さくだゆうこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
青山美智子先生の本は、何を読んでも心が暖まる。
「人生はメリーゴーランドのようなもの。独身の人は結婚したいと思う。結婚した人は子供が欲しいと願う。子育て真っ最中の人は時間のある独身者を羨む。ずっと巡り巡っている」という言葉が刺さった。わたしもこうやってアラフィフを前にしても独身である自分を卑下して、既婚者の友人を羨んでいたけど、比較してもどうにもならないことに気がついた。
ストーリーの登場人物が、小町さんを通して、見失っていたものに気づいていく。わたしも身の回りにある小さなことに喜びを見つけて、ささやかな幸せを楽しみながら生きていきたいと思えた。 -
Posted by ブクログ
軽快&爽快でさくっと1日でよめた!
図書室の素敵な司書さんを起点に
物語が紡がれていく
どの人の人生も
それぞれの主人公にとっては重大で深刻で
人生における間違えてはいけない分岐点に
差し掛かっているようなタイミング
だけど、読んでいて感じたことは
間違えてはいけない分岐点なんかないということ
人生に意味づけをしたかったらすればいい
したくなかったらしなくていい
人生って歩んでるだけで大冒険みたいなものだから
小説の中で
みんなメリーゴーランドにのっている
自分の目の前の人を羨んでおしりを追いかけて
だけど結局ないものねだり
巡り巡って自分も同じところを回っているだけ
そん -
Posted by ブクログ
ちょうど今、大学四年生の自分には仕事を選ぶということについてすごく悩むことがたくさんある。自分のやりたいことはこれであっているのか?本当はもっと自分に合う仕事があるんじゃないか?そんな悩みを持っている自分にはここに出てくる人々の仕事への考え方がそれぞれあること、また自分の捉え方次第でどんな仕事も素敵だと思えること。色々なことを教えて貰えたような気がした。社会とは人との繋がり。確かにそうだ、社会にでることを億劫だと感じていたがもう既に自分は大学やアルバイトを通じて社会に出ているのだとはっとした。また行き詰まってしまいそうになったらこの本に戻ってこようと思う。
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Posted by ブクログ
本当に一人一人の話が響きました。
一人一人が目の前のことに向き合う姿がよかったです。
特に、夏美の話、仕事と育児の両立がうまくいかない中でどちらにも中途半端なことからどちらにも向き合うまでの行動と姿が良かった。
「十月十日、お母さんのお腹で誰からも教わることなく人間の形に育って、全く環境の違う世界に飛び出してきたんだから。この世界の空気に触れた時、さそびっくりしただろうね。」とか、「たぶん、人生で1番頑張ったのは生まれた時。あんなにすごいことに耐えられたんだからちゃんと乗り越えられる」という文は今私の中にいるお腹の子がすごく愛おしくなりました。
この気持ちがあればそりゃあ何度も何度も嫌になる -
Posted by ブクログ
また新しく「大切な1冊」に出会った…!!
今まで何百冊読んできたか分からないけど、トップ10に入るのでは?というくらい好きな作品!!
心がじんわりと温かくなって、明日も頑張ろうって思える。
独身の人が結婚している人を羨ましがり、結婚している人が子どものいる人を羨ましがり、子どものいる人が独身の人を羨ましがることを「メリーゴーランドに乗っている」と表現しているところが印象的。
先頭もビリもない。幸せに優劣もない。
計画や予定が狂うことを、不運とか失敗と思わなくていい。
人と比べる必要なんてないんだ!!
司書の小町さんが、ボロボロになった主人公たちを優しい言葉で包み込むところも良かった。
私も -
Posted by ブクログ
労働に搾取されてしまった人間が自分の時間をどう取り戻していくか、図書室で出会った本をきっかけにそれぞれの人の心情の変化が描かれていると思った。
心に残る言葉がいっぱいあった。
「食うために仕事してるのに、仕事してるせいで食えないなんて、そんなのおかしいと思ったんだ。」
本当にその通りだと思う。豊かな生活をするためにお金を稼いで働いているのに、働いていることで豊かさが失われて自暴自棄になるような生活はおかしい。何が一番大事なのかよく考えて働くことと生活することのバランスをとらないといけないと思う。
「つながっているんですよ、みんな。ひとつの結び目から、どんどん広がっていくんです。そうい