読書猿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
近年、私の読書スタイルは大きく変わり、実際の紙の本ではなく、電子書籍を好んで購入するようになりました。しかし、この度、手に取るとその存在感を強く感じさせる、厚さ約5センチの一冊、読書猿による「独学大全」を購入しました。この本の核となるテーマは、自らが”「何を」「どう学ぶか」を選び、それを実行に移せる能力”を身につけること。特筆すべきは、学ぶ内容のジャンルや分野を問わない幅広いアプローチです。
効果的な独学を実現するためには、ただ学ぶだけではなく、その背後にある多くの要素が絡み合っています。やる気の維持、明確な目標の設定、貴重な時間の確保、そして何より継続する意志。さらには、学びの環境を整えること、自分が知りたいと感じることを見つけるセンス、必要な資料を如何に見つけ出すか、そして情報の真偽を見極める眼、効果的な読書方法、そして知識の定着方法。これらの要素は、独学の道を進む上で欠かせないものとなっています。そして、「独学大全」は、これらの要素全てを包括した、実に55の技法を詳しく紹介しています。
中でも、「志を立てる」「目標を描く」「動機付けを高める」「時間を確保する」「継続する力」「学びの環境を整える」「自らが求める知識を発見する」「必要な資料を的確に探し出す」「知識への入口としての手法を利用する」「収集した資料を効果的に整理する」「情報の質をしっかりと吟味する」「読書の深化」「知識の定着法」「わからない点を乗り越える方法」「そして自らのオリジナルな独学法を創出する」など、各項目が緻密に、そして具体的に解説されています。この本を手にしたことで、私の独学の方法やアプローチがさらに深まることを期待しています。 -
Posted by ブクログ
テクニカルな話
●精神衛生に効きそうなもの
01 100年ルール
「これは100年後にも重要なことか?」
02 ニーバーの仕分け
変えることのできるもの/できないもの
04キャメロット
「問題がまったくないとしたら、それはどういう状態か?」
●ピレネーの地図
間違ったプランもないよりマシ
■分析
06 ティンバーゲンの4つの問い
「なぜ」は4種類ある
対象の内部から問う
1.至近要因(機構)
2.発生要因(発達)
外部から問う
3.系統進化的要因(進化・歴史)
4.究極要因(機能・適応
■仕組みを作る
●オデュッセウスの鎖
意志の力に頼らない -
Posted by ブクログ
特に印象に残った章は、
第一章
学ぶという欲求に応える為に、「中級の壁」が立ち塞がる。学び方を変えたり、学ぶことを変えたり、新しいことに目移りするのも、学んでいる欲求を満たす為であるが、結局、身についていない。
壁を越える為には、続ける習慣をシステムとして作ることが肝要である。
行動デザインシートでは、行動を分析する事で、ライバル行動を減らし、ターゲット行動を増やす。
まず4つの視点で、行動を分析する。
1.行動のきっかけの多少
2.ハードルの高低
3.ライバル行動の有無
4.褒美がすぐえられるか
例えば、ライバル行動=スマホみる時間
ターゲット行動=読書時間
で分析すると、
1.スマホ多い、読書少ない
2.スマホ少ない、読書中くらい
3.スマホ少ない、読書多い
4.スマホ速い、読書遅い
1.スマホで読書記録する。(今までの記録を見直すきっかけ)
2.一部の投稿や、オーディオブックの感想で○
3.他のアプリを消す。ネットの制限をかける。
4.ブログで、公開する。スマホのスケジュール管理で減ったら、ご褒美にするなど。 -
Posted by ブクログ
厚さと内容からまさに独学の百科事典の様相を呈している。
まず、夏目漱石と徳川家康の言葉を引用して、焦らないこと、急がないこと、の重要性を説いている。
結局この本で一番言いたかった事を一言で表すと、下記にあるように、継続は力なり、になると思う。
「学問は、ただ年月長く倦まず怠らず、励みつとめることが肝要なのだ。学び方はどのようであってもよく、さほどこだわることはない。どんなに学び方がよくても、怠けてしまってはその成果はおぼつかない。」
「独学を始めることは難しくない。しかし続けることは容易くない。我々の誰もが継続の重要性を理解している。しかしまた計画倒れを経験してもいる。続けることの難しさを痛感している。」
「学び続けることは、うまく学ぶことよりもずっと難しく、また遥かに重要である。」
「まず始めろ。あとはやり続ける。」
そして、次にどのように独学するかよりも、何を独学するか、が大事である。独学の対象の選択も大事で、自分にできることや得意なことを独学した方が良いと思う。成果が変わってくるからだ。
「事を成し遂げるために絶対に必要で、決定的に影響を与えるのは、手をつけること、着手すること。」
「<how to doどのようにすべきか>よりも<what to do何をすべきか>の方が、根本的であり、効果が大きく、優先順位が高い。」
「「どのように学ぶか」よりも「何を学ぶか」かが大事だし、「何を学ぶか」よりも「学び続けるか否か」の方が重大」
より深い理解を得るための独学として様々な方法が取り上げられている。以下にあるものは納得して役立つと思っていること。
「情報検索の基本はこの<粗から密へ>である。」
「事実と合致しないような信念は避けた方がいい。事実と合致しない信念を取り込むと、その信念と合致しない他の信念を持つことが辛くなってくる。認知的不協和ってやつだな。人間の心は一貫性を尊ぶ。」
「一度読んだらやめられないメチャクチャ面白い本を夢中になって読んだ。」いう体験が大切
「理解は最高の記憶法である。理解するという覚え方は忘れにくく、記憶した事項を再生しやすく、また応用しやすい。しかしまた理解はコストの面でも最高の記憶法である。」
「逆にできる奴は自分の能力の限界をわきまえているから、できることとできないことを切り分ける。何もかもやるのは不可能だと見切って、捨てるものは捨て、重要なことに注力する。そして有限のリソースを有効利用しようと工夫する。」
これだけ分厚い独学に特化した本が出ると思わなかった。 -
Posted by ブクログ
アイデア大全、独学大全、なぜこの2冊を買ったかと言うと自分の中では読書の革命だったからだ。中学生の頃から文学が好きで、読書家を自認していたが、今思うとそれは小説の読書であって情報を収集する、整理するための読書ではなく、その2つは大幅に異なるということに気づいた。本を汚す。書き込む。そんな読書は知らなかった。
また、その他の調べ方なども含めて、読書猿が紹介する方法は過去から先人たちが工夫を重ねてきた最新の言葉で言うところの「ライフハック」なのだ。脳の仕組みを利用して、バグを使って、偶然を使ってアイデア、思索をすると言うのは正直目から鱗であった。
本書の中でも語られているが、天才やひらめきと言うものを世間では神聖化しすぎてしまったのだ。実際はそうでもないところもあるし、天才も1人で全てを賄えたわけではないのだ。 -
Posted by ブクログ
『独学大全』で読書猿さんの事を知り、こちらも購入しました。こちらも凄いです。
難易度は1~5まであり、今の私に必要ですぐ取り掛かれそうなものは、難易度1.2(3も少し)のものが多いです。
今後も時々この本を見返してその時の自分に必要な物をチョイスして解決出来たらいいなと思います。
今の時点で取り入れること。
①バグリスト
②マイセンテンスシート
③エジソンノート
④ランダム刺激
⑤なぜなぜ分析
⑥キプリングメソッド
⑦ルビッチならどうする?
⑧デペイズマン
この中のいくつかは、自分でフォーマットを作って書き込めるように印刷しておくといいかなと思いました。