塩﨑香織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人的に、この著者の本はタコの心身問題から2冊目。心、意識について、動物や植物、海洋生物の生物学的な分析、進化の過程、分離脳患者の行動などさまざまな例を駆使して説明を試みる。専門的で理解できたか自信が持てない部分も少なくないけれど、素人なりに大筋はつかんだように思う。
細胞から構成される既知の生物は、微小なバクテリアも含め、すべて世界を感知し、それに応答する能力をもっている。自分の境界を自ら定義し、自分の生命を自ら維持していく細胞は「自己」と見なすことができる。これはよく分かる。
でも例えば、通常私たちが「動物」という括りで考えている「動物たち」や昆虫、そして植物が、どこまで「感知」しているの -
Posted by ブクログ
最初は皮膚の細かい組織や役割など、聞きなれない言葉が多く戸惑ったが、著者のユーモラスな語り口や実際の患者さんとのやりとりなど、内容にだんだん引き込まれていった。皮膚ってすごい!面白い!となる。
「自分の皮膚の延長であるように道具を器用に扱える。」というのがすごい。鍵を鍵穴に刺す時、感覚を拡張している、みたいなことが書いていてすごいなぁと思った。
また「帝王切開と膣からの出産では付着する菌の種類でその後のアトピーなどの発症率に差がある。」という話も印象に残った。そんなに物理的(?)な要因で決まるんだという驚き。また、タトゥーの針が免疫反応を増強させるという話も面白かった。確かに、鍼治療みたいな -
Posted by ブクログ
現代社会において、数学がどのように役立っているかを述べた本。
数学は、表面的には見えなくても、いろんなところで使われています。
たとえば、電気で制御されているものは、すべて数学が使われていると考えてよいでしょう。
つまり、我々の生活にとって、数学は、なくてはならないものなのです。
「だから、数学を理解しましょう」という話ではなく、「我々の生活は数学に支えられていることを理解しましょう」という姿勢で書かれた本なので、数学的に難しいことは書かれていませんし、タイトルにもあるように、公式のようなものは出てきませんし、数式もほとんど出てきません。
本当は、こういうことは、学校で教えてもらう方がよい