あらすじ
<第15回小説現代長編新人賞受賞作『檸檬先生』増刷決定!>
珠川こおり『檸檬先生』刊行記念
小説現代2021年8月に寄稿された短編「一番星」を特別公開!
俺たちの夏は熱かった。合唱に絵描き、燦々と輝く芸術の日々。
太陽が照りつける中一の夏、合唱コンクールの練習に行けなくなった俺が出会ったのは、薄緑の帽子をかぶった絵描きのおっさん。ひょんなことから絵を教わることになって――。
『檸檬先生』に通ずる、鮮やかに彩られた短編。
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少年時代と夏休み
読んでいる途中で、ずっとずっと昔の曲であるが井上陽水の「少年時代」を思い出した。本書の内容と直接の関連性はないが、小学生の田舎の家での夏休み ということで雰囲気 懐かしさ がよく描き出されている。「絵」がかなり重要な役割を果たしているが、今ひとつ鮮やかさにかける気がするところが残念である。