あらすじ
14歳の時に初恋の相手だった婚約者・ゼクトが戦死して以来、誰とも結婚しようとしない王国の末姫・アリシア。国王である父はしびれを切らし、彼女専属の護衛騎士・ネイサンと結婚するように言い渡す。極端に無口で何を考えているかわからないネイサンとの結婚に納得のいかないアリシアは、漆黒の花嫁姿で彼と愛を誓う。しかし、待っていたのは思いもよらないネイサンからの溺愛だった。彼なりの表現で愛情を示され、アリシアは固く閉ざしていた心を徐々に開いていく。しかし同時期に彼女の前に現れるようになったゼクトと思われる甲冑姿の亡霊に悩まされる。アリシアは、ゼクトに対して誰にも話せない大きな罪悪感があった。亡霊はついに二人の家の中にまで入ってきて……。
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とても良かったです
アリシアが婚約者を亡くしてからずっと黒い衣装を纏い続けているの、すごく一途なんだなぁと思っていたけれど、彼女の罪悪感の成せる技なのだなと、読み進めていったらわかってきたり、アリシアの心情が痛いほど伝わってくる感じで、物語に引き込まれました。
ネイサンも寡黙過ぎるけど、でも、とても良い人で、アリシアを溺愛していて、早く幸せになって欲しいと思いながら読んでいたので、ちゃんと思いが通じた後の2人は素敵でよかったです。
ラスト!ラストが!
とにかくおもしろかった。
私がお気に入りなのは、主人公カップルの父親たち。
なんて愉快な人たちなのでしょう。
2人が出てくる度にほっこりしました。
ストーリーはすごく王道に見せかけて、実はすごく練られた内容で、ゼクトの婚約解消を望むシーンで思わず声が出ちゃいましたし、
ラストシーンでは思わず「むほほほぅ」と変な声が出ました。
アリシアはなかなか難しい性格だけれどとっても魅力的で、ローズもすごくステキな女性でした。
ネイサンはもう理想を絵に描いたような男性で、どんどん幸せになっていただきたい。
本当によいお話でした。
読めてよかった。
良かった
ヒーローの心の広さや優しさが良かったです。
適度にイチャイチャもあり、ストーリーも先が気になって飽きることがありませんでした。
挿絵があったら、もっと良かったなぁ。
感動しました( ᵕ ᵕ̩̩ )
何気なしに手頃な値段と、面白そうなあらすじに惹かれ
手に取ってみましたが、いやいや感動します!
後半とラスト、泣いてしまいました。
ゼスト、ネイサン、2人共が懐広くイイ男です。
ローズ…幸せになって欲しい。
短いのにすごく濃い内容で、とても良い作品です!
もっとたくさんの人に読んで欲しいです。
王女様
ヒロインは王女で、護衛騎士だったゼクトと婚約をしますが、彼は戦死してしまいます。そこから黒衣をまとうヒロインですが、ヒロインが病む理由のせいでどうにもヒロインが好きになれなかった…。ゼクトが兎に角可哀想で存在感がありますが、ヒーローであるネイサンが寡黙な割に溺愛や献身っぷりが凄くて負けてなかった(笑)
良かったです
初めての作者さんでしたが、他の方のクチコミ見て購入しました。ホント、あまり期待していなかったのですが、これが良かった…!ヒロインを取り巻く周りの人達が優しくて…。特にローズ、幸せになって欲しいなぁ。ネイサンがあんなに情熱的だとは、ギャップ萌えしてしまったわぁ💕
思ったより良かった
すごく失礼ですが思ったより良かったです。
王女であるヒロインが自身の護衛騎士に恋心を抱き、婚約者に収まります。しかし戦争が起き婚約者が戦地へ赴き戦死してしまいます。それ以後5年も喪に服し黒のドレスのみを纏うヒロイン。しかし新しい護衛騎士と婚約の話しが進みます。
幸せになろうとしたところで現れた元婚約者の幽霊。話を読み進めると正体の予想は出来ました。結婚し幸せになろうとしたヒロインが悪夢に魘される理由までは分かりませんでしたが、理由がわかればなるほどでした。あとヒーローの豹変ぶりが良かったです。ただ最後の娘が幽霊と話すところがいかにも物語な感じがしてあまり好きではありませんでした。概ね思っていたよりは良かったです。
死んだ元婚約者に囚われ続ける王女。
このヒロインとにかく頑なすぎて若干イライラしてしまうんだけど、年齢を考えたら無理もないのかな。
読み進めると彼女の罪が明らかになっていって、元婚約者がひたすら可哀想でした。