県警外事課 クルス機関

県警外事課 クルス機関

715円 (税込)

3pt

“歩く一人諜報組織”=《クルス機関》の異名を持つ神奈川県警外事課の来栖惟臣(くるすこれおみ)は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てているという情報を得る。違法な囮捜査を駆使して工作員を追う来栖。一方そのころ、北の関係者と目される者たちが口封じのため次々と暗殺されていた。暗殺者の名は、呉宗秀(オ・ジョンス)。日本社会に溶け込み、冷酷に殺戮を重ねる呉だったが、彼の元に謎の女子高生が現れてから、歯車が狂い始め――。桜木町、福富町、寿町、石川町――横浜を舞台に、神奈川県警・公安のエースと孤高の工作員が静かに火花を散らす。

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県警外事課 クルス機関 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    諜報、テロ、公安…この手のハードボイルドはやっぱり面白い
    裏の裏に張り巡らされた謀略が、来栖によって一枚一枚皮が剥がされていく
    テロ実行までの一週間で繰り広げられる攻防が見どころだが、ラストの緊迫感とそこで次々明らかになる真相のスピード感が凄かった
    完全解決しなかったことから続編に興味が惹かれます

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    Posted by ブクログ 2020年11月07日

    スパイ小説好きとしては、純粋に楽しめた!
    公安、警察庁、警視庁、アメリカ、中国、北朝鮮、CIA、工作員、コリアンジャパニーズ...
    そのどれかが好きな人なら、楽しめるはず。

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    Posted by ブクログ 2021年05月17日

     愛媛県庁の職員が描いたデビュー作品らしい。素人が空き時間に書いてみただけの小説かと、あまり期待せずに読み始めたのだが、読んでみるとなかなか面白かった。警察の公安が、北朝鮮のテロ事件の情報を得て、それを防ぐべく活躍するが、組織からは外れた一匹狼。普通の警察の活躍の仕方ではない。そして敵役の北朝鮮のテ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月08日

    古書店で、何の予備知識も無く購入。
    「このミス大賞」の本だから、まぁ面白いだろう、程度(^ ^;

    内容は...公安で凄腕のスパイ狩りとして知られる男が、
    「一週間後に起こる」とだけ情報が入った
    北朝鮮のテロを阻止できるかどうか...というのが大筋。

    世界の諜報部員を相手に、腹を探り合いつつの情報...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月30日

    “歩く一人諜報組織”=≪クルス機関≫の異名をとる神奈川県警外事課の来栖惟臣は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てているという情報を得る。。。

    公安の一匹狼的な警察系ストーリー。(警察の一匹狼ってなると新宿鮫を思い出す。。。)
    こういった設定は小説、ドラマ、漫画等々いろいろあるけど、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月15日

    うそ、やだ、このミスなのに?
    珍しく面白かった。笑
    良く調べてしっかり書きました、と言う感じ。これ、続くよね?いや、続きないと逆にダメだよな。

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    Posted by ブクログ 2017年08月21日

    初読み作家。2017年”このミス大賞”優秀賞受賞作品。
    別名“クルス機関”を持つ、神奈川県警外事課の来栖惟臣。北朝鮮による大規模テロの情報を得て、捜査を開始する。関係者が次々と殺される中、違法な手段をも用い北の工作員を追い詰める。。。
    場所柄知っているところも多く、風景がすぐに頭に浮かび、楽しく読め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月09日

    外国の諜報員は、きっと普通の生活にカモフラージュされて活動してるんだって改めて考えると恐ろしい。なんだか物騒な世界情勢に傾きつつある現在、余計に日本人って平和なんだなぁって。だからって武力化を推奨する訳じゃないんだけど。

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    Posted by ブクログ 2019年04月28日

    “歩く一人諜報組織”=“クルス機関”の異名をとる神奈川県警外事課の来栖惟臣は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てているという情報を得る。一方そのころ、北の関係者と目される者たちが口封じに次々と暗殺されていた。暗殺者の名は、呉宗秀。日本社会に溶け込み、冷酷に殺戮を重ねる宗秀であったが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月07日

    神奈川県警が舞台のスパイものなんて珍しい。
    優秀ながらルールを無視して暴走する公安刑事の活躍という構想は面白いものの、文章が読み難くて、テンポももうひとつ良くないところが惜しい。

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