orieのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりにズシンと心に響く、泣ける本に出会えました。
世の中にはナイフで刺されるよりも痛いことがある。言葉で人は簡単に傷つくし、傷つけられる。
でも、逆もまた然りで、誰かが紡ぐ言葉に助けられたり、支えられることもある。
自分を否定されたり、傷つけてくる言動はどうしても目についてしまうし、記憶に残りやすい。なのに、自分を肯定してきたり、認めてくれる存在や言葉にはなかなか気づけなくて。
この本を読み終えたあと、必ず、これから出会う作品のあとがきまでしっかり読みたくなる。
それくらい、この作品はあとがきまでが作品なのだと思った。
この物語が誰かの生きる糧になるなら。
この物語を読んだ誰かが -
Posted by ブクログ
まず読み始めは、あれってなりました。
というのは、始めのページは本の題名、次にページを捲るとなにやら学校の校舎らしき見取り図、次に目次、次に登場人物の名前がずらっと並んだ人物紹介、とまるでいかにもこれから事件が起こりますよーといった感じだなと。
読み進めると、山奥の廃村だとか、廃校だとか、携帯も通じないとか、ん?なんかすごいフラグがたってる気がするんですけど…
あらすじは概ね作品紹介にありますが、大人気シリーズとなった小説が、映画やアニメ化もされる中発売された第5巻で、いちばん人気のヒロインキャラ「ジナ」が死んでしまうことにより、批判が殺到、大炎上します。
いよいよ残すは完結編を迎えるのみだ -
Posted by ブクログ
誹謗中傷に心が傷つく。現代社会で常に問題になっている。SNSを殆どやってない自分には対面で人に言われることでしか傷つくことはない。面倒くさい世の中になった。
しかしどんな状況でも人を傷つけるのは簡単だ。ミマサカリオリが少数の否定的な言葉に心が折れるのも分かる。若い時の自分もそうだった。
嫌な奴を気にして放っておくことが出来ない。
何を持って救われるのか。人それぞれだけどミマサカリオリにとってはファンレターだった。それだけで良かったんじゃないか?と書いてみるもそれこそ人の心情なんで分からない。
面倒くさい佐藤に嫌気がさしてくるが、やはり救われるラストは予想出来るも良かったんじゃないか。
もう一人 -
Posted by ブクログ
『死にたがりの君に贈る物語』を読んで、正直かなり心に刺さった。
タイトルからして重そうな話だと思ってたけど、読んでみると「死」よりも「生きる」ことの意味を静かに問いかけてくる一冊だった。
人間って、誰でも弱さとか、誰にも言えない痛みを持ってると思う。
この物語は、そんな“どうしようもない夜”を知ってる人ほど響く気がする。
登場人物たちの言葉は、どれもまっすぐで、少し不器用。
でもその不器用さがリアルで、読んでて何度も胸が詰まった。
「生きるって苦しいけど、それでも悪くない」──そんな想いが少しずつ積み重なっていくような感じ。
読んでる途中は切ないのに、最後のページを閉じた瞬間には、なぜか温か