珠川こおりのレビュー一覧

  • 檸檬先生

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    「檸檬」と作品の題名にもあるとおり、色に関する表現や色彩感覚についての描写が綺麗で、読んでいて楽しかったです。
    人と違うことは負けじゃない、と思わせてくれた作品です。

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    2025年11月11日
  • 檸檬先生

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    ネタバレ

    最初と最後が同じ内容にしていたから、最後まで読み終えたとき「これ最初にも書いてなかった!?」って自然と最初の部分を読み返しました。素晴らしすぎる。個人的に同じ本をあまり繰り返し読まないんだけど、これは最初だけでも読まなきゃ!って思えた。お互い悩んでいるはずなのにどっちかが救われるとすれ違ってしまい、なんて切ないんだろうと思いました。お互い救われないのが一番お互いにとって苦しくないということ。そしてあの姿も美しいと思える心を持ってるのにいい意味で恐怖を覚えました。それだけ好きでもあるってことだと思うけど。正直ハッピーエンドではない気がするけど凄い好きな作品です!

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    2025年02月04日
  • 【無料版】『檸檬先生』試し読み 特典小冊子付き

    購入済み

    文そのものが芸術的

    芸術的な感性と共に、共感覚というマイナーなフィーリングを軸として描かれる人間の心の動きを、忠実に文字として写し取ったような表現が特徴であるこの作品。自分の困難な点を共有できる仲間がいることはこんなにも幸せなことなのだな、と考えさせられました。

    #感動する

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    2021年12月04日
  • 【無料版】『檸檬先生』試し読み 特典小冊子付き

    購入済み

    惹き込まれるような文章です

    冒頭にある紹介文を読んで、
    楽しみだと思いながら読み始めましたが、
    初めの1文目からその世界観に惹き込まれて、
    あっという間の21ページでした。
    これは、是非購入させて頂きたいと思いました。

    #深い #エモい

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    2021年05月29日
  • 檸檬先生

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    ラストの怒涛の展開は正直あまり好きではないが、全体を通して読みやすく、良い作品だと思った。
    作者はこの文章を18歳で書いたのだから尚更驚きだ。

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    2025年09月03日
  • 檸檬先生

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    ネタバレ

    やっと読み終わった。
    一文一文のカロリーが高くて、表現に重みがある。
    世界に一人でも自分を理解してくれる誰かがいて、その人を失っても生きていかなければいけない辛さ。
    誰かに縋ることの美しさと醜さ。
    みたいなものを改めて解った気がする。

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    2025年06月20日
  • 『檸檬先生』 ヒット記念〈特別短編〉「一番星」

    購入済み

    懐かしい

    この本は昔の少年の頃の懐かしい思い出が色取られた作品で読んでいて懐かしい少年時代を思い出す事ができました

    #感動する #泣ける

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    2025年03月15日
  • 檸檬先生

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    ー「少年、共感覚が全て正しい訳じゃないよ」ー

    共感覚がテーマの一つとなる。それもあり作中様々な色と音が存在する。中には聞いた事のないような、しかし想像しやすいようになってる。共感覚としての感じ方を少しだけ共有できるような気がする。

    主要人物の名前が最後まで明かされない。この世に何かを残したかった檸檬先生が名前さえ読者に残せないという残酷さ。世界と自分の感覚を無理やり二分させることが出来たからこそいつまでも世界に違和感があったのかもしれない。

    取扱いを凄く気をつけなければいけないなと思った。檸檬先生の終わり方の描写に美しささえ感じてしまった。凄く鋭利で瞬間的だからこそ読んでいる人の何かを刺

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    2024年08月02日
  • 【無料版】『檸檬先生』試し読み 特典小冊子付き

    購入済み

    不思議な感覚

    一般人が持つ五感 視覚聴覚嗅覚味覚触覚 の境目が破れて入り混じってしまう人がたまにいる という話を以前別の本で読んだことはあるが、この物語はその様なある意味超感覚を持った子どもたちの話である。メインテーマの超感覚を表現するためか、きらびやかな文章表現がとても目を惹く。ただ 意図的に使用しているであろう普通使わない漢語(例:矯激)はどうしても読んでいて違和感 引っかかりがある。

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    2023年01月02日
  • 檸檬先生

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    まあまあ…
    面白いとも面白くないとも言い難い。共感覚については以前調べたことがあり、割と馴染みのある内容であった。檸檬先生と少年の関係は好みだったものの、設定から期待する文章の美しさは感じられなかった。当時18歳ということで、これから先どんな作品を書かれるのか、楽しみ

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    2025年08月31日
  • 檸檬先生

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    共感覚、実は私もあり文字を見ると頭に色が浮かんでくる。この物語のように生活に支障があるほどではないけど。随所にある、檸檬先生の艶やかな描写がこの本の魅力とラストの凄惨さをグッと跳ね上げる。

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    2024年06月12日
  • 檸檬先生

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    ネタバレ

    音や数字、人に色がついて見える「共感覚」。そういう世界があるというのを初めて知った。
    少年は檸檬先生に救われたが、「先生」は苦しい人生の中で少年だけが救いだったのだろうと思う。檸檬先生は「共感覚」だけではなく、様々な環境ががんじ絡めになり、最後の選択をしたのだろう。もっと少年に救いを求めてもらいたかった…。

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    2023年08月09日
  • 『檸檬先生』 ヒット記念〈特別短編〉「一番星」

    購入済み

    少年時代と夏休み

    読んでいる途中で、ずっとずっと昔の曲であるが井上陽水の「少年時代」を思い出した。本書の内容と直接の関連性はないが、小学生の田舎の家での夏休み ということで雰囲気 懐かしさ がよく描き出されている。「絵」がかなり重要な役割を果たしているが、今ひとつ鮮やかさにかける気がするところが残念である。

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    2023年01月06日
  • 『檸檬先生』 ヒット記念〈特別短編〉「一番星」

    一番星

    綺麗だった。
    少年の純粋な感情がそのままなく映されていた。
    今年の夏の思い出はなんだろうか、と考えてしまった。

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    2021年08月27日