読書猿のレビュー一覧
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購入済み
独学について学べる参考書
独学について具体的にどこでどうしたら良いかが書かれていて参考になった。
この本は通しで読むというよりは、自分が必要とする部分を必要に応じて、部分的に読むだけでも良い。
目次を見て、自分が興味を持ったところから読み始めても全然OKだ。 -
Posted by ブクログ
アイデア大全に続く問題解決大全。
今回も非常にわかりやすい内容だった。
第1部 リニアな問題解決
第1章 問題の認知
01 100年ルール 大した問題じゃない
難易度1
用途と用例
・自分の判断を見直すとき
・自分の悩みの大きさを見直すとき
・自分の問題の重大さを考え直すとき
02 ニーバーの仕分け 変えることのできるもの/できないもの (かなり役立ちそう)
難易度2
用途と用例
・問題や困難に圧倒されるとき
・問題のどこから手をつけていいかわからないとき
03 ノミナル・グループ・プロセス ブレスト+投票で結論を出す
難易度2
用途と用例
・参加者の意見やアイデアをとりまとめたいとき
・集団で意思決定したいとき
・集団で目標を決めたいとき
04 キャメロット 問題を照らす理想郷という鏡
難易度1
用例と用例
・何が問題かわからないとき
・何から手をつければいいかわからないとき
05 佐藤の問題構造図式 目標とのギャップは直接解消できない
難易度2
用例と用例
・問題の構造をつかむ
・問題と原因の関係を整理する
06 ティンバーゲンの4つの問い 「なぜ」は4種類ある
難易度3
用例と用例
・理由・原因を厳密に考える
・問題に対する複数のアプローチを整理する
07 ロジック・ツリー 問題を分解し一望する
難易度2
用例と用例
・問題の原因を系統的に分析する
・解決策を系統的に網羅する
08 特性要因図 原因と結果を図解する
難易度0
用途と用例
・目標とうたのために必要な事柄を確認したいとき
・問題の原因と考えられるものを網羅したいとき
第2章 解決策の探求
09 文献調査 巨人の肩に乗る
難易度3
用途と用例
・いろんな解決策や役立つ情報があるか探したいとき
・既存の解決策を使いたいとき
10 力まかせ探索 総当たりで挑む万能解決法
難易度1
用途と用例
・どう取り組んでいいかわからない問題に取り組むとき
・参考になる知識や情報が乏しい問題に取り組むとき
11 フェルミ推定 未知なるものを数値化する (ロジック・ツリーを作って枝の先端から数値化して掛け合わせる。大雑把な計算でも利益あり)
難易度3
用途と用例
・データが不足しているが判断しなければならないとき
・曖昧なイメージや直観を数値に変換したいとき
12 マインドマップ®︎ 永遠に未完成であるマップで思考プロセスを動態保存する
難易度2
用例と用例
・情報やアイデアを整理したいとき
・思考プロセスを再利用可能な形で残したいとき
13 ブレインライティング 30分で108のアイデアを生む集団量産法
難易度2
用例と用例
・複数人でアイデアを量産する
・短時間でアイデアを量産する
14 コンセプトマップ 知識と理解を可視化する
難易度2
用途と用例
・問題や状況についての理解を確認/共有したいとき
・アイデアや解決策の関連を確認/共有したいとき
15 KJ法 混沌をして語らしめる、日本で最も有名な創造手法
難易度5
用途と用例
・雑多なアイデアやデータを総合化・図解化する
・アイデアやデータをまとめることで新たな観点や関係性を発見する
16 お山の大将 比較で判断を加速する
難易度1
用途と用例
・素早く意思決定する
・目標を定める
・取り組むべき問題を選ぶ
17 フランクリンの功罪表 線1本でつくる意思決定ツール
難易度1
用途と用例
・意思決定を支援する
・アイデアの採用/不採用を決定する
18 機会費用 「選ばなかったもの」で決まる
難易度3
用途と用例
・計画の評価をする
・計画評価の偏り(バイアス)を防ぐ
19 ケプナー・トリゴーの決定分析 二重の評価で意思決定する
難易度2
用途と用例
・複数の候補から最も適したものを選びたいとき
・複数の候補を順序づけしたいとき
第3章 解決策の実行
20 ぐずぐず主義克服シート 先延ばしはすべてを盗む
難易度2
用途と用例
・やるべきことになかなか取りかからないとき
・仕事をする気にならないとき
・やるべきことが先送りになるとき
21 過程決定計画図 行動しながら考える思考ツール (PDPC)
難易度2
用途と用例
・状況変化に対応し対策をつくるとき
・重大事件などを想定し対策をつくるとき
・問題解決を実行しながら計画を修正するとき
22 オデュッセウスの鎖 意志の力に頼らない
難易度2
用途と用例
・計画倒れを防止する
・計画通りに実行する
23 行動デザインシート 過剰行動の修正は不足行動で
難易度2
用途と用例
・三日坊主を克服したいとき
・悪い習慣をやめたいとき
第4章 結果の吟味
24 セルフモニタリング 数えることで行動を変える
難易度1
用途と用例
・解決策がうまくいったかどうかデータが必要なとき
・問題行動を減らしたいとき
・特定の行動を習慣づけたいとき
25 問題解決のタイムライン 問題解決を時系列で振り返る
難易度2
用途と用例
・自分の問題解決のステップを検討する
・問題解決の経験を血肉化する
26 フロイドの解き直し 解き終えた直後が最上の学びのとき
難易度2
用途と用例
・問題解決の経験を血肉化する
第二部 サーキュラーな問題解決
第5章 問題の認知
27 ミラクル・クエスチョン 問題・原因ではなく解決と未来を開く
難易度2
用途と用例
・ゴールをつくり出す
・問題や原因ではなく、解決や未来へ注意を向ける
28 推論の梯子 正気に戻るためのメタファー
難易度3
用途と用例
・固まったものの見方をリセットする
・思考や認識の前提を見直す
29 リフレーミング 事実を変えず意味を変える
難易度3
用途と用例
・ものの見方を変えることで行動や状況を変える
・認知を巻き込む悪循環を抜け出す
30 問題への相談 問題と人格を切り離す
難易度3
用途と用例
・問題解決が個人攻撃に陥っているとき
・問題に取り込まれ何をすればいいかわからないとき
31 現状分析ツリー 複数の問題から因果関係を把握す
難易度3
用途と用例
・複数の問題の関係を把握する
・問題を生み出している悪循環を浮かび上がらせる
32 因果ループ図 悪循環と渡り合う
難易度3
用途と用例
・悪循環・好循環を把握する
・要素間の関係を図解化する
第6章 解決策の探求
33 スケーリング・クエスチョン 蟻の一穴をあける点数化の質問 (100点満点制)
難易度1
・現状の進捗状況を把握する
・具体的目標を見いだし、次のアクションを生む
・良い例外、前向きの変化を捉える
34 エスノグラフィー 現場から知を汲み出す
難易度5
・当事者が言語化しない/できないデータが必要なとき
・潜在的なニーズや価値観を把握したいとき
オート・エスノグラフィーもあり
35 二重傾聴 もう1つの物語はすでに語られている
難易度4
用途と用例
・問題の訴えから解決の手がかりを得たいとき
・悲観主義の悪循環から抜け出す手がかりを得たいとき
第7章 解決策の実行
36 ピレネーの地図 間違ったプランもないよりまし
難易度2
用途と用例
・プランを立てることが難しいとき
・集団で意思決定をしなければならないとき
37 症状処方 問題をもって問題を制する
難易度3
・解決の努力が問題を生み出す悪循環の一部になっているとき
・意識的努力が余計に問題を悪化させているとき -
Posted by ブクログ
物事の原因を特定してそれを解決すれば問題は解決するのだと考えがち(時間に制限のある、というかスピードが求められる仕事では尚更)。
循環思考の記述の中で
・物事には沢山の要素が合わさっているよ
・それを変えられるところから、部分的にでもアプローチすることで物事は変えていけるよ
というのが書いてあり、とても新鮮に感じた。
課題に対して小さくともアプローチしてその度に次のアクションを考え実行していきたい。PDCAと言われてもピンと来ないけど、この本は違った言葉でこの概念を分かりやすく定義し解説してると思う。
思想の歴史が年表になっているのも興味深かった。 -
Posted by ブクログ
アイデアをどのように生み出すのか、というのを過去の歴史からひもといて、あらゆる角度から紹介している本。アイデアを出すための42種類の方法が章に分かれて書いてあり、絵や写真が豊富にあるので一見読みやすそうに見えるんだけど、1章1章がとにかく重く、毎日1章読むのがやっと、という感じの非常に骨太な本。
アイデアに煮詰まった時には、この本をパラパラめくって様々な解決方法を試してみれば、アイデアが出ないという事はあり得ないよな、と感じたりした。
最後の年表に至るまで、非常にずっしりとした内容の本であり、生半可な覚悟で読み始めると挫折してしまうと思う。ただ、豊かなアイデアを出したいと思う人は飛び込んで損なし。そんな本ですね。 -
Posted by ブクログ
ブログを愛読してきた読書猿さんの新著が発売されました。評価の仕事に関わってきた関係で、発想法についての書籍は乱読してきたつもりですが、このような書籍に出会ったことはなく、本書には圧倒されました。
圧倒されたのはボリュームではなく、具体的であり内容が本当に使えるように厳選されていることです。読み物として考えると、ひとつひとつの手法はやや物足りないぐらいの感触ですが、実際に手法に挑戦してみると、実践のためには過不足なく、ちょうどいい説明量なのです。
本書に書かれているいくつかの発想法の手法を実際に試してみました。マニュアルとしても優れていて素人でもすぐに実行できるように記述されています。しかしそれだけではありません。前書きに、
本書は実用書であると同時に人文書である
とあります。これこそが読書猿さんの真骨頂であり、博覧強記ぶりを活かしなぜその手法なのか、その手法や考え方が生まれてきた歴史や人物、社会、その思想的背景が語られます。これが大きな魅力で、読者はどんどん引き込まれていきます。
本書を読み、手法を試された方なら同感いただけると思いますが、実際に発想法を真面目に実行すると頭の中を掻き回されたように感じ、心地よい疲労ですがかなり疲れます。ぐったりします。自分自身が日頃いかに頭を使っていないかを思い知らされます。
読むだけではなく、マニュアルとして活用してこそ意味がある本です。テーマを持っている人が、内容をきちんと読めば思わず実践したくなります。著者が意識されているかどうかわかりませんが、本書は2020年代を生き抜くためのホールアースカタログだと思っています。広義の企画に関わる全ての人に本書をお勧めします。 -
Posted by ブクログ
巷にあふれるアイデア本と一線を画すのは、アイデアを生み出す方法が、体系的に・歴史的に・水平的に・索引的に・理論的に・実践的に解説されている点だ。こんな本がずっと手元にほしかった。
最初の思考法として紹介される「バグリスト」の項で本書のコンセプトが生み出された経緯が書かれている(しかもその思考法を使って!おしゃれ!笑)。
≪巷にあふれる「アイデア本」のバグ≫
◎古くさい
◎先達の引き写し
◎訳されていない海外のアイデア本のつまみ食い
◎なのに出典がない
◎評価法がないから改善されない
◎技法のどの部分が役立って、どの部分はいらないかを知る方法がない
◎個人の体験、思い出だけが根拠
◎心理学者のくせに、ここ何十年間の創造性研究を何もフォローしていない
◎思いつきと思索だけで実験していない
◎ビジネス書系のアイデア本はアカデミックな創造性研究を知らず、研究者はビジネス系を無視している
◎成功したクリエイターのハロー効果だけの企画で中身がない
◎ほかの分野に類似の方法があっても知らんぷり
◎相変わらずの無意識頼み…etc.
この「バグ」に共感できたアイデア本嫌いも、アイデア本読まず嫌いも、アイデア本マニアも、読むべし。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本の著者も「夏休みの宿題にありがちな読書感想文もいらないのでは?」と
言っていますが、これにもおおいに賛同します。私も読書感想文、憂鬱でした。
まず、課題図書とかいう読む本があらかじめ決められているので、その本に
興味が持てなかったら最悪です。そして、なんとか読んで感想らしきものを
書いて提出したところで、先生が勝手に優秀と判断した子の作品が評価される
だけで、その他大勢の子には何のフィードバックもなかった気がします。
まあ、今後もこの宿題、続けるなら、まず本は自由に選ばせてあげてほしいし
みんなそれなりに一生懸命取り組んで書くのだから、出した子全員に一言でも
いいからフォローをしてあげてほしいものです。 -
Posted by ブクログ
数年前に同じ著者の問題解決大全を読んで挫折したから読み切れるか心配していたけれど杞憂だった。中高生向けの本だから平易な言葉で書かれているけど大人が読んでも役に立つことがたくさん書いてあった。
最初から最後まで読むことこそが読書だと思っていた自分にとって、最初から最後まで読まなくていいし、興味あるところだけ読んでもいい。なんなら読まなくたっていいという自由なスタンスを与えてくれた。
学校の読書感想文が嫌いなだけで読書自体は嫌いじゃなかったのでは?とか思ったりもした。
フィクションを読めば現実の物語(原因と結果)に対しての経験を積んで生きやすくなる。
人は物語の中を生きているしだからこそ物語がないと生きていけないのは首がもげるほど同意だった。
ずっと小説がnovel(新しいの意)って呼ばれるのはなんでだろうと思っていたけどあらゆる文学の中で小説が一番最後にでてきたジャンルからnovelというのを知ってめちゃくちゃ納得した。
小説は事実は変えられないが事実の意味を変えることができるのはそうだなと思ったし、だからこそ読み続けようと思った。本を読むモチベーションは間違いなくあがった。
さあ、150冊超の積読を崩そう。 -
Posted by ブクログ
1部で「本の読み方」が、
2部で「本の探し方」が解説されています。
本書は「読書を好きになる方法」ではなく
読書が苦手でも読書するための工夫や気構えが書かれています。
NHKの中高生向け講座の連載がベースになっており
全ページ会話形式なので読みやすいです!
知りたいことがピンポイントで書かれた本がなければ、その上位概念で探してみる。
目からうろこでした、、、。
例)
コーヒーについて書かれた本がない…
↓
問:コーヒーは何の一種?
↓
解:飲み物の一種
↓
飲み物について書かれた本の中にコーヒーの記述があるかも!
たぶん本書に出会ってなければこんな探し方知ることなかったと思います。
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Posted by ブクログ
自分が気になる前半部分を読みました。
この本を読めて、ずごく良かったなと思います。
理由は、小説の素晴らしさを、具体的言語化していて、なるほどなと腑に落ちたからです。
『物語は現実の意味を変える』
事実は変えられないが、自分のなかでの意味の捉え直しをすることができる。まさにこれが視野が広がって心が豊かになることだな思いました。
もう一つ。
小説の特徴は、なんといっても細かい「描写」
繊細な表現ができることが、読者のイメージをはるかに上回り、感動させることができる。
小説って、なんて素晴らしいのだろうと思いました。
それにしても…
読書感想文に「通読」は適さないというのを知って驚倒!
もっと、はやく知りたかった!