小山宙哉のレビュー一覧
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ネタバレヒューストンに旅立ち特訓へ。
絵名の描写は今まで少なかったのでやや急な印象。ココに来てやたらと強烈なキャラが増えるのもフィクション感が強すぎて残念な部分もある。しかしその分訓練の強烈さが出てくるので別の部分で魅力がある印象。紫との会話で緊張感を高めているのも訓練の強烈さに巧く絡んでいる。
最初の訓練で日本人全員が同じチームで活動するので親しみやすい。一人だけ追加されたアマンティもインパクトがあるので展開にすぐ目を向けられる。
他のキャラに比べれば表面的な描写しかなかった新田を深める展開も。しっかり審査の時点の台詞を引用しているので、ここまで引っ張っていても違和感無く受け入れられる。 -
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六太の最終面接と日々人打ち上げ。
最終面接は結果が出ないのもあってまだ魅力がどうか判断しにくい。
ついに日々人が月へ出発するにあたっての再び兄弟のやり取りが繰り返されるが他の巻に比べて一般的な兄弟のやり取りで、「六太と日々人の」という雰囲気じゃない気がした。未だ残る嫉妬心を直接六太に語らせたり心情描写で見せたりというのは良かったがその解決はややあっさりしすぎている気も。月への出発自体は親の描写や盛り上がりようなどでここまで溜めた一大イベントとして魅力的に演出されている。
ブライアンは後からドンドン魅力が足されているがこの方法でしっかり魅力的な人物として映るように他のキャラや展開と結びつけている -
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ネタバレ二次試験結果待ち期間に日々人に呼ばれてのNASAでの生活。結果待ちであり結果を悲観している状況であることによって日々人に対して素直にぶつかっていく事ができない様子を描いている。なりたかった兄の姿を弟が実現している、という視点を徹底させておりブレないのが魅力。それでいて弟の訓練などを描写することで日々人の努力も描いている。このことが宇宙飛行士に対して採用面と現職の面と両方から語ることを可能にしているのが宇宙飛行士を扱う上で興味深い。
六太の得意なことやブライアンの素性など、重要なことを一時的にさらっと出していくやり方が非常に巧い。
昔の二人を知っている星加を出すことで子ども時代の回想をより深くし -
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ネタバレNEEMOの訓練中、誰よりも月にいたと言わしめたムッタは、ビンスのバックアップクルーに任命される。
オリガのDVDの成長記録にどこか自分を重ね合わせ、復帰に向け、周囲に気付かれないように訓練を続ける日々人。最後のレベル10をクリアし、最終テストに臨もうとする彼を、容赦なくPDの発作が襲う。ブライアンの命日、墓参りをした日々人に吾妻さんはブライアンという兄だけでなく「もう一人の兄」を頼れと勧める。ムッタに前線を離脱している現状を打ち明けた日々人を、ムッタは彼らしいやり方で、励ますのだった。最終テスト、バトラー室長はグリーンカードを用意するが、そんな彼にとっても想定外の事態が起こる—。