歌田年のレビュー一覧
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書物や印刷物を作るときに必要な「紙」を扱う個人商店主で、見た目と手触りでその紙のメーカーから種類まで当ててみせる「紙鑑定」を得意とする男が主人公。ところが「紙鑑定」を「神探偵」と勘違いしたうら若き女性が、「探偵として」の仕事を頼みに来たことから始まるドタバタしたあれやこれや(^ ^
主人公は、本業もヒマだし、仕方なく依頼を引き受けるが、たまたまうまいこと解決してしまったおかげで、次々と依頼が舞い込むようになり...という連作短編集。依頼されるミッションは、徐々に難度もスケールもアップしていき、終いにはそれまで「匂わせ」でしか登場しなかった元カノまで登場。ピート・ハミルもかくや、というカーチェ -
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ふと隅の席の老人の幽霊に目をやると、
相変わらずニヤニヤ笑っていたーーーーー。
以前から読んでいた『紙鑑定士シリーズ』の著者、歌田年氏の新作。
紙鑑定士シリーズでは、紙に関する蘊蓄を散りばめたミステリーだったので、本作はどんなテイストかと楽しみにしてました。
やはり、歌田年氏は基本的には蘊蓄スタイルなミステリーがお好きなのか、往年の名作のオマージュを沢山盛り込んで、且つ出版業界ネタや校閲に纏わる誤植ネタなども織り交ぜた連作短編集となっていました。
好みは分かれる作家さんかなーと思いますが、ボクは歌田年氏の蘊蓄スタイル結構好きなんですよね。
知らない世界を教えてく