トッド・ローズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「集合的幻想」というものが何なのか、多数派に追従しようとする人間の性質と近代における実際の現象、そしてそれがなぜ起こるのかについて
実際の事例を交えつつわかりやすく解説してくれている。
模倣の罠について
人間は人の行動を真似しがちだという性質があるという話だが、これは多数派の判断に従うことで自分の非専門領域における思考・判断の脳負荷を低減させるために発生するという話はある程度納得のいく理屈だった。
実際、確率論的には複数人が同時にある事象に対して判断を下した時、全員事前情報0ならば判断先の割合が同じ値に収斂するはずで、
もし有識者がいればその択の割合が増加するはずだ。
これが成立する限り多 -
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Posted by ブクログ
ネタバレSNSに支配されて、模倣に走る人類。最近ではChatGPTや生成AIなど崩壊する人類のSFの世界が近付いているようだ。この本も真実に関係なく、また多数派とは限らない声に、人間は支配されているという。そこには人間本来の性質とともに過去の支配者が利用していたパターナリズム(慈善や保護を理由に個人の自由を侵害する習慣)が蔓延っている。最たるものがテイラー主義。今、話題になっているビッグモーターの経営もまさにこの主義だと思うが、まさに権力者の思うがままに個人が食い物にされている。
我々が取るべき対策として管理に拘らず信頼ゲームをしてみようという。特効薬ではないが、個々の信頼が増すことが自己一致を生み出 -
Posted by ブクログ
【要約】
これまでは富やお金が成功の条件だったが、現在は成功に対する考え方も変わってきた。
成功とは幸福感と達成感が重要だ。
自分のモチベーションの本質を理解し、充足感を得るために不可欠である。
情熱を感じる仕事はいくつもの個人的な欲求を満たす物である。
具体的な目的は持たなくていいから、目の前の充足感を大切にしよう。
【感想】
成功の定義がこれまでと変わってきたのはヒシヒシと感じている。収入地幸福の相関関係はそれほど大きくはないということも知られてきた中で、目の前の充足感を満たす生き方はとても重要になってきたのではないかと感じる。
ダークホースを読んでその考え方の後押しをされた。 -
Posted by ブクログ
誰もが才能を持っている、個別化の時代へ
充足感があると、幸福になる
自分なんて、と思ってしまうのは今までの時代が関わっている。だよね、と思った。
今までの時代)
•標準化時代
生産効率のもと、機械の歯車のように学び、働き、人間の一生のすべてが標準化されてしまった。
•定員主義
定員枠があることで、富裕層が優遇されたり、才能エカント(採用者の偏見)があり、才能は一部の人に見えてしまう。
アメリカ独立宣言は、幸福の追求をうたい、幸福は充足感のことというのも面白かった。
個人の幸せを追求すれば、周りも幸せにできる。
まずは自分の好きなことは何か?洗い出してみよう。
そして、環境を選んだり -
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Posted by ブクログ
うーん。。人に求められることではなく、個人の好きなことをベースにするのは賛成。
だが、そうするとこの本の事例の大半がそうであるように個人事業になりがちで、安定した収入を得ていくことは難しく、結果人生は不安定になりがち。
サクセスストーリーを並べてあるが、本当に幸せだと感じられるには適度な安定収入は外せないが、この本はそのあたりすっ飛ばしてる印象。
が、常に自分が何が好きか、何が得意かを見極めた上で、戦略的に生きることは大事。人が何に金を払うかはある程度決まっており、競合もたくさんいる中で勝負していく必要。標準ルートも、ダークホースルートもいずれも試行錯誤が必要。でも、ダークホース的ルート -
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Posted by ブクログ
画一的な成功モデルではなく、その人独自の関心や能力を活かした成功(ダークホース)について。これからの社会では世間的な評価ではなく、自分をとことん理解した方が幸せになる。
ダークホース達の4つのルール
1. 自分が好きなことを掘り起こせ
大事なのは大きな情熱ではなく小さなモチベーション
2. 自分に合った道を選択する
一般的なリスクは無視して良い(年齢とか)
3. 独自の戦略を考え出す一見風変わりな方法も自分には正攻法になる
4. 人生の目的地に到達するには、目的地を探してはいけない
目的地のことは忘れて、充足感を今抱いているか自問する
・ダークホースが大切にするのは充足感。
・最初から目的