クーリエ・ジャポンのレビュー一覧

  • 新しい世界 世界の賢人16人が語る未来

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    数年ぶりに読み直したけどやはり良本。世界でトップレベルの経済学者や哲学者が描く理想の世界、より多くの人が幸福を感じるには社会構造をどう変えるべきか、個々の意識をどう変えていくべきか陳述されている。

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    2024年04月09日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    外国人記者の目から見た日本という国の理解
    できない習慣などをレポートしています。

    と言いましても最近ありがちな「ココが凄い
    よニッポン」的な礼賛ではなく、銀メダルを
    取ったのになぜ謝るの?義理チョコをなぜ誰
    も「止めよう」と言わないの?などの痛いと
    ころを突いた内容です。

    特に皇族に対する報道には考えさせられます。

    眞子さま報道の例を挙げるまでもなく、皇族
    を追い詰めているのは、いつも私たち日本人
    なのです。

    海外記者はクールにそれを見ています。

    やっぱり日本人は第三者に指摘されないと気
    がつかない国民であると、思い知らされる一
    冊です。

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    2023年10月25日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    一つのテーマが、数ページだけで分かりやすく書かれていて読みやすい構成と内容。「そうだろうなぁ~、これっておかしいんだろうなぁ~」と感じる事が多くあり、少々恥ずかしい思いも・・・。

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    2022年02月20日
  • 不安に克つ思考 賢人たちの処方箋

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    カズオ・イシグロさんの記事は、一読の価値あり。
    イシグロさんの創作方法やインスピレーションを得た作品などに触れた箇所など、作品を読み解き、楽しむためのヒントが盛り込まれている。
    また、記者自身の見解や読みも提示されているので、読み巧者の読み方を知るための手がかりにもなる。
    この記事を読んで『私を離さないで』や『クララとお日さま』を再読すると、ますますイシグロ作品の面白さと深みにはまっていく。

    その他の記事についても読みどころは多いが、世界情勢に明るくない自分では読みこなせない箇所も多い。特に、能力主義に対する批判については何度も読み返したが、まだ腑に落ちない(反論以前の理解度で止まっている)

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    2021年11月01日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    初めての新書

    一つ一つが短めなので、とても読みやすかった
    外国人から見ると、不思議に感じるところは我々の普通で驚き

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    2025年10月28日
  • 新しい世界 世界の賢人16人が語る未来

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    コロナ禍にさまざまな学問の著名人(主にベストセラーを書いた大学教授)に今後の世界についてインタビューをしたもの。
    これまで抱えていた社会問題がパンデミックによって明るみになり、どのように社会を変えていくか、また変わっていって欲しいかをそれぞれが語っている。学者だけにかなりクセが強いが、自分のこれまでの理論、考え方がこの危機的な状況下でより正当化されることを訴えているのが面白い。
    コロナが治まった現在だから気楽に読める。ただ学者達が予想したような劇的な社会変化は起きていないように思える。

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    2025年06月07日
  • 不安に克つ思考 賢人たちの処方箋

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    19人の賢人たちが、歴史の大転換期を生きるために何を考えるべきかを説いた本。

    コロナ禍により浮き彫りとなった社会問題について、賢人たちの考えがインタビュー形式で書かれています。

    現在も続く世界の大変化を生きるために、私たちが考えなければいけないことを教えてくれます。

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    2024年11月04日
  • 変貌する未来 世界企業14社の次期戦略

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    GAFAMやNetflixなど、グローバル企業の次の戦略について企業トップにインタビューしたものをまとめた本。

    コロナ禍後のグローバル企業が展開するビジネス戦略はどういったものなのかを知るのに役立ちます。

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    2024年05月04日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    日本をめぐる特徴的なテーマを取り上げ、海外記事を寄せ集めた本。
    ★3とするところだが、日本の老舗をテーマとした章に私にとって有用な情報があったので★4とします。

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    2024年04月06日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    日本社会は「神秘・摩訶不思議」な国として諸外国には写っている様が読み取れる。戦前と戦後の風習から古いものと新しいものが複雑に絡まった社会構造は現代でもそのように映り、遺されている。弊害は日本の低成長で、デジタル化の遅れ、経済成長への無政策、規制改革不調、赤字国債増大などだ。例えばその矛盾と歪みは、働き過ぎvs生産性最低国、賃金昇格・女性優遇vs年功序列・長期勤務経験者優遇、男女平等vs男性社会・政治、新規採用・ベンチャー育成vs慣習・1000年も続く企業の存在などである。

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    2024年01月15日
  • 新しい世界 世界の賢人16人が語る未来

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    この本は、コロナ禍の中、2020年に行われた各界の論客へのインタビュー記事を本にしたもの。世界中がコロナの恐怖に晒されていた事が論客たちのメッセージからもわかるだけに、時代を写した良い本と言えると思う。そして2022年にはロシアによるウクライナ侵攻、2023年にはパレスチナ紛争勃発と、激動の時代になったものだ。2024年以降はどうなるのだろうか?
    個人的に興味深かったところは、マイケル・サンデル氏の能力主義への警鐘と「民主主義国に相応しい暮らしに必要な市民のインフラを作り直し、階級が異なる人や生活条件が異なる人と出会えるようにするのです。市民社会を刷新して、活性化させていくのです。自分たちだけ

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    2023年11月29日
  • 新しい世界 世界の賢人16人が語る未来

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    世界的にも有名な著書を持つ知識人による今後の世界のあり方はマクロ視点で役立ちます。
    比較的歴史の浅い民主主義と資本主義の欠陥を今後どのように向き合うのか、その点について言及されている部分は参考になりました。
    もう少し長い文で読みたかったですね。

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    2023年10月06日
  • 世界の賢人12人が見た ウクライナの未来 プーチンの運命

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    12人の世界の知見たちがウクライナの未来やプーチンの考えをインタビュー形式で様々な論考を述べている。
    地政学や歴史の観点だけではなく、今の国際情勢を踏まえているので、大変参考になるものばかりです。
    特にハラリの軍事予算が減って、教育や福祉に各国がまわしている事実やウクライナ戦争が始まってから軍事産業が儲かっている事実など非常に面白い。
    ページも短く、読みやすい。
    気になった専門家がいたら、実際にその著書を読むことを勧めます。

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    2023年09月14日
  • 変貌する未来 世界企業14社の次期戦略

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    世界の著名な企業のトップへのインタビュー形式の本になります。
    個人的にはトタルのトップへのインタビューが印象に残りました。

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    2023年03月21日
  • 新しい世界 世界の賢人16人が語る未来

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    この本で初めて知った人がたくさんいました。
    頭でっかちで理論するだけではいけないのですが、世界的に現在はかなり人類史上でも大変な状況だという認識の人たちがたくさんいることだけはよくわかります。

    ただし本書でインタビューされてる人たちは日系アメリカ人のフランシスフクヤマ氏も含めて皆西洋人たちの意見です。

    ジャレドダイヤモンド
    井の中の蛙は痛い目にあう
    自国の力を真っ当かつ現実的に評価するということは他国の力を知り、既存の勢力均衡における自国の場所を見極めることです。
    大事なのは国の統治に関わる人たちの世界観が世界を知った上で作り上げたものであるということです。自分たちの思想傾向に都合のいい世

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    2022年12月23日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    よくある比較文化論だけど面白い。海外のメディアが日本の事象をどう報じているかが紹介される。
    オリンピックで銀メダルを得た選手が謝罪する不思議をはじめ、外国人だからこその視点であり、日本のマスコミでは書けない論調になっている。なかで新鮮だったのが皇室をめぐるもの。もっとも開明的でリベラルと思われる平成天皇さえも、皇室中心主義だったとする指摘には、そんな風に見えるのかと驚かされた。

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    2022年08月02日
  • 世界の賢人12人が見た ウクライナの未来 プーチンの運命

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    エマニュエル・トッドのかなり反米・親露的とも読める「第三次世界大戦はもう始まっている」を読んだ勢いで、こちらも読んでみる。

    こちらは、わりと親米というか、親西欧・民主義的な範囲で、いろいろな視点を投げかけてくれる本かな?

    これまでニュースを通じて自分が理解していたことから大きく違うものはないのだけど、こうやってさまざまな論者の論考を読むことで、自分の頭の整理にもなったかな?

    で、その次を考えるための振り返りのような本かな?

    それにして、プーチン恐るべし。戦争の長期化が見えてきている現時点において、これがどういうところに向かっていくのか、不確実性の霧は深まることはあれ、薄れることはない。

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    2022年07月03日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    クーリエ・ジャポン!
    世界中の記事を厳選・掲載した隔週刊誌で、’16年からウェブに移行している。学生の頃、店頭に並ぶ度に即購入していたな〜。今回本書を通して久々に触れてみたら、各章の副題までもがキャッチーで変わらずグイグイ読めた。

    海外から見てアブノーマルに映る日本特有の習慣や価値観を国外のメディアが紹介し、時にはぶった斬る。それらの記事を集約したのが本書だ。


    第1章:日本株式会社の不思議
    「銀メダルで謝罪するオリンピック選手」など章にちなんだトピックが複数並んだ構成。
    第1章では「義理チョコ文化」が関心を引いた。義理チョコをはじめ、そのような同調圧力があちこちで働いているせいで生産性が

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    2022年06月30日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    courier JAPONは海外からの視点で読める雑誌で大好きです。
    この著書では天皇の話が特別面白いですね。

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    2022年04月08日
  • 海外メディアは見た 不思議の国ニッポン

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    <目次>
    第1章  日本株式会社の不思議
    第2章  日本社会はどこへ行く
    第3章  ニッポンの今を歩く
    第4章  若者事情
    第5章  日本の深奥

    <内容>
    「クーリエ・ジャポン」(現在はウェブマガジン)の記者による日本を取材したもの。前半は国内の新書レベルと相違ないが、第5章の最後の「天皇制」に関するところは面白い。なかなか日本国内からは出てこない視点で分析がされる。特に「明仁天皇(平成期の天皇)」に関する指摘は鋭い。中道左派の人びとよりも天皇の方がよりそれっぽい、という指摘は納得した。

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    2022年03月07日