せがわまさきのレビュー一覧

  • 十 ~忍法魔界転生~(7)
    どうしても短くなり気味なバトルシーンですが、それを「一枚絵の迫力」で魅せる演出が見事。

    それにしても「先生の貞操」ってw
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(3)
    多分、十兵衛が、自分で敵にやっつけちゃうことは簡単なんだろうなぁ。
    でも、それでは、おもしろくないという思いがある。
    そのあたりは、優しいというよりも、自分の楽しさのためで人でなしなんだろうなぁと思います。

    ちょっと、「パイナップル・アーミー」を思い出したりしました。
  • 十 ~忍法魔界転生~(6)
    うん、その通り。そりゃ人間、階段から落ちれば打撲もするし流血もする。下手すれば命にかかわる。でも正直、外連味溢れる現代漫画的表現に慣れた身からすれば「あれ?」って感じになってしまいますよな。魔人であっても刀で斬れる(まぁ十兵衛も「意外といけた」って感じでしたが)。

    あと、根来忍者を犠牲にして仕組ん...続きを読む
  • 十 ~忍法魔界転生~(5)
    ようやくに序章が終了、ゲームの“ルール”も決まり、
    いよいよ血で血を争うゲームが開始します、、次巻から。

    初戦は「vs田宮坊太郎」、盛り上がる引きがたまらなく、
    今から続きが楽しみで仕方がありません。

    それにしても、原作通りとはいえ、、ここまでで5冊分。
    よくまぁ、打ち切られることなく続いていま...続きを読む
  • 十 ~忍法魔界転生~(5)
    いよいよプロローグが終了し、次巻から田宮坊太郎vs柳生十兵衛 開戦。そこへ至るまでの盛り上げ方、引きも素晴らしい。
    和歌山城の写真との合成は相変わらずアレでしたが、見開きのクララお品の妖艶さが絶品。多分過去のせがわ作品全てを見返しても随一の出来映えかと。
  • バジリスク~甲賀忍法帖~(1)
    山田風太郎氏の原作がハイクオリティな漫画の世界に!奇怪な風貌の忍達はまさしく魑魅魍魎の類い。 奇想天外な術者たちの命を賭けた熱い戦いは息を呑む程の迫力で、読み出したら止まらない。せがわまさき氏による繊細で耽美な画風とのコラボレーションは、妖艶かつ悲壮感溢れるその世界観を存分に描ききっている。
  • 十 ~忍法魔界転生~(5)
    ツインテ親父殿が表紙。
    今回描かれるエピソードは、十兵衛、転生衆とのファーストコンタクトから、十兵衛の宣戦布告、ゲームのルールが設定されるあたりまで。物語を転がすために必要な展開とはいえ、やはり見どころの少ない巻ではありますなぁ。しかし、それでも「原作のまま」ちゃんと連載を継続出来ているというのはな...続きを読む
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(2)
    うーん、山田風太郎が、この十兵衛の3部作を続き物ととらえていたかどうかはあやしいのですが、この物語の十兵衛は、「魔界転生」や、「柳生十兵衛死す」に比べると、たしかに若い感じがあります。
    とくに、わざわざ困難なことにこそ、首をつっこみたがるところとか。
  • Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(1)
    「次は、『魔界転生』を描け~!!」

    とわめいていたので、この展開は、けっこううれしかったりします。
    このまま、十兵衛三部作を全部マンガにしてほしいです。

    しかし、この題。ちょっと、笑いました。
    Yは「柳生」で、十が「十兵衛」なのはすぐにわかったけど、Mって何?て思いました。
    Mは、光厳のMなのね...続きを読む
  • 十 ~忍法魔界転生~(4)
    いよいよ、敵味方が邂逅します。
    盛り上がるわ。

    この魔界転生のすごいところは、もちろん、いろいろな闘うことのなかった剣豪達が、実際にチャンバラをしちゃうという夢の対戦なところもあるのですが、それと同時に、蘇ってくる剣豪がけっこう身内とか知り合いというのも怖いところだと思います。
  • 十 ~忍法魔界転生~(1)
    もはや忍法でもなんでもねえw
    しかしこの手の時代小説ものは、武士もみんな人なんだなあというか、女に溺れ過ぎなところあるよね。結局は時代劇のエンターテイメント、ということなんだろうけど。

    それにしても胤瞬はつまり「オナ禁すると強くなる」ってことですよねわかりま……いやわかんねーよw
  • 十 ~忍法魔界転生~(2)
    もう、女は完全に道具ですよね。
    気持ちいいぐらい。

    どれぐらいかというと、多分、宮﨑 駿「風立ちぬ」と同じぐらいの扱いです。

    こういうのを読むと、山田 風太郎は鬼だと思います。
  • 十 ~忍法魔界転生~(3)
    「敵の編成」が終わって、いよいよ、ヒーロー十兵衛の登場です。

    しかし、魔人スカウト、柳生から3人も選ばれるとは、山田 風太郎は、ものすごく柳生好きですね。
    山田 風太郎のなかで、「柳生忍法帖」と「魔界転生」の十兵衛は、同一人物なんだろうかという疑問はあるのですが、こうやって見ると、違和感なく続いて...続きを読む
  • 山風短(3)
    時代物ではない山田 風太郎は、実は小説でも読んだことがないです。
    まあ、時代物ではないといいながら、舞台は昭和30年代なのですが。

    今回は、お色気なしで爽やかな感じです。
    山田 風太郎、こんなのも書くんだ。
    そして、せがわ まさきの絵、本当に、いいわぁ。
  • 山風短(1)
    トンデモ時代劇を至極真面目に振り切ってやりきり、泣かせ処まで作ってしまうというこの力技。
    「無いだろっ」と思う驚愕の展開。
    ツッコミ処を指摘するのは野暮というものです。
    山田風太郎の短編をせがわまさきが漫画化。
    愉しめました。
  • 十 ~忍法魔界転生~(3)
    表紙がまさかの主人公!

    物語も、ようやく「敵の編制」が終わり、本編に。といってもまだ「事件の起こり」くらいの段階ですが…
    何気に、初お目見えとなった魔人武蔵。これまで山風短にも出てきた彼が、「こう」なってしまったと思うと感慨深いものが。
  • 十 ~忍法魔界転生~(2)
    一人、また一人、魔界転生の剣士が生まれる中、未だ出ることのない十の人。柳生十兵衛の登場を待ち続けるけど、主役不在でここまで物語が引っ張れるというのは凄すぎ。
  • 十 ~忍法魔界転生~(1)
    これ、これ。
    これが読みたかったんですよ。

    せがわ まさきの「魔界転生」。
    お話はまだ、はじまったばかりです。

    たしか、これ、主人公の十兵衛って、半分ぐらい話が進むまで、出てこなかった気がしますが。
  • 十 ~忍法魔界転生~(2)
    表紙は坊太郎だけど、宗矩巻。魔人宗矩のビジュアルが超良い。

    しかし相変わらず、単行本の区切りが悪いなぁw
  • 十 ~忍法魔界転生~(2)
    圧倒的な面白さ。せがわまさきの山田風太郎サーガの最高傑作間違いなし。人間の未練、妄執が痛いほどページをめくるたびに伝わってくる。これだけボルテージが上がっているのに主人公はまだ登場せず。次巻の刊行が待ちきれない。