加納愛子のレビュー一覧

  • これはちゃうか
    以前からエッセイも小説も面白いと評判の加納さん。

    文芸誌への寄稿も多く、業界関係者からの評価が高いことも伺える。

    ずっと読みたいと気になっていたら、まさかの『本ノじかん』にゲストで来てくれることになり、手に取った。

    ————あらすじ(公式より)—————

    Aマッソ加納、初の小説集!

    終わり...続きを読む
  • これはちゃうか
    Aマッソの加納さんが好きで買ったはいいけど読まずに積読していました。
    読み始めたら加納さんの声で脳内に響くし、文体がなんとなくわざと小説っぽい言葉を選んでいる気がして鳥肌が立つので読むのやめようかなって思ってました。
    しかし読み進めていくとどんどんと作品の世界観に浸れて声はその登場人物に置き換えられ...続きを読む
  • これはちゃうか
    やっぱり加納さんの着眼点と文体好きすぎる。
    好きな表現ばっかりで、読みながらたくさん噛み締めた。
    『イルカも泳ぐわい。』の時も思ったけど、読んだ場所が家で本当に良かった。
  • イルカも泳ぐわい。
    加納さんの頭の中を少しだけでも覗くことができて嬉しいと同時に、もっともっと知りたい!と思いました。きっと言語化出来ているものがぐるぐる回る思考のほんの一部なのだろうなと思うと、普段からどれ程刺激に触れているのかこちらまでワクワクします。お笑いへの一貫した考えにも日常生活のスルーしてしまうような引っか...続きを読む
  • イルカも泳ぐわい。
    「何言うてんねん」と思うところもたくさんあったけど、何故か「あーなんかうっすらわかるかも」みたいな瞬間もあって純粋におもしろかった。
    読んでいるうちに、加納さんの声で再生されてきて「なんでやねん」という気持ちにもなる。とは言え、憧れている方の文章はとても気持ち良かった。
  • イルカも泳ぐわい。
    最近のめり込むようにハマっているAマッソ・加納さんのエッセイ本を満を持して購入。加納さんの頭の中がどうなっているのかを知りたくて、少しでもいいところを真似したいと思って、大切に大切に一篇一篇読ませていただきました。
    結論:加納さんの真似はできない。天才すぎる。なんなんだこの人は…漫才コントのみならず...続きを読む
  • イルカも泳ぐわい。
    今一番私的にホットな芸人さん。エッセイ書いてること知って急いで三省堂に行き、手に入れた本。
    それでも相も変わらずエッセイ苦手病なのでイッキに読むことはできず、ゆっくりゆっくり加納ちゃんの文章に浸りながら読んだ。
    「何言うてんねん」って話ばっかりだったけれど、少しの笑いと沢山のホッとできる時間を過ごせ...続きを読む
  • イルカも泳ぐわい。
    ここ最近で読んだ本の中で一番笑った。
    とにかく笑った。
    読んだ場所が家で本当に良かった。

    おもしろい上に、フレーズの一つ一つがどれも味わい深く、加納さんの優しさが滲み出てて、加納さんをもっと好きになった。
  • イルカも泳ぐわい。
    急に暇になってしまったから久しぶりにこの本を開きました。
    いやぁしかし、Aマッソ、かのうさんは最高のエンタメを提供してくれます!!!
    現実か非現実か、なんだかよく分からない世界観にどんどん惹き込まれてしまいます。
  • イルカも泳ぐわい。
    やはり狂ってる人の頭の中は当然狂ってた(褒め言葉)
    文章を読んでると急に入ってくるボケモードに、「あ、ここからボケモードね」と頭の切り替えが必要だった。
    割と一つ一つの話が面白くて、特に謎の外国の果物の話、絶対に質問をしない友人、チョロギです美味しいです。、が好きだった。
    女性芸人てふざけて笑わせる...続きを読む
  • 行儀は悪いが天気は良い
    『イルカも泳ぐわい。』から意識的に手法と題材を変えながらも、文章の切れ味とその介抱力は相変わらず抜群で。「あっ、そういうことも書いちゃうんだ」という驚きの先に際立つのは「Aマッソ・加納愛子」としての矜持であり。いつか単独公演に行ってみたい。
  • 行儀は悪いが天気は良い
    おもしろい。前作のエッセイよりも肩肘の張ってない、加納さんのそのままの声が聞こえてくるようだった。でも加納さんの考えた、「どやこれ、おもろいやろ」という文章も好きなので少し寂しい気もした。くーちゃんの話、バスクの話、うっちーの話、ねこの話、新宿駅の話がお気に入り。

    Aマッソが昔バスクという名前のラ...続きを読む
  • 行儀は悪いが天気は良い
    個人的に大ファンでお渡し会にてご本人にもお会いできた。
    とにかく可愛い人。

    ファンといいながらも恥ずかしながら本を読むのは初めてで、加納さんのコントなどからすると凡人には少し理解しにくい雰囲気なのかと思っていた。
    そんなことは全然なく読みやすくてとにかくクスッと笑える。
    さすが芸人さん。
    お父さん...続きを読む
  • イルカも泳ぐわい。
    新刊エッセイ集発売の報を聞き、思い出したかのようにやっとこさ購入、一気に読み終える。こんなにも切れ味抜群の目眩く文章なのに、読み手を置いてけぼりにすることなく、逆に寄り添ってくれているのが心地良く、頼もしい。岸本佐知子さんの作品も読まなくては。
  • イルカも泳ぐわい。
    面白かった!帰路酒意味がわからんけど魅力的な話だった
    はじめましてぇ〜いや〜うひょひょ〜
    そろそろ一キロぐらいですかね?
    今日は機嫌が良くない一日やったわ
    が、お気に入り
  • これはちゃうか
    うーん、どうしよう?

    お笑い芸人Aマッソ加納愛子さんの初小説短編集

    「加納愛子」全開でファンにはたまらない
    「この感じかのちゃんやわ〜」言われてそう

    なんていうか生活のほんとんどを小説に使っている人の文章じゃないんですよね
    あ、なんかそれっぽく言ってるけど要するにアマチュアな感じ

    おもしろい...続きを読む
  • イルカも泳ぐわい。
    加納さんが理想としているように「何言うてんねん」が散りばめられた小説
    回想録と思いきや妄想劇が始まったり、些細なことをめちゃ気にしたり
    でも合間に挟まれる、素直な、人間への温かい目線のせいで、(使い方若干違うけど)「憎めない人だなぁ」と思ってしまう
    合う合わないはあるかもしれないけど、話題になったの...続きを読む
  • イルカも泳ぐわい。
    エッセイ+ミニ小説がありました。

    エッセイ部分は
    〜〜感。〜〜っぽい。なんか。なんとなく。
    などと曖昧さが多い印象でした。ニュアンスでものごとを見ることを大切にしているのかな?
    いわゆる女性脳なのか?理論というより感覚で生きているのでしょうか。

    ミニ小説はすごい好きで、本格的に小説書いてくれたら...続きを読む
  • これはちゃうか
    短編小説集。一つ一つに変な世界観?そこにしかないコンテキストや言語が詰まってて、濃度がすごい。これがあと1ページでも多かったら「もうええわ」で、ちょうどよい感もすごい。人間としてどうしても誰かに対して寛容的になれなかったり、クサクサしちゃう自分がちょっとやな感じ、みたいなのも漂ってて、「書かれちゃっ...続きを読む
  • これはちゃうか
    なんかわかんないけど、ピン札の1000札と割れたお皿を足で下に隠したって場面が何回も脳内を巡り思い出される