加納愛子のレビュー一覧

  • イルカも泳ぐわい。

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    Aマッソの加納さんが出したエッセイ本です。

    独自の視点が鋭い加納さんの、独特な切り口で始まる自分語り。これはオモロイ人の自分語りだから、ずっと読めます。

    センス系とか努力系みたいにお笑い芸人って分けられがちだけど、たぶん、みんなそれぞれ努力とセンスを兼ね備えているので、だから人を笑わせることができるんだと思う。自分たちだけが面白いんじゃなく、見ている人を笑わせるっていうのは、実は意外と難しいから。

    どんどん、加納さんの本読みたくなってきました。

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    2025年10月04日
  • 行儀は悪いが天気は良い

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    Aマッソ加納さん前作のエッセイが面白かったので読んでみた。
    前作と比べ自身の経験や思想、葛藤など、具体的に書かれていてリアリティがあった。直接話を聞いているような質感の文章だと思う。
    好きな芸人さんではあるが、これを読み進めると人となりを知り過ぎているのではという感覚になる。それほどエッセイの為に自分を棚卸して書き続けてきたのだろうなと力強さが伝わってくる。
    それでいてもちろん面白いので、この人の今後の活躍を見ていたい気持ちが強くなった。

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    2025年06月03日
  • かわいないで

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    ネタバレ

    ◎黄色いか黄色くないか
    →不安の大きさが、灰皿の上の吸い終えたたばこの長さで表現されてるの秀逸だった
    「親友(名前忘れた)は死ななかったね」と言いたくなる気持ちすごくわかる。けど言えるのすごい。言えるだけの関係の相手だと思って言っていたのならいいな

    ◎かわいないで
    「遠いけど制服可愛い学校行く感覚」的確。周りの友だちこれにピンときてなかったってもったいない。千尋のおもしろさが宝の持ち腐れ。
    →途中まで読んでたところで書いてたのがこれで、今読み終えてからの気持ちが下!

    いいぞ〜千尋、友だちってそう言うことだよね、グループみたいな属性とかでなくてその人の立ち振る舞いとか喋り方とか使う言葉を見聞

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    2025年01月22日
  • イルカも泳ぐわい。

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    何気ない出来事も特別なものにとらえられる感性と、それをまた面白く表現して伝えられる力がすごい。ふとした「イルカも泳ぐわい。」という漫才のツッコミに立ち止まって愉しむ姿勢を私も取り入れたい!

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    2024年10月05日
  • イルカも泳ぐわい。

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    最寄り駅の書店で本作を探した。 いつも使っている書店ではなかったから見つけるのに苦労した。 その書店で黒縁のメガネをかけたパンキッシュな美しい女性がこのタイトルの本を持っていた。 「どこにこの本が置いていましたか?」と聞こうと思いましたが、女性のすぐ側にあったので黙って手に取り購入しました。 後から来た妻に一連を報告し、「付き合う流れやったやん!」と笑い合いました。 この作品もこのような日常を切り取った芸人さんのエッセイです。

    Aマッソはどこまで行くねん。 ずっと好きです。

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    2024年07月24日
  • イルカも泳ぐわい。

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    つながりが予想外すぎるからすごく飛躍してる気がしてしまうけど、思考回路ほぼ全部書かれてるのが不思議。意味わからんけど分かるような変な感情になって、内容思い返せばやっぱり何も分からない。情報量多くてすごい頭回った感あるのに空っぽな感覚になる。コントもそうだけど意味わからない前提を受け入れて振り回されると謎の充足感得られる。

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    2024年07月15日
  • イルカも泳ぐわい。

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    朝井リョウさんが帯を書いていたので
    気になり手にとった。
    加納愛子さんのことが一気に大好きになった。
    思わず笑って、意図せずふふっと声が漏れた。
    本を読んで肩を振るわせたのは初めてかもしれない。それくらい面白くて不思議なエピソードが満載。加納さんのように、日常をこんな風に切り取れたら毎日がとても素敵だと思う。

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    2024年06月19日
  • イルカも泳ぐわい。

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    Aマッソとの出会いは、2015年にNHKで放送されていた『笑けずり』という番組だった。

    無名な芸人がお笑い合宿しながら、有名な先輩芸人の講義を聞き、ネタで対決し、面白くない人から脱落していくという企画で、Aマッソは最終日まで生き残る活躍をしていて、当時からとにかく印象に残っていた。

    無名な芸人とはいうが、いや、確かに当時は無名だったものの参加者10組の中にはとんでもない逸材がたくさんいて、「ぺこぱ」「(のちの)ひょっこりはん」「(のちの)岡田康太」「(のちの)ダイヤモンド小野」。2ndシーズンでは「男性ブランコ」「ハナコ」「オダウエダ」まで排出している。

    そんな未来の逸材だらけの参加者の

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    2024年06月02日
  • イルカも泳ぐわい。

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    日常の一コマを面白がって、これでもかってぐらい広げてく。エッセイっていうよりファンタジー読んでるみたいでワクワクにやにや楽しかった!

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    2024年05月14日
  • イルカも泳ぐわい。

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    加藤さんの脳内が垣間見える。感覚的に思って、わざわざこれを文字に起こすとしょうもない、けど理解できる、みたいな感覚。

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    2025年08月24日
  • かわいないで

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    表題作の「かわいないで」がすごく良かった、千尋の気持ちがよく分かるし数年前の自分と重ね合わせてあっという間に読み終えてしまった!頭の中がおしゃべりなのもちょろいのも人の話に耳を傾けてしまうのも全部わかる

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    2025年06月23日
  • イルカも泳ぐわい。

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    今も昔も全て含めて、これだけ話のネタの引き出しがあるのすごい。いや、引き出しが多いというより、日常に対する見え方に独特なフィルターがかかってるのか、フワちゃんが言ってたように。
    加えて、その思考回路を言語化する能力。文才ってこーゆう人のことを言うんだろうか。
    こんな感受性持って生きれたら、日常も違った楽しみ方ができそう。

    基本身の回りのことを書いてるから、展開という意味では面白いのそんなないなあ、って思ってたけど、「帰路酒」しっかりおもしろかった。

    ただ、「イルカも泳ぐわい。」って加納さんの言葉ではないのね。いろんなメディア見てて、加納さん発祥みたいな見え方してたから少しモヤッとした。

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    2025年04月05日
  • イルカも泳ぐわい。

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    面白かった!原田宗典やリリーフランキー、朝井リョウ、岸本佐知子のエッセイを読んだときのような久しぶりの衝撃だった。(後ろ2名はこの本にコメントを寄せたとあとがきにあり、とても納得)最新作もぜひ読みたい。

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    2025年01月26日
  • かわいないで

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    「黄色いか黄色くないか」は加納さんがこんなど真ん中の題材で小説を書くのが意外でしたが、そこは流石の解像度の高さだし、芸人としての矜持が溢れまくっていた。それはもう一編の「かわいないで」も同様で、憧れや羨望の感情を小説に落とし込むのがめちゃくちゃ巧み。

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    2024年12月29日
  • イルカも泳ぐわい。

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    おもろいのと訳わからんのとで半々!でも結局訳わからんのもおもろい。連載はまだ続いているのでwebも読みたいと思います。他の著作本も読みたい。

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    2024年07月25日
  • かわいないで

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    ゼスプリのキウイが好きという著者の加納さん。
    YouTubeを観てハマり、本を書かれているということで読んでみました。
    関西弁でツッコんだり、快活に笑うイメージが強いですが、周りをよく見ていたりかなり繊細な一面をもつ人なのかなという印象を受けました。
    『黄色いか黄色くないか』『かわいないで』の二作とも、新たな世界を発見したような新鮮さを感じました。これからも加納さんの世界観を覗きたいなと思える作品です!

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    2024年07月15日
  • イルカも泳ぐわい。

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    日々の時間が無さすぎて困惑している。あれもしたい、これもしたい。方々に食指を伸ばし24時間を食い潰す。差し当たり本を読みたい。日中は仕事だし、結局読書は夜になる。というより、一日の大半の時間を仕事のごときのために費やさねばならない現状こそが、歯痒くて仕方がない。
    「仕事と商売の違いは?」
    職場の何とかいう研修を受けてきた同僚が、訊いてきた。まるで僕を試すかのように。きっと研修で、そんなやりとりがあったのだろう。
    「“仕事”は生活上、見返りが無くてもやらなければいけないこと、いわば家事。無償での。自発的な。“商売”は需要と供給、見返りを得るための労働のこと。従業員と会社は労働力を売り買いしてるん

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    2024年07月15日
  • イルカも泳ぐわい。

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    自分では全然思いつかない角度からの言葉の羅列が次々と出てきて、ちょっとひねくれた感じとかフッと笑える感じがおもしろかった。

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    2024年07月11日
  • イルカも泳ぐわい。

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    加納さん(Aマッソ)の印象はアメトーークの本屋で読書芸人、ビビリな人、最近CM出てる、漫才もコントもYouTubeもラジオもやる大衆にもコアなお笑いファンにも人気な芸人というイメージだった。この本を読んで自分の脳内を文章化するのが上手なんだなぁ。という新しい印象も加わった。

    一気に読み終わってしまうのが勿体無くて、時間をかけて読んだ。憂鬱な移動時間も楽しく過ごせる1冊。ちょっとご機嫌になって一歩一歩が軽く踏み出せる。階段を一段飛ばしで降りちゃう感じ!
    お気に入りの話『拳銃!』『雑談もせずに、』『今日は機嫌が良くない一日やったわ』『ありがとーぅ』

    最後のフワちゃんの解説にちょっと感動しちゃっ

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    2024年06月04日
  • イルカも泳ぐわい。

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    加納さんと言えば__YouTubeの本ツイ!企画の印象が強烈で、この本を見た時もそれが真っ先に浮かんで購入。記憶に残るって大事!序盤から大阪出身なのに青森での青春話(妄想)をしててツボでした。ゆるさと独創性が相まった世界観好きです。

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    2024年05月20日