもあの世の物事に近い宗教、つまり個人の品性を高めはするが、民族にとって大きな害となる世界観。

    0
    2023年07月23日
  • 地球の平和

    Posted by ブクログ

    レムの最後の作品。
    あまりにも複雑であちこちち話が飛ぶのでわかりにくい。
    ところどころは極めて鋭いのだが、過去の泰平シリーズとは一見似ているようだが、主題の見えなさが全然異なる。
    正直、期待外れ。

    1
    2022年02月14日