山口裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これ1冊でロジカル・シンキングが会得できる!
というオビに惹かれて購入。
「知性は、注意、比較、判断、想像力、推論という機能で構成されている。」
考える技術の初歩、というのが副題なのだけど、考えるということはどういうことなのだろう。
分析という言葉をコンディヤックは何度も使っている。対象を分析すること。
全体を見ること、個物を見ること、比較すること、一般化すること……見えるものから見えないものを想像すること、推論すること。
いつか、頭の中では宇宙をも考えることが出来るという言葉を聞いたことがあった。
人ひとりでは、物質的に扱えないような大きさのものも、私たちは考えることが出来る。
また -
Posted by ブクログ
遺伝子科学をエピステモロジー(科学基礎論)から批判した本である。骨子は遺伝子研究が行う「〜という症状を生む遺伝子」といった研究は人間の都合から遺伝子を理解するのみであり、さらに言えば「字が読めない遺伝子」があったとしても無文字社会では都合が悪いことはないように。人間という生物のさらに現代生活の都合から遺伝子を理解しているにすぎず、こうした方法からは、生命を理解するために必要な生命の「目的」はでてこないので、生物が生物を理解するには相手の主体性を前提にし、共有と確認のプロセスで理解するしかないということである。全5章からなり、第1章はヒトゲノムプロジェクトの詳細とその後の研究を概観している。海水