せがわまさきのレビュー一覧

  • バジリスク~甲賀忍法帖~(1)

    一層おどろおどろしい

    おどろおどろしい山田風太郎の原作をコミカライズするとこのようにより一層おどろおどろしい作品になるなるのだ という典型的な例。コミカラズ作者の画力が高いので原作の世界を 原作以上に読者に訴えることに成功している。
    女性たちが皆美しいのも目をひいた。
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(1)

    魅力的

    面白いですね。
    原作は読んだことないですが、この漫画を読んで興味がでてきました。
    絵柄はかなり個性的なので人を選ぶかもしれませんが、私は魅力的で好きです。
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(1)
    甲賀忍法帖のアニメのみを視聴済みで、原作小説や漫画版も読んだ事はありませんでした。
    桜花のアニメ版も未視聴です。

    初めてこの一巻目を読んでみて、前作を超える迫力満点の展開にびっくりしました。
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(3)
    ますます激しさを増す甲賀・伊賀 対 成尋衆。
    成尋衆が、作り上げた巨大な城、鳳輦車。
    その各階層に飛ばされた、甲賀と伊賀の忍びたち。

    甲賀・七弦(しちげん)、伊賀・涙(るい)のペア、彼らに対するのは、恐怖の魔獣使い。

    果たして、彼らは、『響』の四肢を取り戻すことが、出来るのか?
    激しい『忍法五番...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(4)
    新甲賀五宝連碁石才蔵+新伊賀五花撰現VS成尋衆夜叉至戦と

    新甲賀五宝連根来転寝+新伊賀五花撰滑婆VS成尋衆孔雀啄戦が

    同時進行して、終にゲームのルールは破られ、カオスな合戦に突入!

    成尋衆夜叉至VS成尋衆孔雀啄戦、

    新甲賀五宝連根来転寝VS旧甲賀五宝連+旧伊賀五花撰(色衰逸馬・水連秋月・蔦法...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(5)
    天海配下・阿吽坊vs成尋衆・雑魚部隊雨衆戦、 新甲賀五宝連・甲賀八郎vs成尋衆・雑魚部隊雨衆戦、 新甲賀五宝連・甲賀八郎+新伊賀五花撰・滑婆+新伊賀五花撰・現+新伊賀五花撰・涙vs天海配下・阿吽坊戦、成尋衆・成尋vs天海配下・阿吽坊戦が描写される。

    八郎と響は弦之介と朧の子供という設定だが、朧が十...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(3)
    新・甲賀五宝連蜩七弦+新・伊賀五花撰涙VS成尋衆涅哩底王戦全七話と、新・甲賀五宝連碁石才蔵+新・伊賀五花撰現VS成尋衆夜叉至戦序盤三話を収録。敵の成尋衆は正紀のオリキャラだった筈だが、シヒラ竜也は実在人物が変装し名を変えた設定にしてます。

    という事で成尋衆の過去の史実事件も戦闘途中に挿入されます。...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(1)
    原作小説は原案に近い。小説の上巻のエピソードはほとんどカットして、①巻のラストで早くも新・甲賀五宝連(甲賀八郎・根来転寝・甲羅式部・碁石才蔵・蜩七弦)。新・伊賀五花撰(伊賀響・滑婆・現・涙・蓮)にメンバーは交代する。

    旧メンバーの全滅シーンは全部描写されてないが、作画者オリジナルエピソードに男同士...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(2)
    「たとえ神であっても忍法で倒して見せる」と豪語する甲賀八郎の名台詞とともに、成尋衆の五階建て移動城攻略戦が始まる。甲賀伊賀の10名を男女のペアにして各階に同時突入!今巻は1階の甲羅式部+蓮VS輪廻六郎戦が描かれる。

    正紀より正紀らしい漫画家オリジナル描写に燃えた。

    風太郎ものとして柳生十兵衛も出...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(1)
    甲賀対伊賀の忍び同士の壮絶な戦いを描いた『バジリスク』。更に、パワーアップして戻って来た。

    10数年前、互いに戦いに殉じた甲賀 幻之介、伊賀 朧。
    そして、2人の子供に当たる甲賀 八郎、伊賀 瞳。

    封印された2人の矛眼術、盾眼術
    かたや、忍びの技を自分に返す技、そして一切の技を無効にする...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(2)
    伊賀対甲賀の忍び同士の戦いを描いた『バジリスク』。
    前作の戦いが、更にパワーアップして戻ってきた。

    今度は、伊賀+甲賀 対 成尋衆。

    お互いの秘術は、更に人間離れし、激しさを増す。
    果たして、勝利は、どちらに?
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(5)
    考えてみたら、「弦之介と朧に子供がいた」という原作の設定を否定する所が本漫画版のアイデアの根幹だったのかもしれないなぁ。

    相変わらず作画も素晴らしいし読み応えある。しかし『甲賀忍法帖』時代の回想シーンになるととたんにせがわ絵風になるのは面白いなぁw
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(4)
    忍法バトルの大雑把さや、成尋衆の無理な史実への紐づけなど気になる所はあるけれど、逆に原作より本家『バジリスク』との繋がりをあまり意識していないところもあって、単独の漫画として面白い。何より漫画がすごく良いので、おそらく意図した演出が十全に伝わってくる感じがする。ここらへんで男キャラがバタバタ死んでい...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(2)
    本当、どう考えればここまで原作から解き放たれることができるのか。
    キャラ名以外は殆どオリジナルと言っていいくらい別物。それはそれで凄い。作者独自の発想であろうか。
    甲賀+伊賀対成尋衆、と機械的に相手をぶつけていく構成はまた別種の忍法帖ものっぽい感もありますが、少年漫画的方向に振り切ったバトルは、作者...続きを読む
  • 十 ~忍法魔界転生~(12)
    まるで笑ゥせぇるすまんのような森宗意軒の見開き。

    改めて読み返してみると、割と『柳生忍法帖』と展開が近いというか、これまで自由勝手にしてきた暴君については「政治的」に矛を収めさせる手順があって、最後の最後でそれがズバッと決まる部分が爽快。流石に「ラスボス倒せばすべてうやむやに」ってわけにもいかない...続きを読む
  • バジリスク ~桜花忍法帖~(1)
    キャラと設定紹介に終始した感じだけど、八郎の帰還で伊賀甲賀勢揃いして、響の口許が微笑するシーンはゾクゾクした。これから物語が動くのだな……
    特に見開き大人八郎のここぞのせがわまさき度!
  • 十 ~忍法魔界転生~(11)
    設定とかストーリー展開をいじるわけでもなし、大コマ使いの外連で現代の読者を魅了する。

    原作読んだ時は(自分の若さもあって)正直「うわしょっぱい」と思っていた宗矩との闘いですが、流石せがわ先生、生前の未練に醜悪にすがる宗矩と、父と戦わなければならない十兵衛の対比を見事にビジュアル化。

    (と、ここで...続きを読む
  • 十 ~忍法魔界転生~(10)
    おそらく、本編で一番オリジナル要素が多い巻ではないだろうか。

    原作では「文字ではいいけど絵にするとすげーしょっぱいだろうなぁ」と思っていた天草四郎戦が大幅改変。と、ここでこれまでの色々何気ない描写だった所が実は「この展開」のための伏線だったということに気づく。多分作者的に愛されていたんだろうなぁこ...続きを読む
  • 十 ~忍法魔界転生~(9)
    今回の漫画化にあたり、お品が一番膨らませられているというか、ここまでお品メインな『魔界転生』があったであろうかw
  • 十 ~忍法魔界転生~(8)
    展開的には地味ともいえるんですが、せがわ先生の迫力ある描写が光る。

    にしてもやはり、四朗、お品あたり書いている時が一番生き生きしている気がするなぁw 『鬼切り』の頃から、こういう蓮っ葉(?)なキャラが好かれているような。