柏木伸介のレビュー一覧

  • スパイに死を 県警外事課クルス機関

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    最近話題になった「別班」が今回の対戦相手
    露中韓朝の諜報機関が脇役で、自衛隊&政権中枢VS神奈川県警外事課クルス機関
    2020年の作品なので、こっちが先ですよね…
    VIVANTにパクられた?ってくらい面白かったです。
    ドラマにハマった方はこちらもオススメです

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    2023年09月27日
  • 県警外事課 クルス機関

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    諜報、テロ、公安…この手のハードボイルドはやっぱり面白い
    裏の裏に張り巡らされた謀略が、来栖によって一枚一枚皮が剥がされていく
    テロ実行までの一週間で繰り広げられる攻防が見どころだが、ラストの緊迫感とそこで次々明らかになる真相のスピード感が凄かった
    完全解決しなかったことから続編に興味が惹かれます

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    2023年09月07日
  • 県警外事課 クルス機関

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    スパイ小説好きとしては、純粋に楽しめた!
    公安、警察庁、警視庁、アメリカ、中国、北朝鮮、CIA、工作員、コリアンジャパニーズ...
    そのどれかが好きな人なら、楽しめるはず。

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    2020年11月07日
  • 起爆都市 県警外事課クルス機関

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    ゴリゴリの「スパイもの」であり、殺人は普通に起きるわ、
    派手な銃撃戦もあるわ...の割には、
    不思議と「洒脱な」印象を受ける。
    松田優作より伊勢谷友介が似合う感じか(^ ^

    前作に続き、話がでかすぎて(^ ^;
    国際情勢に疎い私は、付いていくのが大変(^ ^;

    米兵による中国人少女レイプ事件に端を発し、
    報復殺人、空き缶爆弾、中国艦隊が...と続く米中対立。
    現在を舞台に、二大大国を巻き込む「横方面」の広がり。

    のみならず、「全共闘」「70年代安保」の残影を引きずり、
    警察と公安、警視庁と神奈川県警の根深い対立という
    「縦(時間軸)」のスケールもでかい(^ ^;

    さらにそこにマトリが絡

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    2020年10月05日
  • ドッグデイズ 警部補 剣崎恭弥

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    サスペンス&推理物な内容。どんでん返しがいくつも仕掛けられており、読み進めるたびに展開に驚きがある。
    ラストは少し謎が残り、読者に想像を任せるような終わり方なので、賛否は分かれると思う。
    登場人物が多めなので、人物名が覚えられない自分としては、各登場人物の役職やキャラ付け、過去どんな発言をしていたかが分からなくなることがある。

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    2022年07月01日
  • 夏至のウルフ

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    松山舞台のミステリー小説があると聞いて手に取ってみた。出てくる単語や土地が聞いたことがあるものが多く、頭に入ってきやすい。それでもキツい方言があると分からない事もあるけれど。

    眉を触ってゾーンに入る、悩む際に自分も癖でよく触るけどそこで閃くことはない…。

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    2022年06月25日
  • スパイに死を 県警外事課クルス機関

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    日米中露韓朝の諜報機関を巻き込んだ壮大な展開。
    それぞれの思惑と疑心暗鬼による複雑な駆け引きが面白かった。現代の日本でこれに近い事が水面化で起こってるのかな?
    最近面白いスパイものは五條瑛さんぐらいしかなかったので、クルス機関シリーズがもっと続いて欲しいです。

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    2022年02月12日
  • 県警外事課 クルス機関

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     愛媛県庁の職員が描いたデビュー作品らしい。素人が空き時間に書いてみただけの小説かと、あまり期待せずに読み始めたのだが、読んでみるとなかなか面白かった。警察の公安が、北朝鮮のテロ事件の情報を得て、それを防ぐべく活躍するが、組織からは外れた一匹狼。普通の警察の活躍の仕方ではない。そして敵役の北朝鮮のテロリストも魅力的なキャラクター。スケールも大きな話だし、最後まではらはらしながら読み進めることができた。

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    2021年05月17日
  • 起爆都市 県警外事課クルス機関

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    前作は来栖刑事の型破りの捜査手法が売りでしたが、本書は麻取の鬼塚さんが輪をかけて暴れているおかげで来栖刑事がむしろ常識人に見えてくるところが面白い。
    脱法ドラッグを扱う半グレ集団が暴対法に縛られて高齢化したヤクザを手玉に撮ろうとするところなんかは実際にもあり得そうな話ですが、爆弾を使った総理大臣との交渉はやっぱり小説の中の世界ですね。
    何はともあれ魅了的な作品だったので、今後もシリーズで是非読みたいです。

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    2020年08月26日
  • 県警外事課 クルス機関

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    古書店で、何の予備知識も無く購入。
    「このミス大賞」の本だから、まぁ面白いだろう、程度(^ ^;

    内容は...公安で凄腕のスパイ狩りとして知られる男が、
    「一週間後に起こる」とだけ情報が入った
    北朝鮮のテロを阻止できるかどうか...というのが大筋。

    世界の諜報部員を相手に、腹を探り合いつつの情報戦。
    警察内部の者すら信用せず、独断専行で動く主人公。
    無理やりバディを組まされた美女との丁々発止のやり取り。
    上にゴマをすることしか眼中に無い無能な直属上司。

    まぁ、こういうハードボイルドの「お約束」を踏まえ、
    王道ど真ん中を進みながら、内容はかなりヒネくれている。
    主人公ではないが、本当に「誰

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    2020年06月08日
  • 県警外事課 クルス機関

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    “歩く一人諜報組織”=≪クルス機関≫の異名をとる神奈川県警外事課の来栖惟臣は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てているという情報を得る。。。

    公安の一匹狼的な警察系ストーリー。(警察の一匹狼ってなると新宿鮫を思い出す。。。)
    こういった設定は小説、ドラマ、漫画等々いろいろあるけど、これは面白かった。ありきたりな(思った通りに)ストーリーは進まず、伏線もあちこちに散りばめてあり、最終的に全て回収。(含みをもたせたままの部分もあるけど)

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    2020年04月30日
  • 起爆都市 県警外事課クルス機関

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    1作目がとても良かったので、待望!
    相変わらずの高いレベルでとても良かった。前作よりも柔らかいと言うか読みやすい印象。一般受けな感じ?栗栖ってこんな軽い感じだったかな?笑笑、1つ大きな悪を軸にして、シリーズ化してほしい。次作待ってます!

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    2019年03月17日
  • 起爆都市 県警外事課クルス機関

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    最近、平和な本ばかり読んでからか、警察もんのドンパチもんが読みたくなったので購入。警察もんを書く人はすごいね。警察という組織から、よくこれだけの物語を生み出せるなと感心する。想像力というか、創造力がハンパないんだろうな、だいたいオモロいし。

    今回は米中日とややこしいし、そんなん無理やろって話だけど、それはそれで良かった。平和ぼけしてたので、シャキッとしたし、ドキドキもした。

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    2018年09月07日
  • 起爆都市 県警外事課クルス機関

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    お話が始まってすぐに休暇扱いにされて外事の任務に就かされるので、交番勤務に飛ばされた意味があんまりないような。
    駆け引きや緊張感があって面白いし、なにより地元の話なので風景がよくわかって楽しい。ラストシーンは映画みたいで好きだけど、全体としてはちょっとすっきりしないかな。

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    2018年06月15日
  • 県警外事課 クルス機関

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    うそ、やだ、このミスなのに?
    珍しく面白かった。笑
    良く調べてしっかり書きました、と言う感じ。これ、続くよね?いや、続きないと逆にダメだよな。

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    2017年10月15日
  • 県警外事課 クルス機関

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    初読み作家。2017年”このミス大賞”優秀賞受賞作品。
    別名“クルス機関”を持つ、神奈川県警外事課の来栖惟臣。北朝鮮による大規模テロの情報を得て、捜査を開始する。関係者が次々と殺される中、違法な手段をも用い北の工作員を追い詰める。。。
    場所柄知っているところも多く、風景がすぐに頭に浮かび、楽しく読めた。警察(公安・スパイ)モノが好きな方にはお勧め。呉はちょっと隙が甘いのでは?

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    2017年08月21日
  • 県警外事課 クルス機関

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    外国の諜報員は、きっと普通の生活にカモフラージュされて活動してるんだって改めて考えると恐ろしい。なんだか物騒な世界情勢に傾きつつある現在、余計に日本人って平和なんだなぁって。だからって武力化を推奨する訳じゃないんだけど。

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    2017年04月09日
  • 革命の血

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    1989年、公安のスパイだった大学生・沢木は神奈川県警の公安刑事吾妻の命を受けて、自身が通う大学の、ある組織を監視していた。接近したのが組織の幹部の娘とされる文目(あやめ)。2人は県警と警視庁と合同で立てられたプロジェクトに深入りしていくが、その計画は頓挫した。
    30年後、そのかつての計画に、公安刑事となっていた沢木が分け入ると官邸、警察、過激派、それぞれの思惑が絡まった国家の陰謀が見えてきた。(帯より抜粋)

    エンタメとして楽しく読みました
    平成元年から末期・改元前夜までの30年を行き来しながら話が進みます

    ハードボイルドには苦手意識があったのですが、見方を変えてくれた一冊です

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    2024年06月06日
  • 起爆都市 県警外事課クルス機関

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    この手のジャンルはあまり読んでいない。
    なので大風呂敷になかなか馴染めない。スピード感があってオモシロいけど登場人物というか関係者の多さに事象が整理しきれない。きっといろんなことが読みきれていないんだろうな。確認しようとは思わないけど。

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    2024年05月30日
  • 革命の血

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    家族のお勧めと言う事で。乾いた文体が好きなのを知ってくれてるのは嬉しい。
    公安と警察、左翼、の関係を時を隔てて描いているが、私にはそこに興味なくて盛り上がらなかった。後日談がもっとあれば良かったのかも。

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    2024年04月26日