北村滋のレビュー一覧

  • 見えない戦争 インテリジェンス・勢力圏・経済安全保障の地政学

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    ユーラシア大陸東端のリムランドに位置し、経済大国としては衰退の予兆がありながらも半導体分野などのサプライチェーン上でいくつかの優位性を持っている日本が、
    安倍晋三元総理が国際社会に訴求していた自由、民主主義、法の支配のもと「開かれた秩序」の維持を達成するための、
    非対称戦への備え、インテリジェンスの強化、海外からの投資規制、サイバー戦の強化、AIの活用といった、
    経済安全保障に関する重要事項が網羅的かつ総論的にまとめられている。

    ロシア・ウクライナ、イスラエル、イラン、ベネズエラなどでの戦争や事象を見ると、インテリジェンスの重要性を再確認できる。
    キネティックな戦力がなければ攻撃力として成り

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    2026年08月10日
  • 見えない戦争 インテリジェンス・勢力圏・経済安全保障の地政学

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    昨今の世界情勢に対応できる体制を整えるために、日本はどんな方針を立てて、どのような判断を下すべきかを本書では語られる。実際にインテリジェンスに従事した著者だからこそ見える視点、考えた方を読書に提示して、米中やロシアといった大国の動向を分析する。そして日本も政府のみならず、企業間においても、他国からの干渉にどう対処して、主権国家として生き残るのかを考えていく。とりわけ情報は、従来よりもいっそう重要な要素となりつつあり、情報の精査次第で政策が大幅に変わっていく。

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    2026年07月12日
  • 見えない戦争 インテリジェンス・勢力圏・経済安全保障の地政学

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    今何が世界で起こっているのか、この本を読むことで表面的なニュースからは窺い知れない地政学的な観点から水面下の世界情勢の動きを理解することができた。今の日本にとっては安全保障と経済の繁栄を切り離して考えることはもはや出来ないと言うことがよく分かった。

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    2026年06月30日
  • 安倍晋三 回顧録

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    憲政史上最長の首相在任期間全体のうちからしたらほんの少しだけだと思うが、安倍総理から見えた景色がリアルに垣間見られた気がする。加えて、理念や理想に捉われすぎず現状における利益を最大化することに徹するリアリストの姿勢には凄いと唸るばかりだし、意見や立場が異なる人への感想が意外とさっぱりしているというか拘泥するところがないところも人間の器の大きさの違いに感じ入ったり、人間性の部分で心動かされる内容が多かったように思う。
    良し悪しは置いておくにしても、安倍総理がいる世界といない世界では、やはり世の中は大きく違ったのだろうなと、この本を読んで確信せずにはいられない。

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    2026年05月03日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍晋三 回顧録
    著:安倍晋三
    著:橋本五郎
    著:尾山宏
    出版社:中央公論新社

    憲政史上最長の在任記録を打ち立てた、内閣総理大臣、それが安倍晋三氏だ
    戦後生まれの初の首相、戦後最年少首相でもある
    いったん首相の座からおり、総裁からも辞任したにもかかわらず、再び、首相に返り咲いた初の政治家

    彼を支えたのは、菅義偉、麻生太郎、甘利明らである

    だけど、本書からは、そんな傑出な偉業は伝わってこないのはどうしてだろうか

    岸伸介、佐藤栄作、安倍晋太郎らの政治ファミリーの出身、神戸製鋼のサラリーマン時代、そして、父の秘書になり、父晋太郎死後は、その後を継いて代議士へ、森、小泉らの保守本流を背景として

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    2026年04月09日
  • 安倍晋三 回顧録

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    憲政史上最長となり、非業の死を遂げた安倍晋三氏の回顧録であり、内容がかなり充実していた。
    またインタビュー者の質問も鋭く、当時の問題について忖度なく切り込んだ良い本だと思う。

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    2026年02月18日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍さんからみた諸外国の政治家についての印象や評価、政策や政治活動の思いが述べられていてとても興味深かった。安倍さんの政治家としての姿勢や政策に対しての賛否という単純な区別ではなく批評するうえでとても役に立った。こうした回顧録は総理大臣経験者は特に発刊してほしいと思う。

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    2025年11月13日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍晋三元首相の言葉や話し方の巧みさに改めて感銘を受けた。オバマ氏やトランプ氏といった各国首脳に対して、必要な主張ははっきりと伝えつつも、相手を逆撫でしない絶妙なバランスでコミュニケーションを取る姿勢には、まさに「外交の安倍」と呼ばれる所以を感じた。
    また、各国の首脳の個性や特徴が具体的に描かれており、外交の舞台裏を垣間見るような興味深さがあった。さらに、あの安倍元首相ですら大切なスピーチの前には何度も練習を重ねていたというエピソードを知り、強い親近感を覚えた。
    もともと政治に深い関心があったわけではないが、この本を通して政治や外交への興味が大いに高まった。特に日本の外交体制については、今後も

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    2025年10月31日
  • 安倍晋三 回顧録

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    『安倍晋三回顧録』は“是々非々で評価するための素材”を与えてくれる一冊です。支持・不支持の感情をいったん脇に置き、政策ごとの狙いと帰結、そしてその際に生じたコストをていねいに見ていく――その視点で整理すると、次のように読めました。

    まず、第一次政権期に動いた教育基本法改正、防衛庁の省昇格、国民投票法、集団的自衛権の法整備は、保守色の強いアジェンダであり、批判を招きやすい領域です。一方で、日米同盟の再定義や安全保障の現実対応として一定の妥当性を主張できる領域でもあり、賛否は“価値観”に大きく依存します。回顧録はこの価値判断の根拠(歴史観・危機認識)を提示しており、賛成であれ反対であれ、論点を可

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    2025年10月06日
  • 安倍晋三 回顧録

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    サラッと1冊の本にまとめてあるけど、これだけ多岐に渡る分野の政治的質問に、豊富な知識は当たり前かつ自分なりの信条を持って答えられる人って本当にすごいと思う。在任中は叩かれることも多かったと思うけど、様々な方面のバランスをうまく取って、憲政史上最長政権を築いた事実は評価されるべきなんじゃないかな。

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    2025年09月08日
  • 安倍晋三 回顧録

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    長期政権で何だかんだ言われたりしていたが、外交においては抜群のリーダーシップを発揮していたと思う。個人的には評価している。
    考え方、その時の判断などが話されていたが、リーダーシップ本としても読めると思った。

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    2025年06月08日
  • 外事警察秘録

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    情報開示の制約や字数の問題もあり、それぞれのテーマについて素人な人間にとってはやや消化不良な部分が残った。登場人物の肩書きや役割も同様に難解さの一因であるように感じた。一方、文面から感じ取れる切迫感から時々の国際政治や外事の困難さの一面を嗅ぎとれただけでも収穫があった。最終章の特定秘密保護法に関しては、身近な出来事として理解が深まったことも評価できるポイント。

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    2025年03月22日
  • 安倍晋三 回顧録

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    2020年の部分は全リーダー必読と思った。
    2020年はコロナの年。
    あの年の安倍さんは総理大臣としての職責を全うしていたと思う。
    多くのしがらみ、民主主義国家、日本においてできること、できないことがある。
    法律、海外との情報格差、事情を知らない外部の無責任な発言などなど多くのパラメータがある中、最終的に責任を取るのは総理大臣であるという覚悟でさまざまな難局に臨んでいたことがよくわかった。

    それ以外の部分では少し責任を他者に持って行っているところも散見したが、2020年部分だけでも読んでみたら良いと思う。

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    2025年03月03日
  • 安倍晋三 回顧録

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    今書いているのは8日の午前四時前だ。去年の今日は大変驚いた。出版当初からとても注目された本だったが、その時点での俺の関心は薄かった。いくら回顧録と言えど、機微に触る発言や質問はさすがにないだろうと思っていたからだ。しかし読んだ人のレビューなんかを見ると、思いのほかしっかりとした本らしい。それで一度は読んでみようと思い、メルカリでなるべく安く購入した。たしか1500円くらいだったと思う。読んでみたら安倍政権のことがよく分かった。特にコロナ対応とか、選挙の話は興味深かった。ダイヤモンドプリンセス号が帰港し、乗客が日本に渡ったとき、コロナが流行するおそれを大いに感じたが、政府としてもとても危惧してい

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    2024年11月27日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍さんの評価は色々分かれるところであると思いますが、やはりお話がお上手ですよね。裏話的な話も読めたのが一番の収穫です。

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    2024年10月04日
  • 安倍晋三 回顧録

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    政治は難かしい
     虚実で飾っている部分や、長として言へない内容もあるだらうが、裏話や正直なところもあり、おもしろい。

     公明党が応援すると票が2割増えて、創価学会に低頭平身だと語ってゐる(笑)。黒川検事長よりも林検事長のほうが親しいと言ってゐて、英語の授業で政治の話ばかりしてゐた講師の話を思ひ出した(ひどいね)。コロナウイルス薬のアビガンを北朝鮮高官が欲したなんて話も、惜し気もなくバラす。

     雇用政策のところを読むと、リベラルな考へも取り入れてゐて、ぜひこの調子で岩盤規制の撤廃や、同一労働同一賃金に取り組んで、メンバーシップを破壊してほしかったと感想してしまった。
     政治は難かしい。他国、

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    2024年07月13日
  • 安倍晋三 回顧録

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    国の総理が漫画や小説ではなくノンフィクションとして政争や外交を語った本として、読む価値があると思う。2006年の第一次安倍内閣、2012年末から2022年までの第二次安倍内閣の総理大臣としての言い訳、手前味噌の自画自賛も入った回顧録。一生懸命に考えて、総理大臣という職を続けたことは判るが、考えの方向性が私と全く合わないことが良く判った。
    ・コロナ対応:厚労省の薬務課長が薬事承認の実質的な権限を持っているが、課長クラスの人事権は内閣にないので言うことを聞いてくれません とのこと
    薬害エイズで課長クラスが有罪になったので、アビガンにハンコ押すと後から何言われるか判らないから・・・ 緊急時なのだから

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    2024年06月03日
  • 外事警察秘録

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    日本の外事警察、インテリジェンスの代表的人物とも言える北村氏が記したリアリティのある記録書。
    昭和後期以降の日本のインテリジェンスのメインストリームを捉えることができる。

    日本の外事警察は国家の関心事項や治安・安全保障のリスクを捉えて活動している。
    日本のインテリジェンスを事実上取り仕切っているのは警察と言っても過言ではないだろう。
    対外的なインテリジェンス機関等との接点にもなる。
    国内のスパイ活動も良く監視、検挙できているようにも思う。
    海外との関係がある国内所在の団体へのアクションも適切と思われる。
    北村氏の功績としては、第二次安倍政権で内閣情報官として特定秘密保護法の制定への貢献もある

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    2024年03月16日
  • 安倍晋三 回顧録

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    ・大統領制は敵が野党だが、議院内閣制は敵が身内だという英テリーザ・メイ首相との会話
    ・欧州に対して中国の脅威を説き続けた
    ・多様性と人種にばかり関心のあるオバマとのビジネスライクな付き合い。広島訪問とパールハーバー訪問のバーター取引
    ・2014年クリミア侵攻に対してロシアへの非難声明をあげる際、英ジョンソン首相が「侵略」という言葉を入れないよう進言した。歴史学者のジョンソンによるとイギリスは世界の四分の一を侵略した国家になるため
    ・プーチンの人間的な一面とトランプとの蜜月。面子にこだわるこの二人はよく似ていていると思った。
    海外首脳陣のやり取りが生き生きと記されているのに対して、官僚や政敵との

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    2026年09月03日
  • 外事警察秘録

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    防諜カウンターインテリジェンスの専門家の自伝。他国のスパイを見つけても外交官特権使われると捕まえられないのか。

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    2026年07月05日