すぎむらしんいちのレビュー一覧

  • SSSS すぎむらしんいち短編集

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    タイムリープ、見せ物小屋、秘密基地、ヤンキー…色んな題材がうまく組み合わされた短編集。話のまとめ方が秀逸で評価が高いのも頷けます。奇妙さやちょいエロも含んだ大人向けの作品。これは良かった。

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    2025年02月21日
  • SSSS すぎむらしんいち短編集

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     すっごく面白い。特に巻末の『1983』が最高だ。

     直接この本とは関係ないのだけど、今や自分自身すっかり若者ではなく、若者を描こうとするとどう頑張ってもせいぜい90年代のイメージでしか描けない。現代に合わせようとしても不可能なので時代劇か、変な現代にするしかない。この短編集のお陰で、それでいいような気がしてきた。

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    2024年03月02日
  • SSSS すぎむらしんいち短編集

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    すぎむらしんいちの短編集。どれも面白いけど、「1983」が一番好きかな。世代的にやはりぐっとくるものがあるね。とういか「最後の遊覧船」単行本出てるのを完全に見逃していた。もう新刊での入手は難しい?

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    2024年01月10日
  • 最後の遊覧船 2

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    ネタバレ

     女性が主人公で、『ホテルカルフォリニア』のテイストもあってすっごく面白い。クライマックスでめちゃくちゃになっていく感じも彷彿とさせる。創作がテーマでもある。船長は結局どっちでもよかったような感じもして祐子がかわいそうだった。

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    2021年08月31日
  • 最後の遊覧船 2

    Q

    購入済み

    確かに幻

    ギャグかと思えばシリアス、幻想的かと思えば現実的、どれが誠でどこからが嘘か
    後半に向けてどんどんスピードアップしてわからなくなっていく。面白い。

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    2020年12月13日
  • 最後の遊覧船 1

    購入済み

    GoTo は、遊覧船に乗ってと

    俗世からGoToしたい、出来たらいい
    GOTOだけで生きたい、いきたいとこは?

    この、最後の遊覧船、ぜひツアー途中で眠くなったとき思い出すと
    夢ループのなかのトラブルに自分も参加しそうな
    楽しい物語でした。

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    2020年12月08日
  • ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ ―童貞SOS―(1)

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    清々しいほど馬鹿馬鹿しい。しかも中野ブロードウェイ。高崎線と埼京線。生活圏内。つーかハルカちゃん可愛らしすぎだろ!そして巨乳マッチョな女ンビが好みだッ!アマゾネスなお姉さまが好みなんだよォォォォッ!これから中野ブロードウェイに行く度、女ンビを探してしまうッ!

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    2013年03月18日
  • 老人賭博(3)

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    ネタバレ

    (2巻のレビューからの続き)

    で、結局何に一番シビれたかって言うと、金子のキャラチェンジなのです。

    基本、松尾スズキの描く主人公がちょっと怖いのです。得体が知れないのです。私は。
    手術代のための借金200万円を返済するために自らマシーンと化して働き倒す、とか、自我を殺し切って与えられたミッションを淡々とこなす、とか、「心ない優しさ」に対抗して(?)「心ない悪」になってみる、とか。
    常に受身。全部リアクション。こう来られたからこう返してる。
    このロボっぷり故に、ダメな感じに振り回されてて面白いんですが、振り回されてる最中の目が微妙に笑ってないような気がして怖いのです。

    っていうのも含めてこ

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    2014年01月23日
  • 老人賭博(2)

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    ネタバレ

    (1巻のレビューからの続き)

    原作は文庫で200ページくらい。それがマンガになると全3冊。
    引かずに足してる。その足した部分がイイ!

    1巻の「ネプリーグ」の件も面白かったな~。隙あらばネジ込まれるゾンビネタとかな~。松尾氏もすぎむら氏もゾンビ好きなのよね~。

    「金子の家に泊まる海馬」もよく考えたら小説にはなかったんだな~。
    その直前、キャバクラでレディー・ガガを口ずさむ海馬がワナビーの伏線になっててな~。

    あー「ワナビー」は卑怯だよな~。とにかく練習したからってだけで完璧にワナビー歌い上げる老人には無条件で爆笑したけど、マンガの「照る和茶碗」「泡菜」「自我舌禍」はちゃんと納得した上で笑

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    2014年01月23日
  • 老人賭博(1)

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    ネタバレ

    全3巻。
    面白かった。超面白かった。

    「原作の小説が好きであればあるほど、映画版・ドラマ版・マンガ版には手を出しちゃならねえ」とは、数多のガッカリ体験を通じて自然に身に付いてゆく生活の知恵だと思います。

    大好きだったあの台詞が削られている!とか、何そのいらんエピソード!とか、じゃあ原作を忠実になぞっていればいいのかと云うとそれでもダメで、想像してた顔(声)と違う!なんて阿鼻叫喚の種は尽きないもの。

    そしてそれらの苦悩の先にあるものは何かっつうと、
     (1) 一切の派生作品から遠ざかって生きる
     (2) 原作者に金が入るならそれでいい、と割り切って鑑賞
    の2択なんじゃないのかなあ。なんてザ

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    2014年01月23日
  • ディアスポリス-異邦警察-(1)

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    このひとの作品はたぶん全部読んでいると思います。
    昔の作品が手に入りづらくなっているのが残念。。。

    さて、この作品ですが、不法滞在の外国人のための "裏の都庁" をめぐる、とてもエキサイティングなおはなしです。

    ちょっと普通じゃ思いつかない設定、先が読めない展開がすごいなーと思ったら、原作のリチャード・ウーという人は、浦沢直樹さんの作品でも原作を担当しているストーリーテラーな人なんですね!(長崎尚志さんという人と同一人物)

    そこに、すぎむらしんいちワールドならではの、魅力的で切ない感じの登場人物が絡むのですから、もうたまりません!

    ぜひご一読を!

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    2010年12月21日
  • 超・学校法人スタア學園(1)

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    両親が失踪したり、核シェルターで暮らしたり、ホームレスになったり、映画監督になったり、スマップならぬスニャップで芸能活動したり、まったくムチャクチャな漫画だ でも面白い

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    2009年10月04日
  • 超・学校法人スタア學園(1)

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    一生懸命なコキジにときどき目の奥がじんわりします。途中までしか持ってないので続き欲しいけど本屋で見かけなくなりまんた。エロ恋愛ギャグアクション満載。

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    2009年10月04日
  • 最後の遊覧船 1

    ネタバレ 購入済み

    かなり前から持っていたマンガの作者さんなのに絵が全然違う…気になって読み始めました。シリアスかと思いきや、クスリと笑える箇所も多し。登場人物も癖がある人ばかり。
    目的は台本を書く事なのにどんどん逸れていく主人公の行動…。続きが気になります。

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    2020年12月07日
  • ディアスポリス-異邦警察-(2)

    購入済み

    同作者の「カリフォルニア・ホテル」を読んで、この漫画家の魅力にハマりました。こういうクセが強いのに読みやすい画風って少なくなってきてると思うので、貴重な漫画家さんだと思います。
    ストーリももちろん読み応えありです!

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    2020年07月06日
  • ディアスポリス-異邦警察-(1)

    購入済み

    非常にひきこまれるストーリーです。
    良い青年マンガを求めて放浪し、ディアスポリスに辿り着きました。
    こういう作品がもっと読みたい!

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    2020年03月10日
  • ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ ―童貞SOS―(1)

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    大変おばかな昭和テイストの一作。 毎話ごとにエロいれて、主人公の反応がものすげ何も考えていないところが、童貞すらも80年代のケーハクな空気にいたのかと思わせる。

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    2018年12月17日
  • 老人賭博(3)

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    3巻だけ読みました。話の途中からだったけど、分かりやすいタイトルと単純な内容のおかげで、すんなり読むことができました。

    にしても、松尾スズキは面白い話を書くね。

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    2015年10月13日
  • 老人賭博(3)

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    松尾スズキらしいキャラクター設定や細かい演出と、
    すぎむらしんいちらしいポップさがいい塩梅で折衷されていた。

    もうちょっとエロとかSFチックな描写が多く盛り込まれてたら最高だったなあ。

    老人と付き人、先生と付き人、グラドルの
    対立描写は面白かった。いや、面白かったよ。

    これ、原作まだ読んでないけどハードルは上がった。
    というかこのまま続けても面白そうである。

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    2012年02月26日
  • 老人賭博(2)

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    海ちゃんがどんな殊勝なことを言おうが、この漫画はダメ親父のダメっぷりを鑑賞するものだ。心なく優しく運動よりも「最後まで付き合いきれないのに興味を持つのは遺跡の見学者みたいで何だか無責任で残酷じゃないか」で!

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    2012年01月08日