外事警察秘録

外事警察秘録

1,700円 (税込)

8pt

3.7

中国、ロシア、北朝鮮……。
インテリジェンス・マスターが初めて明かすスパイ戦争の最前線!

海外からの脅威に日本の「外事警察」はいかに対峙してきたのか――。
北朝鮮による日本人拉致事件、日本赤軍メンバーの追跡、
オウム真理教「ロシアコネクション」の解明、プーチンのスパイとの攻防、
山口組マフィア・サミットの阻止、中国スパイのTPP妨害工作の摘発……。
警察官僚、国家安全保障局長として、
数々の修羅場をくぐり抜けてきたインテリジェンス・マスターと
『見えざる敵』との闘いは、外事警察が抉る平成の裏面史でもあった。
知られざるスパイとの闘い、水面下での極秘任務の数々がいま初めて明かされる!

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外事警察秘録 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者が経験した数多の事案を想像に難くない文章表現で、スマートにまとめられた書です。私のような一般人では立ち入ることができない世界を知ることができました。
    「就中」を送り仮名いらずで読めるようになりました。

    0
    2024年06月22日

    Posted by ブクログ

    北朝鮮による誘拐事件から始まってそれから後の種々の大きな事件を著したフィクション。日本人にとっては忘れられない大きな事件の外事警察の方々のご苦労は大変だったろう。しかし小生の人生の中では忘れられないものだった。

    0
    2024年01月17日

    Posted by ブクログ

    情報開示の制約や字数の問題もあり、それぞれのテーマについて素人な人間にとってはやや消化不良な部分が残った。登場人物の肩書きや役割も同様に難解さの一因であるように感じた。一方、文面から感じ取れる切迫感から時々の国際政治や外事の困難さの一面を嗅ぎとれただけでも収穫があった。最終章の特定秘密保護法に関して

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    日本の外事警察、インテリジェンスの代表的人物とも言える北村氏が記したリアリティのある記録書。
    昭和後期以降の日本のインテリジェンスのメインストリームを捉えることができる。

    日本の外事警察は国家の関心事項や治安・安全保障のリスクを捉えて活動している。
    日本のインテリジェンスを事実上取り仕切っているの

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    既に解決済みの事案について語れる範囲でのみの情報なので少々物足りなさは感じるが、外事警察の仕事が少しだけ知ることができた気がする。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    中国、ロシア、北朝鮮・・・。海外からの脅威に日本の「外事警察」はいかに対峙してきたのか――。警察官僚、前国家安全保障局長として、数々の修羅場をくぐり抜けてきたインテリジェンス・マスターと『見えざる敵』との闘いは、外事警察が抉る平成の裏面史でもあった。知られざるスパイとの闘い、水面下での極秘任務の数々

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    実際に起きた事件の裏側がわかる内容だったので面白かったが、秘録というほどのものではなかったかも?
    少し期待外れでした。

    最後の安倍さんとのエピソードは、安倍さんの人柄がよくわかり、感動的でした。

    0
    2024年02月28日

    Posted by ブクログ

    実に面白い。国家権力の中枢にいた人間の思考回路がよく分かる。森功著「国商 最後のフィクサー葛西敬之」や「安倍晋三回顧録」などと合わせて読むと、さらに面白いだろう。
    特に、プーチン氏の「センス」を指摘するくだりや、サリン事件や福島原発事故に強い関心を示す米国の国家意志を推察するところ。張り詰めた世界

    0
    2024年02月16日

    Posted by ブクログ

    元日本版NSCの局長。

    面倒臭い奴らとの、目に見えない闘争。

    正直、物足りない内容。まだ書けないこともいっぱいあるんだろうなと言う印象。
    それに、日本には絶対にスパイ防止関係法令が必要ということ。
    よく言われるが、「要らない」というのは、スパイかその支援者。
    問題があるのであれば、削除する工夫は

    0
    2024年01月17日

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