起爆都市 県警外事課クルス機関

起爆都市 県警外事課クルス機関

748円 (税込)

3pt

4.0

数々の違法捜査で交番勤務に配置換えされている、公安警察の来栖惟臣。彼は、横浜中華街で爆破事件の起きた翌日に、警備部長の厚川から呼び出しを受けた。米兵による中国人少女レイプ事件に端を発し、対立が激化している米中両国の動向を探ってほしいという。調査を始めた来栖は、一連の事件の背後に、違法ドラッグで荒稼ぎをしている半グレ組織《ヨコハマ・カルテル》の存在があることに気付く。一方、≪マトリの疫病≫と恐れられる美人麻薬取締官の鬼塚瑛里華もまた、新種のドラッグを取り締まるため、カルテルを追いかけていた……。

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起爆都市 県警外事課クルス機関 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年10月05日

    ゴリゴリの「スパイもの」であり、殺人は普通に起きるわ、
    派手な銃撃戦もあるわ...の割には、
    不思議と「洒脱な」印象を受ける。
    松田優作より伊勢谷友介が似合う感じか(^ ^

    前作に続き、話がでかすぎて(^ ^;
    国際情勢に疎い私は、付いていくのが大変(^ ^;

    米兵による中国人少女レイプ事件に端...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月26日

    前作は来栖刑事の型破りの捜査手法が売りでしたが、本書は麻取の鬼塚さんが輪をかけて暴れているおかげで来栖刑事がむしろ常識人に見えてくるところが面白い。
    脱法ドラッグを扱う半グレ集団が暴対法に縛られて高齢化したヤクザを手玉に撮ろうとするところなんかは実際にもあり得そうな話ですが、爆弾を使った総理大臣との...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月17日

    1作目がとても良かったので、待望!
    相変わらずの高いレベルでとても良かった。前作よりも柔らかいと言うか読みやすい印象。一般受けな感じ?栗栖ってこんな軽い感じだったかな?笑笑、1つ大きな悪を軸にして、シリーズ化してほしい。次作待ってます!

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    Posted by ブクログ 2018年09月07日

    最近、平和な本ばかり読んでからか、警察もんのドンパチもんが読みたくなったので購入。警察もんを書く人はすごいね。警察という組織から、よくこれだけの物語を生み出せるなと感心する。想像力というか、創造力がハンパないんだろうな、だいたいオモロいし。

    今回は米中日とややこしいし、そんなん無理やろって話だけど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月15日

    お話が始まってすぐに休暇扱いにされて外事の任務に就かされるので、交番勤務に飛ばされた意味があんまりないような。
    駆け引きや緊張感があって面白いし、なにより地元の話なので風景がよくわかって楽しい。ラストシーンは映画みたいで好きだけど、全体としてはちょっとすっきりしないかな。

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    Posted by ブクログ 2018年09月08日

    第15回このミス優秀賞を受賞した作品の続編。
    前作の後、交番勤務に左遷させられていた来栖だったが、横浜中華街で起きた爆破事件をきかっけに、米中間の動向を探るため、公安に戻る。
    動向を探るうちに、違法ドラッグを扱う半グレ集団「ヨコハマ・カクテル」に行き着く。「マトリの疫病」と呼ばれた女性麻薬取締役官・...続きを読む

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