北村滋のレビュー一覧

  • 安倍晋三 回顧録

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    高市さんが総理になったタイミングで、安倍さんが在任時にどのような政策や国交をされてたのか気になって読んでみたいと思い、手に取った本。こういうインタビュー本って聞き手は同調するのが普通かと思ってたけど、この本では聞き手が安倍さんにちょっと喧嘩腰みたいに質問を投げかけてるところもあって、読んでてヒヤヒヤするほどだった。でも、安倍さんの人柄からすると冷静に答えてたんだろうなあ、と想像。各国首相の印象と外交時のエピソード(特にトランプさん)を語ってるところが面白かった。最後の野田さんの追悼演説には涙があふれた。

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    2025年11月26日
  • 安倍晋三 回顧録

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    土管から飛び出てきたスーパマリオ。よく見ると安倍晋三首相ではないか。この愛すべき我が国のリーダーが暗殺されてはや3年が過ぎた。中曽根康弘氏は「政治家の人生は歴史によって裁かれる」と言った。ユーモア溢れ信念を曲げず常に国家を憂いた安倍首相の国会答弁が蘇ってくる。本書によってますます愛すべき稀有で偉大な首相であったことが思い出される。

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    2025年09月09日
  • 安倍晋三 回顧録

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    読んでいてこれが政治家だよな、と思える人間であった。
    日本を想い、日本を良くするために、日本人としてどうあるのか。
    そんな根底をしっかりと携えた高い視座を持った人たらし。そんな政治家であったように思う。

    2025年の今読むとなお現在の腐った政府がよく見える。

    あとトランプとのやりとりが面白すぎた。
    スーツのボタン止めた方がいいか?とかスーパーボウルと天皇即位とどっちがすごいのか?とか
    トランプって面白いよな笑

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    2025年08月11日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍元首相が、最初に首相の座に就いたのは、ご本人が52歳の時であった。政治家一家に生まれたエリート政治家は、史上最年少で首相の座に就くことになったが、しかし、第1次安倍政権はうまくいかず、ご本人の病気もあり、わずか1年で退陣することとなる。エリート政治家が初めて味わう挫折だった。しかし、ご本人がインタビューの中で応えているように、この経験が、政治家・安倍晋三を成長させ、第2次安倍政権をつくり、そして、その第2次安倍政権も成長させ、史上最長の政権にしたのである。
    本書のインタビューでは、その間の出来事について、安倍元首相が忌憚なく話しておられる。私自身は、「アベノミクス」を始めとした安倍元首相の

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    2025年05月04日
  • 安倍晋三 回顧録

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    『安倍晋三回顧録』──「国家とは何か」を問い続けた男の記録
    『安倍晋三回顧録』は、単なる元首相の回想録という枠を超え、「日本のかたち」を根源から問い直すような、強い力を持つ一冊だと感じた。政治の舞台裏、外交の緻密な駆け引き、そして一人の人間としての覚悟と苦悩が、飾らない率直な言葉で綴られている。

    本書は、生前に36時間にわたる綿密なインタビューに基づいて構成された。安倍氏は、自身の功績も課題も、ありのままに語る。政策の失敗、誤解されたことへの悔しさ――それら全てが、「いかに国を守るか」という強い信念によって貫かれている。読んでいると、こちらも自然と襟を正すような気持ちになる。

    「戦後レジー

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    2025年04月16日
  • 安倍晋三 回顧録

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    総理大臣は、そんな事を考えて仕事をしているのか、ということを端的に知ることができた。
    数多の決断の中にはミスや失敗もあったのではないか、それでも話の辻褄が合うように上手に誤魔化して話している部分もあるのだろうと想像した。
    それでも、一部には発言のミスなどについて正直に謝罪を述べる箇所もあり、総じて正直な内容をお話しされたのだろうと感じた。
    いわゆる保守派が何を大切にしているのか。理想を語るだけでいい野党と、現実とのすり合わせをして政策に落とし込まなければならない与党・政府との立場の違いも描かれていたように思う。
    最後に掲載されている野田元総理の追悼演説は、よく言われているように非常に良い文章で

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    2025年04月01日
  • 安倍晋三 回顧録

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    昨年の都知事選以来、政治に興味をもち、色々情報を集めました。安倍さんは、過去の首相の中でも最も日本の為に尽くしてくれていたことがよく分かります。個人的には愚策もあったとは思いますが、様々な敵との戦いで致し方なく...という部分も多くあったのだろうと思います。奈良市で殺されたことが非常に悔しいです。犯人は山上ではないことは、映像、直後の医師の見解からも明らか。トランプがきっと闇を暴いてくれることを願っています。

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    2025年03月24日
  • 安倍晋三 回顧録

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    私はこの元総理のことをどれだけ誤解していたのだろう。それを痛感させられる本でした。
    現政権にも安倍晋三さんの魂を引き継いでほしいと切に願う

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    2025年02月20日
  • 安倍晋三 回顧録

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    冒頭にあるように、この本は安倍晋三という政治家が歴史の法廷に提出する陳述書である。憲政史上最長の政権を築いた安倍が、何を思い、何を考えながら政権運営をしたかを、安倍の視点で語る本である。当然、安倍に批判的な立場の人間からは真逆の見解が出るであろう。それでも、本書は安倍晋三とは何だったのかを考える上で、一つの視点を提供するものと思う。

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    2025年01月05日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍晋三がどれだけ日本の国益を守るために闘っていたかという事がよく分かる。左翼やメディアに嫌われ続けたが、それでも国民の支持が強かったからこそ、憲政史上最長の任期を務めた日本の歴史に残るリーダー。

    特に興味深いのは外交や各国首脳に関する記述。メディアを通じてしか知らなかった、外交の真の舞台裏が描かれており、それだけでも読む価値はある。

    理知的で実務派の元弁護士オバマ大統領は、ジョークにも反応せずに直ぐに本題に話を戻したという。銀座次郎でのすし会食では米国の自動車が道中で1台も走っていない事を安倍に文句を行った処、安倍はドイツ車はたくさん走っている、彼らは日本の実情に併せて右ハンドル車を作っ

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    2024年08月29日
  • 安倍晋三 回顧録

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    岸田文雄の安倍晋三への弔辞泣いた

    1900

    480P

    ★4.5・・・3053

    安倍晋三 回顧録
    by 安倍晋三、橋本五郎、尾山宏、北村滋
    第1次内閣で内閣広報官を務めていた長谷川榮一氏の誘いで、2008年春に高尾山に登ったことが大きい。そこで多くの人から声をかけられました。「安倍さん元気になったんですか」とか「頑張ってください」と激励されました。それが自信を回復することにつながりました。厳しくマスコミに叩かれ、自信も誇りも砕け散った中から、だんだんともう一度挑戦しようという気分が湧いてきました。

    皇室の政治利用とは、 牽強付会 の議論ですね。欧州ではどこの国も王族が前面に出ていますよ

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    2024年08月08日
  • 外事警察秘録

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    著者が経験した数多の事案を想像に難くない文章表現で、スマートにまとめられた書です。私のような一般人では立ち入ることができない世界を知ることができました。
    「就中」を送り仮名いらずで読めるようになりました。

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    2024年06月22日
  • 安倍晋三 回顧録

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    2次にわたる安倍政権7年9ヶ月間の内政、外交、国会論戦について、その時々で安倍元首相がどう考え、決断したかが、意外なほど率直に語られている。

    聞き手も、タブーを設けることなく、答えにくい事柄についても適切に問うている。

    本文だけで約400ページだが、内容に惹かれ、ほぼ一気読みだった。

    本人の逝去(暗殺)後間もないこのタイミングで、網羅的な回顧録が出版されたのはほとんど奇跡といえる。
    が、この本では語り切れなかった様々なことが、この十倍はあったに違いない。

    毀誉褒貶はあるとしても、約8年間激動の状勢の中で自ら国の舵取りをした人物の知見は、今後の国の運営に大いに役立つはずだった。
    我が国の

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    2024年03月27日
  • 外事警察秘録

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    北朝鮮による誘拐事件から始まってそれから後の種々の大きな事件を著したフィクション。日本人にとっては忘れられない大きな事件の外事警察の方々のご苦労は大変だったろう。しかし小生の人生の中では忘れられないものだった。

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    2024年01月17日
  • 安倍晋三 回顧録

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    私は単純で信じやすいので、安倍さんは本当にすごい人だと思ってしまいました。安倍さんの視点で書いているのでもちろん違う人の視点から見ると全然違うのかもしれない、プラスとマイナスが逆転するほど違うかもしれないが、でもこんなに考えてこんなにも行動力のある人はなかなかいないと思う。本当に皆好き勝手いうけど動けるか動けないか、は大きな違いと思う。
    菅さんの最後のコメント部分が1番心に残った。

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    2024年01月06日
  • 安倍晋三 回顧録

    ネタバレ

    ただただ、涙・・・。

    2023年7月読了。

    出版されて直ぐに買ったのに、どうしても手が伸びなかった一冊。

    先日、「元番記者」を自称する元NHK解説委員の方の『実録…』とやらを読み、「それでは本人自身のお話を伺いましょう」と決意し、本を開いた。

    読み始めて直ぐに、あの懐かしい舌っ足らずで、幾分セカセカと話す口調の、故人の声が聞こえてきて、一気に読了した。
    まるで安倍さんが目の前で喋っているのを聞いているようだった。

    「回顧録」として読むには幾分生々しい話題が多く、「もう済んだ事」として受け止められない部分は有るが、もう二度と話を聞く事の出来ない人の語りだと考えれば、より多くの善男善女に読んでほしい一冊だと、強

    #泣ける #深い #タメになる

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    2023年07月23日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍さんが同時多発的に党内、永田町内、国内、世界中から膨大な問題が飛んでくる中でハードな意思決定繰り返していたと思うと尊敬しかない。政治を批判する前に読んでおきたい一冊。

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    2023年12月26日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍さんからみた諸外国の政治家についての印象や評価、政策や政治活動の思いが述べられていてとても興味深かった。安倍さんの政治家としての姿勢や政策に対しての賛否という単純な区別ではなく批評するうえでとても役に立った。こうした回顧録は総理大臣経験者は特に発刊してほしいと思う。

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    2025年11月13日
  • 安倍晋三 回顧録

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    安倍晋三元首相の言葉や話し方の巧みさに改めて感銘を受けた。オバマ氏やトランプ氏といった各国首脳に対して、必要な主張ははっきりと伝えつつも、相手を逆撫でしない絶妙なバランスでコミュニケーションを取る姿勢には、まさに「外交の安倍」と呼ばれる所以を感じた。
    また、各国の首脳の個性や特徴が具体的に描かれており、外交の舞台裏を垣間見るような興味深さがあった。さらに、あの安倍元首相ですら大切なスピーチの前には何度も練習を重ねていたというエピソードを知り、強い親近感を覚えた。
    もともと政治に深い関心があったわけではないが、この本を通して政治や外交への興味が大いに高まった。特に日本の外交体制については、今後も

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    2025年10月31日
  • 安倍晋三 回顧録

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    『安倍晋三回顧録』は“是々非々で評価するための素材”を与えてくれる一冊です。支持・不支持の感情をいったん脇に置き、政策ごとの狙いと帰結、そしてその際に生じたコストをていねいに見ていく――その視点で整理すると、次のように読めました。

    まず、第一次政権期に動いた教育基本法改正、防衛庁の省昇格、国民投票法、集団的自衛権の法整備は、保守色の強いアジェンダであり、批判を招きやすい領域です。一方で、日米同盟の再定義や安全保障の現実対応として一定の妥当性を主張できる領域でもあり、賛否は“価値観”に大きく依存します。回顧録はこの価値判断の根拠(歴史観・危機認識)を提示しており、賛成であれ反対であれ、論点を可

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    2025年10月06日