明七のレビュー一覧
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ハラハラした
アニが…!本当に子どもの頃のまま大きくなって…!さすがは妻一筋のロルフィー(お父様)をまずメロメロにさせて、「お父様」と呼んでほしいと思わせた娘です。
おとなになって、魅力的で、人のために怒れる子です。
勘ではヤバいと思っていても、人を疑いたくない気持ちが勝って、墓穴掘る掘る落ちる落ちる…もう、この子は元気溌剌だけども、ちょっと止まりなさい!!って何度思ったか!
あと、カストルと本当に仲が良くて良かった。大人の都合に振り回された赤ん坊が、お互いがお互いを大事にしてるってステキです。
カストルは、まあ、お父様の子だね〜的なところがあるけれど。お父様よりツメが甘いのがまた可愛いんだけど。(あなたの -
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純愛
『何にするかを知っていて、勇気がある』何度も窮地に追いやられた内弁慶なヒロインは、ヒーローに言われた言葉で、己を鼓舞して立ち向かいます。
夫のため、子どものため、国のため、王妃としての決断と行動をしていくヒロインはとてもカッコイイ!
小さな恋の物語から、大罪人として引き裂かれたエピソードまでは、辛くて読んでる方も苦しかった…
でも、どんな時も、お互いを愛し合っているとわかっていたから、安心して読めました。
人は本当に怖いですね。自分の正義に反した人間には、どんな石を投げてもいいと思う。そして、状況によって手のひらをあっさり返すんです。
ヒーローもヒロインもよく頑張ったと思います。 -
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アニのお話
あのアニにまた逢えるなんて!
王妃を必死に守っていたあのアニですよ!
親戚のおばちゃんみたいに、ああ、大きくなって〜と感慨深くなりました。
カッコいい司法長官や愛すべき兄妹たちも魅力的で、今後もスピンオフを期待せずにはいられません。 -
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お気に入りになりました
初めての作家さんでしたが、のめり込みました。
ストーリー展開に目が離せなくて。
相手を慮るが故のやらせなさ、切なさ、渇望、熱望、様々な感情を味わえました。 -
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とても良かったです
アリシアが婚約者を亡くしてからずっと黒い衣装を纏い続けているの、すごく一途なんだなぁと思っていたけれど、彼女の罪悪感の成せる技なのだなと、読み進めていったらわかってきたり、アリシアの心情が痛いほど伝わってくる感じで、物語に引き込まれました。
ネイサンも寡黙過ぎるけど、でも、とても良い人で、アリシアを溺愛していて、早く幸せになって欲しいと思いながら読んでいたので、ちゃんと思いが通じた後の2人は素敵でよかったです。 -
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ラスト!ラストが!
とにかくおもしろかった。
私がお気に入りなのは、主人公カップルの父親たち。
なんて愉快な人たちなのでしょう。
2人が出てくる度にほっこりしました。
ストーリーはすごく王道に見せかけて、実はすごく練られた内容で、ゼクトの婚約解消を望むシーンで思わず声が出ちゃいましたし、
ラストシーンでは思わず「むほほほぅ」と変な声が出ました。
アリシアはなかなか難しい性格だけれどとっても魅力的で、ローズもすごくステキな女性でした。
ネイサンはもう理想を絵に描いたような男性で、どんどん幸せになっていただきたい。
本当によいお話でした。
読めてよかった。 -
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すばらしかった
作家さん買いです。
この前弾となる『王妃の大罪』を読んで、ぜひとも続編をと思っていたので超満足。
カストルとアニがそれぞれ幸せを勝ち取っていくのだけど、いやはやアニの長所はおそろしい短所にもなりますな、と途中でピキッときちゃいました。
でもやはりそれを上回る長所だとしみじみしながら読み終えました。
アークもすごくかっこよくて、カストルのとんでもない条件をクリアするために苦悩し、成し遂げ、しかし途上でどうしても条件をクリアしたと胸を張れない出来事があって…というあたりの描写がとても細やかでよかったです。
また他の作品も読もうと思いますし、この作品は何度も読み返すと思います。
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シリアスで切なくて好き
裏があるのだろうとは思っていても、序盤にカティアが虐げられている様子は読んでてツラいですが、アニの存在やミランダに助けられ、救いがあります。
とにかくカティア、よく頑張った。
登場人物にもしっかり伏線があり、お話の構成がお上手で一気に読んでしまいました。最後の黒幕がペラペラ喋り過ぎ感はありましたが、「冥土の土産に教えてやろう」って例のノリですね。死なないけど。
個人的にはヒーローが苦しむ系が好きで(歪んでます)、どストライクでした。面白かった。切ないけどしっかりハピエンになるので、そういう系お探しの方にはオススメです。 -
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ドラマ化を希望
初めて読む作家さんですが、とっても読みやすいし、物語もよく練られていて大変おもしろかったです。
ロルフィーの慟哭がすごいインパクトでした。
カティアの様子もとても好ましいし、アニが超かわいい。
いじらしくてユーモアもあって、すごく子どもらしくてよかったです。
いろんな背景が意外でありつつも納得できて、ほほぅ、という気持ちになりながら読みました。
とにかくロルフィーが大変魅力的で、その父王も大変素敵でした。
シリーズで読みたいし、ドラマ化してくれたらめっちゃ観るのに、と思いました。
この作家さんの他の作品も読んでみます! -
匿名
ネタバレ 購入済み一途な愛に感動した
人質として大国に嫁ぐヒロインはよくあるが、逆バージョンは初めて見たけど良かった。ヒーローの一途な深い愛に感動した。ヒロインの両親はスピンオフになりそうな設定だったのに、ヒロインの父がヒーローを処刑しようとするのは見せかけかと思ったのに本気だったし、罠に嵌めてヒーローの家族を死に追いやりヒーローも正当に処刑しようとしたりヒロインを再婚させようとしたりして、この父親のスピンオフはないなーと思った。一番の悪役だったな。両親の、主人公かのような説明は不要なのでは?
ヒーローは子どもの頃からヒロインだけを一途に深く愛していて胸が熱くなった。最後の展開に感動した。これから二人はどうやって生きていくんだろう -
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切ない!
虐げられるヒロイン、慟哭するヒーロー、大好物です!
前半、めちゃくちゃ良かったです。
黒幕がわかってからがなぁ...
とんでもなくずる賢く、サイコパスな犯人だったはずが、まぁ、ペラペラと真相を喋る、喋る...阿呆?
一気に小物感がw
ま、勝ち誇って気が緩んだか、自慢したくなってしまったってことなのかな?
そこだけが惜しかったので、星を一つ減らしました。
あ、あと、ラストの一文。
なんか変。
思わず、いやいや、悪女は悪女でしょ、と突っ込んでしまいました。w
でも、なかなか面白いお話でした!
他の作品も読んでみたいです。