【感想・ネタバレ】紙鑑定士の事件ファイル 紙とクイズと密室とのレビュー

あらすじ

紙業界誌に掲載された〝紙人32面相の推理クイズ〟と、
現実に起きたという密室殺人事件との関係とは――?

どんな紙でも見分けられる紙鑑定士・渡部は、懸賞目当てにクイズを解きながら様々な事件に巻き込まれる。
学習塾で起きたカンニング事件の真相とは?
「さわるときけん けがするで」物騒な怪文書を作った犯人は、どうやって密室の建物に忍び込んだ?
事件とクイズを解明していった渡部は、〝紙人32面相〟から協力を請われ、とある怪死事件の謎も解くことに……。

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Posted by ブクログ

あいかわらず紙のマニアックな知識を知れて面白い密室の謎が何パターンがあってクレセント錠などユニークなトリックで面白かった。日頃から異なる視線で考えているとひらめきが起こる。とくにこの鑑定士は多い笑

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2025年03月02日

Posted by ブクログ

紙鑑定士に馴染みがなさすぎて用紙の羅列に最初は読みづらかったですが、だんだん慣れて後半は一気読みできました。

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2024年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

紙鑑定士シリーズの3作目。

姉の自殺が信じられず、同じ紙業界に就職した女性。
姉の不倫相手をあぶりだすために、紙業界誌にクイズを掲載する。
紙鑑定士の渡部は懸賞金目当てにクイズに応募し、
第一問に正解したことから、
その自殺を調べるのを手伝うことになる。

なにか、その女性に怪しさというか危うさを感じ、
渡部はだまされているのではないかと、
勝手にドキドキした。
女性が容疑者に呼び出されてひょこひょこ会いに行ってしまうあたりも、
渡部を陥れる罠なのかと思っていた。
まあ、ある意味渡部はだまされていたのだが。

怪しいと言えば、
クイズに応募してきた解答の中に怪しいものがあったのだが、
応募者がその解答を書いた理由が、
夫婦げんかでやけ酒を飲んで送ってしまったとか、
謎が解けずに謎の文章を返したとか、
あまりに胡散臭すぎた。
嘘だろうと決めつけて、こちらも勝手な憶測をしていた。

とはいえ、今回はかなり紙が主役で面白かった。
前作、前々作で登場した専門家、プラモデル製作者もフィギュア原型師も
登場していたのも良かったし、
カーキ色がインドの土埃色だとは知らなかったし。
出版社との男児向け雑誌の付録の企画で、
昔のスパイ手帳で盛り上がっていたのに、
水溶紙の単価が10倍から20倍と聞いてしゅんとなったのも面白かった。

それにしても、
元恋人の社長令嬢が見合いをすると言っているのに何も言えないとは情けない。
別にプロポーズをしろと言っている訳ではない。
車を「飛ばすぜ!」とか言っている場合なのか。

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2024年07月16日

Posted by ブクログ

渡部さんは紙オタク。
博士ちゃんとかもそうだけど、その道のスペシャリストの話を素人にもわかるように説明してくれるのって楽しい。

前半はちょっと読むのがかったるい感じだったのだけれど、後半からはスピード感があって読みやすかったな。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目。
楽しみにしていましたが入手するのに手間どり読み終わったばかりです。
シリーズ3作目、作者に失礼な思いが…
期待している心の中にもしかしてがっかりしてしまわないかと不安もありました。
読み始めてごめんなさいの気持ちがすぐに浮かびました。
面白い、すぐに引きこまれました。
渡部さんはどんどん鑑定と共に探偵さん度が増していると感じます。
クイズ、密室、紙の3つのワードが入れ替わる目次も凝っているなと思いました。

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2024年04月04日

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紙鑑定士シリーズの第3巻。表紙のデザインが前2巻と違うので、スルーしそうになりました。
この巻は作中業界紙「月間KAMI-ZINE」の懸賞付きクイズを軸に展開しますが、形態としては3話構成の連作短編集です。前2冊は模型色が強いお話でしたが、今回は出版業界も含めて広く紙を取り扱ったお話になっています。

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2024年03月24日

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このシリーズは1と3が面白い。
相変わらず紙にまつわることがとても細かい!
紙業界や本業界のことも垣間見えるので面白い

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

紙人32面相からの謎を解くという話だが、謎解き部分に紙以外の要素が少し多すぎた気もする。要素はあるが、もう少し深掘りが欲しいという感じか周辺に追いやられているという感じか。
土生井とか真理子はもう少し出番ほしいかな。

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2025年03月09日

Posted by ブクログ

主人公に近い業界で働いているが、新たな発見が多々ある。よくもまあ、紙だけでここまで書けるもんだと関心した。

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2024年12月26日

Posted by ブクログ

時々くどいかもという描写があったけど、紙のプロという真実味が出ているのかもしれないとも思った。
人形の家を解く過程が一番面白かったが、後からその理由がわかって納得した。次回は登場人物の人間関係がもっと深くなるのか。

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2024年10月07日

Posted by ブクログ

うーむ

スカッとせず何かモヤモヤが…

動機が弱いのか、
犯人達(?)の行動原理に
共感できないからなのか?

あと、恋愛要素に繋がりそうなところを
サラッと流しすぎ。

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2024年03月31日

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