難波優輝のレビュー一覧

  • 本とは何か(新潮新書)

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    本とは読むだけではない
    本を読むことは威張ることではない
    他者の考え、時代の流れをしる
    繰り返しよみ、新たな発見や知己を高める
    色んな媒体もしり、感覚を怠けない
    作者の想いに思考を馳せる

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    2026年09月01日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    「読書とは何か」と言いたいところだが、「本とは何か」。本にまつわるもの・ことへと拡張しながら、そこに起こる読書パフォーマンスについて考えていく。なるほど読書自体が行動だと限定せず、読書とともに起こる思考・行動・感動のすべてが読書パフォーマンスとなりそうだ。
    同意しにくい考えや、ふわふわと抽象論な部分も多く、必ずしも評価は★4と言いにくいのだが、この本を読みながら自身の読書パフォーマンスが拡張し、またそれを見直すことにつながった。

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    2026年08月29日
  • 性的であるとはどのようなことか

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    「物語化批判の哲学」でも感じたけど、好きなものは近いのにそこから感じるものは全く正反対のものだなぁと。だからこそ、非常に興味深くて面白い!と思う。
    特に「えっちさ」の部分については入り込みやすくて、読んでてたのしかった!

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    2026年08月23日
  • アンチ・スポーツの哲学

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    ネタバレ

    スポーツとは絶対に負けないという強い闘志から行われるものであり、その美学について論じている
    また、スポーツを通じて人間が成長するという言説について筆者の持論を述べている

    個人的に残ったフレーズは、Comsの言葉を引用して述べられている「実際は、人が効果的に失敗に対処できるようにする最良の保証は、それまで基本的に成功してきたことである。」
    「失敗体験によってではなく、失敗を避けることに成功することによってである。」

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    2026年08月23日
  • 批判的日常美学について

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    相変わらず難波さんの文章は読んでいて楽しい。
    鉛筆でごりごりに書き込みしていつも読んでる。

    この本は、モヤッとしていた日常美学的な(?)疑問や、なんとなく許せないこと、そういう批判的なもやもやに輪郭を与えてくれた。ウンウンわかると頷いたり、「え〜そう考える人がいたのかぁ」と一方的な「不同意コミュニケーション」を楽しませていただいたりしながら。

    読んでてずっと楽しかったけど、最後の章が特にお気に入り。↓ ↓ ↓
    第11章  夕焼けと電流──生誕した私たちの美的義務について

    最近、反出生主義について関心が高かったので、難波さんがそれに触れてくれて嬉しかった。
    道徳と美学を分けて考える視点、これからの様々な考えに役立ちそう。

    ぜひ、【批判的日常美学について 2】もよろしくお願いします。書いてください。読ませてください。たのむ!!!!!!難波さんいつもありがとう!!!

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    2026年08月22日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    「読書パフォーマンス」 新鮮な響きであった。本を読むことは、間違いなく良いことでしょう。
    大型書店を徘徊したくなった。

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    2026年08月16日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    読書が如何に【立派なことではない】かを説かれるのか!?と期待し、ドキドキワクワクして読んだゆ。
    でも読み終わったら、もっと読書への愛が深まってしまっていたゆ。すごいゆ。悔しいゆ。

    読書に愛はあるワイ、「読書を過剰に持ち上げる風潮」にずっとモヤモヤしていたんだゆ。
    全肯定は、愛じゃないゆ。

    そんな時にちょうど、難波さん(彼の著書にハマり中)が読書について取り上げてくれているこの本の存在を知り、自然とガッツポーズしちゃったゆ。最早喘いだまであるゆ。

    やっぱ難波さん、超COOLなのにアツい男で最高すぎるゆ。ブックイヤーもつけて書き込みもして読ませていただいたゆ。

    いつも素敵な読み物をありがとうございますゆ。

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    2026年08月15日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    読書が好きになればなるほど、自分なりの「読書論」ができていき、気づかないうちに視野が狭くなっているように感じることがある。
    そんな中でこの本を読んで、世の中のさまざまな人の好みや感じ方を知れた。
    自分の中にあった「こう読むもの」という枠が少しずつほどけていき、これまで以上に自由に、本の世界を感じられるようになった気がする。
    作者さんの優しさが伝わってくる文章だった。

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    2026年08月10日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    読書の幅広さを文字通り具体的に書いてくれている。

    絵本の読み聞かせの例を通して、本の読書はパフォーマンスという考え方は新鮮。

    物語を味わうのは必ずしも人間理解に役立つとは限らない。ある種のモデルを味わっている。物理学や経済学のような。

    また、難しい人文書を読むのはわからないを楽しむと言う視点も。

    自己啓発書は願いの塊。成長するぞと言う構えが満足を生む。

    雑誌は回遊的、都市的で、背伸びさせるメディア。また、時代を切り取り、セグメントを決める。

    作品鑑賞は好き嫌いを超えた評価基準を持つこと。

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    2026年08月09日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    ネタバレ

    本を読むことだけが偉いのか?と思っているところにこの本と巡り会えた。
    本を読むという行為を、読む対象ごとに分類しその営みについて考えている。例えば雑誌では、いわゆる小説などとは違って時間軸が読者に共有されている。
    漫画は「本を読む」に含まれているのか?発行部数ベースだと出版社に寄与している功績は無視できない。
    音楽にしかり、自らが精通している人間でないと批評はしづらい。漫画を描いている人は少ないから、評価という行為が難しい(いや、小説や新書も書いてる人が少ない気がするが。)

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    2026年07月26日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    「読書の素晴らしさばっかり言う本に飽きてきた」という書店員さんの言葉をきっかけにして、本を読むことにはネガティブな側面もあるのではないか…と考えた著者が、本を読むこと、ひいては本とは何かを考えた一冊。

    物語が共感能力を高める、人間理解に役立つ、というのは本の効能としてよく取り上げられる点だが、著者はそれを批判する。
    グレゴリー・カリーという哲学者の説を紹介しながら、物語への共感が現実の人間への共感や援助行動とはほとんど関係がないことを述べている。
    本を沢山読んでいるであろう著名な学者や小説家でも差別的な言動をする人がいくらでもいるので、この説には納得する。自分自身を振り返っても、本を読んだことで他人に優しくなれたか…といわれると、そんなことは全然ないのだ(優しくなりたいとは思っているけど…)。

    もちろん、著者は読書が私たちの生活と人生を豊かにしてくれることを良く分かっているし、本自体を大好きなことも伝わってくる。私も本は大好きだ。
    「物語は、私たちがじっくりと他人や世界について考えるためのパートナーになってくれるけれど、「言うことに従っていれば間違いのない絶対の師匠」でもなく、「それを飲めば頭が良くなるサプリ」でもない。結局のところ、私たち自身がじっくりと頭と心を使うための道具に近い」と著者はいう。このことをしっかり忘れないようにしたいと思う。

    また、こういった読書論の本には珍しく、ハウツー本・雑誌・マンガ・楽譜・レシピ本を取り上げて論じているのが新鮮で面白かった。

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    2026年07月25日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    読書とは何かを『パフォーマンス』という言葉を用いて、書籍の種類ごとに意味を見出している。
    読書好きには、新たな着眼点ができて本書を読むことができて満足している。

    書籍の種類は
    物語、難しい本、ハウツー本、雑誌、マンガ、楽譜や料理本。さらに、コーヒーテーブルブック(名前があることを初めて知りました)
    上記内容についてである。

    特に昔から好んで読んでいた(最近では読みすぎて?同じことしか書いていないように思えるから読まなくなった)
    ハウツー本について章が印象的であった。

    『ハウツー本は文章でできた変身ベルト』

    『変身ベルト』という言葉は共感できたし、ハウツー本は何か悩んでいたり、新しい自分になりたかったりするときに読む本だと思う。
    昔は時間に執着していおり、時間についての本を片っ端から読んでいた。今では時間と向き合うことができていて、時間のコントロールも割とできるようになった。過去に比べて良い方向に変身できたのかな?と思う。

    このようにそれぞれの書籍についてのパフォーマンスとともに、読書するだけに限らず、書棚を整理したり、本屋さんを巡ることも読者パフォーマンスと説いている。

    それぞれの書籍や時間、感情も含めて、自分は今どのようなパフォーマンスをしているのか考えながら読書するのも悪くないなと思わせてくれた本書であった。

    渚にて は読んでみたいなと思った

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    2026年07月23日
  • 本とは何か(新潮新書)

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    あとがきに「紙の本の話ばかりになった。もしかすると、いずれ、デジタルな本とは何かについて書かなければならないかもしれない。」(p.224-225)とあるように、電子書籍には触れられていなかった。電子書籍は本なのでろうか、インターネット上にあるWebサイトはどういった読書パフォーマンスをしているのか、そういった点に関しても著者の意見を知りたいと感じた。

    『本とは何か』というよりも『読書パフォーマンスとは何か』というタイトルの方がしっくりくるような気がする。

    「おそらくe5489はUI /UXのずぶの素人が設計したのだろう。」(p.149)と言う辛辣な言葉に少し笑ってしまった。そして共感をしたのも事実。どうにかもう少し使いやすい設計にして欲しい、、、

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    2026年07月17日
  • 性的であるとはどのようなことか

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    自分の解釈を出すためにさまざまな角度で性的とは何か、なぜ人間は性的と感じるのか、それを嫌悪するのか調査、考察した書籍
    面白く読むことできた

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    2026年07月10日
  • 批判的日常美学について

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    引用で出てくる本を大方読んだことがあったのがジミ嬉し、でした♡
    ちゃんとする、は美的感性によるもの!道徳的なものではない!を胸に。

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    2026年06月09日
  • 批判的日常美学について

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    手触り感のある内容。
    日常の中にある違和感などを美学観点から考察することで、示唆に富む内容になっていると思う。
    日々の日常になんとなくマンネリ化をしてきたら読むと良さそう。

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    2026年05月09日
  • 批判的日常美学について

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    興味深く読んだ。丁寧な暮らしに振り回されている、縛られていると感じることが多いが、憧れるのもまた事実で、そのあたりのことが書かれていた。美学という分野に面白みも感じた。

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    2026年04月08日
  • 性的であるとはどのようなことか

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    「えっちさ」についての考察がとても面白かった。崇高のえっちさと崩れのえっちさ。わたしは崩れのえっちさの方がよく感じるような気がする。また、「この行動って他人からはどんなえっちさに見えてるのかな」などと生活の中で新しい視点を得てしまった。
    下ネタが大好きなのだが、えっちだなあと思うことの中身を細分化し言語化してくれたこの本を読んだお陰で、日常がさらに楽しくなりそう。

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    2026年02月10日
  • 性的であるとはどのようなことか

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    まず「性的である」というものを三つに分けて考え、それを使いながら性的雰囲気や性的ペルソナの性質を考察。言語行為論などを用いてそれらが「性的である」ことによりどう悪さをしているかを解説している。
    その次はえっちさについての考察と「性的である」ことと「えっちさ」の比較が行われ、大胆にもえっちさを用いて他人との分かり合えなさを味わう方法を模索している。

    内容は面白いが、一つ一つのテーマがざっくりとした印象で、まだまだ議論の余白がたくさんありそうな一冊。それ故これから先の哲学の中でどんどんと枝葉のように発展していきそうな感じがする。特に最後のえっちさを用いた世界との関わり方に関してはかなり大胆な印象を受けたが、加速度的に分断が進む現代に生きている我々こそ、分かり合えないことを味わうことの可能性については特に考えるべき事柄だと思う。

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    2026年01月23日
  • 性的であるとはどのようなことか

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    私はむしろ、私が惹かれる存在の前で停止することが、その存在に対して真にえっちなモードで接することであり、素敵なことではないか、と考える。
    という部分から、恋愛においても同じことが言えるのではないかと感じた。

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    2026年01月10日