難波優輝のレビュー一覧
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読書が如何に【立派なことではない】かを説かれるのか!?と期待し、ドキドキワクワクして読んだゆ。
でも読み終わったら、もっと読書への愛が深まってしまっていたゆ。すごいゆ。悔しいゆ。
読書に愛はあるワイ、「読書を過剰に持ち上げる風潮」にずっとモヤモヤしていたんだゆ。
全肯定は、愛じゃないゆ。
そんな時にちょうど、難波さん(彼の著書にハマり中)が読書について取り上げてくれているこの本の存在を知り、自然とガッツポーズしちゃったゆ。最早喘いだまであるゆ。
やっぱ難波さん、超COOLなのにアツい男で最高すぎるゆ。ブックイヤーもつけて書き込みもして読ませていただいたゆ。
いつも素敵な読み物をありがと -
Posted by ブクログ
「読書の素晴らしさばっかり言う本に飽きてきた」という書店員さんの言葉をきっかけにして、本を読むことにはネガティブな側面もあるのではないか…と考えた著者が、本を読むこと、ひいては本とは何かを考えた一冊。
物語が共感能力を高める、人間理解に役立つ、というのは本の効能としてよく取り上げられる点だが、著者はそれを批判する。
グレゴリー・カリーという哲学者の説を紹介しながら、物語への共感が現実の人間への共感や援助行動とはほとんど関係がないことを述べている。
本を沢山読んでいるであろう著名な学者や小説家でも差別的な言動をする人がいくらでもいるので、この説には納得する。自分自身を振り返っても、本を読んだこ -
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読書とは何かを『パフォーマンス』という言葉を用いて、書籍の種類ごとに意味を見出している。
読書好きには、新たな着眼点ができて本書を読むことができて満足している。
書籍の種類は
物語、難しい本、ハウツー本、雑誌、マンガ、楽譜や料理本。さらに、コーヒーテーブルブック(名前があることを初めて知りました)
上記内容についてである。
特に昔から好んで読んでいた(最近では読みすぎて?同じことしか書いていないように思えるから読まなくなった)
ハウツー本について章が印象的であった。
『ハウツー本は文章でできた変身ベルト』
『変身ベルト』という言葉は共感できたし、ハウツー本は何か悩んでいたり、新しい自分 -
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あとがきに「紙の本の話ばかりになった。もしかすると、いずれ、デジタルな本とは何かについて書かなければならないかもしれない。」(p.224-225)とあるように、電子書籍には触れられていなかった。電子書籍は本なのでろうか、インターネット上にあるWebサイトはどういった読書パフォーマンスをしているのか、そういった点に関しても著者の意見を知りたいと感じた。
『本とは何か』というよりも『読書パフォーマンスとは何か』というタイトルの方がしっくりくるような気がする。
「おそらくe5489はUI /UXのずぶの素人が設計したのだろう。」(p.149)と言う辛辣な言葉に少し笑ってしまった。そして共感をした -
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〈※感想長め〉元来、僕は「人生は物語そのものだ」と考えてきた。もっと言えば、自分の人生を一つの小説や伝記のようなものとして捉えることが多い。たとえば、僕はすでに二度の転職を経験しているが、職場が変わるたびに「さあ、新しい章の始まりだ」「この章はどんなオチになるんや」と考えるように。物語に登場するようなおもしろい何者かであるように。
そんな折、本屋で本書を見かけて、「自分の人生観に対してどんな反論があるんや?」と興味本位に手に取った。
まさにグサグサと刺さった。結局のところ、自分は何者かになりたいと願っていただけ。こうあるべきだという凝り固まった自己像を勝手に作り上げて、その枠組みの中で自 -
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正直に言うと、読みながら叫びたくなった瞬間があった。悲鳴に近いかもしれない。それくらい、ずっと頭の中でもやもやしていたことが言語化された本。
最近、世の中がやたらと「物語」を求めすぎていると感じてて。
例えば選挙で候補者の物語が語られたり、MBTIで人をカテゴライズするのもそう(もともとMBTIは「根拠ないものだし」)、就活で麗な自分語りをしてしまい、SNSでは感情を動かすストーリーが拡散される。
未知のものをそのまま受け取るよりも、わかりやすい物にはめ込んでしまいたがる傾向が、どんどん強くなっている気がしてそれがずっと気持ち悪かった。
この本はその気持ち悪さを書いてくれる。
特に1章はすごい -
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●自分や世界を理解するのに便利な「物語化」に警鐘を鳴らした本。
●事実よりも物語の方が人には響きやすいと言うけれど、その功罪について見つめ直す。→物語はわかりやすいけれど、その易きに流れる姿勢を正して世界を捉える努力が必要。
●物語化は自分や世界のことを理解する上で役に立つが、歪んだ理解に陥る危険性があると説く。序章のタイトル「人生は「物語」ではない」が筆者の主張のすべてだ。本書は、前半は物語化の力とそのリスクについて解説し、後半は物語化に対抗する別の思考のあり方を模索するという2部構成になっている。物語的な生き方に対抗する結論がおもちゃ遊び的な生き方というのは不完全燃焼なところがある。おもち -
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ネタバレ『物語化批判の哲学』 自分用まとめ
1. 物語は「理解」と「共感」と「アイデンティティ」を与える
人は、
* 他人を理解したい
* 他人に理解されたい
* 同じ気持ちになりたい
* 自分が何者かを確定したい
という欲求を持つ。
物語は、その欲求を非常にうまく満たしてくれる。
過去と未来に意味を与え、感情を同期させ、「自分らしさ」を演出できる。
だから現代では、SNS・インフルエンサー・自己PR・就活・マーケティングなど、あらゆる場所で「物語化」が強力な武器になっている。
特にインフルエンサー文化では、「弱さの共有」が強い共感を生み、
「この人を理解できるのは自分だけ」
という幻想