パッカくんのサインが可愛い。
サポーターとチームと運営主体って、全然違う距離感のなかで動いているのかな、とか、なぜひとつのチームを応援するのにサポーター同士で仲たがいをしているのか、ということを考えながら読んだ。
自分も、ライブとかに行った時、まわりのファンたちのライブ参加の仕方とか、態度にムッとしたりすることがある。
それも、ひとえに純粋に、バンドあるいはアーティストを応援しているがため、彼(彼ら)に気持ちよく舞台の上で演じてほしいから、という気持ちからくる、ある種の「義侠心」であることは違いないのだが、結局はそういう周縁的な問題(ファンのマナー意識だとか応援の仕方とか)に反感を感じるあまりにファンやめたくなる瞬間も確かにあって、本末転倒だなと自分でもあほらしくなる。
演じている当人たちのことを考えての感情なのに、結局それに振り回されて、当人たちとそのファンを包含したひとつの大きな塊に対する怒りをふくらませてしまうというか。
サポーター同士の間にある感情とそれはよく似ている気がする。
この巻で、ずっと続いていた、サポーターと運営との対立、サポーター同士の対立に少しずつ動きが見えてきた。
いきなり全面和解、皆仲良し、めでたし、なんて綺麗な回答は期待していない。
たくさんの人間がまわりを取り巻いている「サッカー界」というおおきな塊の中で、それぞれの主義スタンスの違いから、数々の小さないさかいや仲たがいが起こる…、その不可避的不仲について、どういうふうに双方折り合いをつけて、「みんなで選手のことを、チームをおもって応援する」という原点に立ち返っていくのか。
そこのところを丁寧に見ていきたいなあ。
それからゲーム描写について
サッカーのルールを知らないわたしみたいな人間でも、「今いいところ」「今あぶないところ」というゲームの大まかな流れが直感的に分かるのがありがたい。